同性のパートナーから暴力を受けたとする女性からの申し立てを受け、裁判所がDV(配偶者・パートナーによる暴力)防止法に基づく保護命令を片方の女性に出していたことが31日、関係者の話で分かった。同性カップルを事実上の婚姻関係にあると判断したとみられ、こうしたケースが明らかになるのは初めて。関係者によると、保護命令は2007年、西日本の地裁が出した。被害者保護のため詳細は明らかにされていないが、申し
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同性のパートナーから暴力を受けたとする女性からの申し立てを受け、裁判所がDV(配偶者・パートナーによる暴力)防止法に基づく保護命令を片方の女性に出していたことが31日、関係者の話で分かった。同性カップルを事実上の婚姻関係にあると判断したとみられ、こうしたケースが明らかになるのは初めて。関係者によると、保護命令は2007年、西日本の地裁が出した。被害者保護のため詳細は明らかにされていないが、申し
円高続けば4割が工場を海外移転 6割が減益(共同通信) 直嶋正行経済産業相は27日の閣僚懇談会で、1ドル=85円台の円高が継続した場合、製造業の4割が工場や開発拠点を海外に移転するとした緊急調査の結果を報告した。最近のドルに対する円高で製造業の約6割が、ユーロでは約5割が減益になると回答。円高が企業経営に打撃を与え、産業空洞化に拍車をかける恐れが強いことが浮き彫りになった。 どうにも政府筋や日銀に危機感が見られない昨今ですが、円高が続けば4割が海外移転するとの調査結果が出てきました。海外移転するぞと凄んだところで実際に海外移転できる企業は限られてくるでしょうし、円高が是正されようとも海外移転するところは海外移転しますので、円高さえどうにかすればと言うものでもなさそうですが、4割という回答結果は重く受け止められるべきでしょう。なにしろ派遣規制を本来の水準に戻した場合に「海外移転する」と回答し
「裏で長官代えろ」「官僚に取り込まれた」=宣伝戦も過熱―菅、小沢陣営(時事通信) 9月1日告示の民主党代表選で再選を目指す菅直人首相、出馬表明した小沢一郎前幹事長をそれぞれ支持する議員は27日午前、TBSのテレビ番組に出演し、相手を批判しつつ、支持をアピール。両陣営の「宣伝戦」も過熱した。 菅陣営の寺田学首相補佐官は番組の中で、小沢氏サイドから「裏で官房長官、幹事長を代えろ、委員長を誰にしろという話があった」と暴露。小沢陣営の松崎哲久氏は「直接聞いてないことを公共の電波で言うのはおかしい」と批判すると、寺田氏は「(首相から)聞いた」と反論した。一方、小沢陣営の森裕子氏は、菅政権での2011年度予算概算要求基準に触れ「財務副大臣が『官僚に取り込まれた』と(言っている)」と官僚主導と断じた。 菅内閣があまりにも酷いだけに、現体制が続いて欲しくないという思いはないでもありません。ただ、トップが小
就任以来、オバマ大統領は景気対策を最優先に取り組んできたのは間違いありません。具体的には景気刺激策、つまりは財政出動で、公共工事や教育インフラ整備、科学技術振興など幅広い分野に税金を投入して、2年間で300万人の雇用を創出する、就任時にはそう宣言しています。その景気刺激策は、7900億ドル(71兆円)という巨額なものですが、2009年の早い時期に議会を通過して実施がスタートしています。今回スタートした「クレジットカードにおける消費者保護」もその一部ですし、JR東海が売り込みを狙っている高速鉄道構想なども入っています。 ところが、施行から1年近く経った現在でも、なかなか失業率は好転していません。下げ止まったのはどうやら確かなのですが、10%弱で張り付いたまま、好転の気配は非常に弱いのです。今でこそ、アメリカ社会も市場も10%とか9・7%という数字に慣れっこになってしまっていますが、1年前に議
つながりを生きるためには、党派の分析が要る。 「ひきこもりの治療」や「全面肯定」が、関係者への洗脳のかたちをしていないかどうか。 つながりを生きることは、必ず党派性を生きることになっている。 ひきこもる人は、孤立したカルト的党派。 意識生産の指針がお互いひどく似通うのに、連携できない。つながるとしても、その連携パターンがひどく固着していて、集団的方針をいつの間にかなぞっている*1。 「党派はいけない」というだけでは、自分だけは党派的でないみたいな言い分になる。党派性は、いつの間にか生きている無意識みたいな傾向性であり、自分の語りはすでに一定の選択を終えたあとの姿をしている。つながりを創るとしたら、そこを資源とするしかない。そして、党派性の分析を共有できるかどうか。 「科学vs現代思想」 「大陸系vs分析哲学」だけでなく、精神分析、現存在分析、制度分析、分裂分析など、分析指針それ自体が派閥を
前回、きだみのる、について紹介したのだが、彼は、村的な共同体、つまり、部落、を観察し、記述しながら(つまり、そこには、批判的な視点も当然存在する)、他方において、無理解にこういった村を全否定しようとする言説に対して、真っ向から反発する。 このアンビバレントな態度を、どう考えればいいのか。それが、この本で著者によって問われていたことだったわけでした。 私も以前、『気違い部落周游紀行』を読んだことがあっただけに、その問いの意味を2考えることは、興味深く思えました。 なぜ、きだみのる、はこういったアンビバレントな態度をとるのか。 現代においては、こういった、村的な共同体(つまり、部落)は、過去の教養のない、土民の因習として、 否定すべきもの 乗り越えるべきもの として、ガン無視される対象とされていると思うわけです。特に、 「説教好きな」知識人 にとって、そうですね。 もちろん、きだみのる、も基本
きだみのる、といって、すぐに誰だ分かる人というのはどれだけいるのか。 といっても、私もほとんど知らないが(今回は、あくまで、その一側面の紹介であることを、ご了承を)。 掲題の本は、その、きだみのる、の伝記と言っていい。この方の経歴については、この本の最後に年譜があるのでそれを見てもらえばいいが、ずいぶんと、波瀾万丈な生き方をしている。 明治生まれの彼が、慶応大の学生の頃、アテネ・フランセの創始者の、コットの下で仕事をするようになり、40歳で、フランス留学し、マルセル・モースの下で学び、パリ大学中退後の、モロッコ旅行をまとめたものとして、昭和19年に『モロッコ紀行』という本を出す。 この本の前半は、戦後絶版とされた、その『モロッコ紀行』という本を巡るものとなる。著者はこの、モロッコを旅行して、「いい植民地主義とはなにか」を考察する。モロッコは、ごぞんじのように、スペインの南の、北アフリカに位
Twitterで教えてもらったので、『SPA!』の福田和也&坪内祐三対談を読む。大阪寿司をつまみながらの対談。話題は高齢老人の行方不明問題に。 そこで福田氏が宮本常一の『忘れられた日本人』を持ち出して、家族がぼろぼろになり、地域の人間関係が薄れたのは何も最近ではないと指摘。それをうけて坪内氏は以下のようにいう。 「坪内 常一は、都市より、地方の話を書いてるじゃない? 今回の「消えた老人」は都市の話だよね。で、「都市には昔もっとコミュニティがあった」みたいなことを言う人がいるけでど、それだってけっこう鬱陶しいコミュニティだったわけだよ。その鬱陶しさより、自由がいいということで、今のようなスタイルをみんなが自発的に選んできたわけじゃん」 この坪内氏の意見には個人的に賛成する。僕も『不謹慎な経済学』で次のように書いたことがある。 人間関係の濃密化から逃れて自由な個人でありたいという選択の一方で、
――自己の技法から自己が立ち現れる―― 1984年に亡くなったフーコーは、それに先立つ数年の間、精魂をかたむけてある研究テーマに挑んでいた。それが「自己の技法(テクノロジー)」の問題系だったことは、よく知られている。 この主題を筆者なりに整理し筆者の問題圏のうちに位置づけるために、ここでは以下の資料を参照したい。すなわち、コレージュ・ド・フランス講義要旨ならびにヴァーモント大学研究セミナーの記録である。(もちろんこの間に断続的に執筆されていた――この表現は必ずしも正確ではないが他に云いようもない――『性の歴史』第2巻があるし、バークリ大学を初めとする諸大学や研究所における講演や演習の記録、いくつかのインターヴュー記事などを参照することができるが、ここではすべて割愛する。) まずコレージュ・ド・フランス講義要旨の題目は以下のとおりである。 1) 主体性と真理(1980-81年度)(『コレージ
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