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オランダ・ハーグで、スポーツ大会「インビクタス・ゲームズ」に出席した英国のヘンリー王子とメーガン妃(2022年4月17日撮影)。(c)Sem van der Wal / ANP / AFP 【5月3日 AFP】米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)は2日、AFPに対する電子メールで、ヘンリー英王子(Prince Harry)の妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が手掛けるアニメシリーズ「パール(Pearl)」の制作を打ち切ったことを認めた。同社は2022年第1四半期決算が振るわなかったことを受け、コスト削減を進めている。 英王室を離脱し、現在は米カリフォルニア州在住のヘンリー王子夫妻は、息子アーチー(Archie)ちゃんの名をつけた制作会社「アーチウェル・プロダクションズ(Archwell Productions)」を設立し、ネットフリックスとコンテ
ネットフリックスで、あるカテゴリーが急成長を遂げている──「アニメ」だ。 過去1年のあいだに、全世界で1億世帯以上がネットフリックスでアニメを視聴。世界100カ国以上の国と地域で、人気作品トップ10にアニメ作品がランクインした。日本でも、500万世帯にのぼる会員のおよそ半数が、1カ月でアニメを約5時間視聴しているという。 また、2020年2月には、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の太田垣康男氏や「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ氏をはじめとした、人気アニメクリエーター6人との中長期的なパートナーシップを発表。さらに10月には、提携する大手アニメ制作会社を9社に拡大することで、日本発のオリジナル作品にも注力している。 そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大するアニメ戦略を支えてきたのが、ネットフリックスアニメ部門・チーフプロデューサーの櫻井大樹だ。 アニメ制作会社を経て2017年にジョイン。当時
Netflix(ネットフリックス)が、アニメ制作の現場を一変させている。 最大の変化は、企画や作画などを担う制作会社が、ネットフリックスとじかに契約を結び、これまでよりも潤沢な予算で直接、制作をコントロールできるようになったことだと言われる。クリエイティブの自由度も大幅に増したという。 日本ではテレビ局や広告代理店、制作会社などが製作委員会を組む方式が主流だが、この仕組みにも「変化」が起きている。日本的な合議制の製作委員会方式と、アメリカ的なネットフリックス方式の対立構造で語られることもあるが、実態は、それほど単純でもなさそうだ。 制作会社と直取引するネットフリックス方式 「ネットフリックスは基本的に、配信以外の権利を求めない。すさまじく合理的なやり方だ」 ある制作会社の幹部は、制作会社とネットフリックスの契約形態について、こう語る。 複数のアニメ制作会社幹部の話を総合すると、ネットフリッ
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