タグ

ブックマーク / www.unp.or.jp (42)

  • 市場経済の世界史 « 名古屋大学出版会

    内 容 ユーラシアにおける市場経済の展開を、中世に遡る超長期的スケールと、異なる地域・時代を包摂する統一的視座で捉え、成長から自壊に至るメカニズムを、気候変動や感染症ではなく市場内部の性質から解明。歴史を理解する枠組みを大胆に刷新し、近代と経済をめぐる数々の通説に挑む。 著者紹介 B. ファン・バヴェル (Bas van Bavel) 1964年生まれ。現在、ユトレヒト大学人文学部卓越教授。2019年、経済史家としての優れた業績が認められ、オランダの傑出した科学者に与えられるスピノザ賞を受賞。経済学的な理論と緻密な実証研究のコラボレーションを通じ、経済成長と社会変容にかんする比較史的分析を多数行っている。著書に、Manors and Markets: Economy and Society in the Low Countries, 500-1600(Oxford University P

  • 歴史教育の比較史 « 名古屋大学出版会

    内 容 「歴史認識」を語る前に ——。なぜ歴史をめぐって国どうしが争うのか。世界各地で歴史はどのように教えられてきたのか。歴史家と教育学者の共同作業により、自国史と世界史との関係を軸に、四つの地域の現在までの「歴史教育」の歴史を跡づけ、歴史とは何か、教育とは何かを問い直す、未曾有の試み。 【ALL REVIEWS】序章(抜粋) 目 次 序 章 歴史教育を比較史する 第1章 中 国(1) —— 史学から俯瞰する はじめに 1 史学という前提 2 宋学という教育歴史 3 史学の変遷 —— 明清時代 4 歴史教育へ むすびに代えて 第2章 中 国(2) —— 共和国の歴史教育:革命と愛国の行方 はじめに 1 東洋史学の影響と主体性の追求 2 実証史学の影響と民族主義教育の高まり 3 唯物史観の優位とその動揺 おわりに 第3章 オスマン帝国/トルコ共和国 ——「われわれの世界史」の希求:万国史・

    judgeer
    judgeer 2023/11/22
  • 世界史のなかの東南アジア【上巻】 « 名古屋大学出版会

    内 容 世界史を動かし続けた東南アジアを、先史から現代までの全体史として描く、第一人者による決定版。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を各国史や大陸/島嶼の区別をこえた一貫した視点でとらえ、環境、宗教、ジェンダー、商業などから、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。 『世界史のなかの東南アジア』(下巻) 訳者解説(完全版) 【ALL REVIEWS】著者インタビュー 著者・訳者紹介 《著 者》 アンソニー・リード (Anthony Reid) ニュージーランド・ウェリントン生まれ(1939年)。オーストラリア国立大学太平洋アジア研究所教授、国立シンガポール大学アジア研究所所長などを経て、現在オーストラリア国立大学アジア太平洋カレッジ名誉教授。近代アチェ史研究からキャリアを始め、The Age of Commerce in Southeast Asia, c. 1450-1680, 2

    judgeer
    judgeer 2023/08/25
  • カースト再考 « 名古屋大学出版会

    内 容 宗教が異なれば社会のかたちも異なる、という図式は、当に有効なのか。生活の場を介して、カーストを含む多様な集団が相互に交錯する過程を、宗教の別をこえてトータルに把握。物乞いや聖者など宗教横断的な主体も視野に、分裂した南アジア像が覆い隠してきたものをすくいだす。 【ALL REVIEWS】自著紹介 目 次 凡 例 地 図 序 章 生きられる社会空間からの再考 1 書の問い 2 カースト概念の再考 3 宗教によって分断された地域像の再検討 4 書の研究課題と構成 第Ⅰ部 歴史・社会・空間 第1章 宗教とカーストをめぐる歴史的経緯 1 ベンガルにおけるアーリヤ化とイスラーム化 2 英領時代における分割統治政策と宗教間対立 3 印パ分離独立とバングラデシュ独立戦争 第2章 宗教とカーストをめぐる社会-空間の再検討 1 先行研究の動向 2 従来のバングラデシュ村落研究の問題点 3 書が

    judgeer
    judgeer 2023/05/06
  • 引揚・追放・残留 « 名古屋大学出版会

    内 容 日人引揚やドイツ人追放をはじめとする戦後人口移動の起源を、ギリシア=トルコの住民交換を画期とする近代国際政治の展開から解明するとともに、東西の事例を冷戦やソ連の民族政策もふまえて世界史上に位置づけ、地域や帝国の枠組みをこえた引揚・追放・残留の知られざる連関を浮かび上がらせる。 執筆者一覧 (執筆順、*は編者) *蘭 信三  (序章、第1章)    山めゆ  (第7章) 吉川 元  (第2章)       坂田勝彦  (第8章) *川喜田敦子 (第3章、終章)    野入直美  (第9章) *松浦雄介  (第4章、終章)    崔 徳孝  (第10章) 西脇靖洋  (第5章)       李 淵植  (第11章) 佐原彩子  (第6章)       中山大将  (第12章) 目 次 序 章 引揚・追放・残留の国際比較・関係史に向けて はじめに —— なぜいま引揚・追放・残留か 1

    judgeer
    judgeer 2023/05/06
  • 毛沢東論 « 名古屋大学出版会

    内 容 その男は中国に何をもたらしたのか ——。大躍進政策や文化大革命によって大量の犠牲者を出しながら、現在なお大陸で英雄視される稀代の指導者。「秦の始皇帝+マルクス」とも言われる、その思想と行動を冷静かつ大胆に分析。中国経済研究をリードしてきた碩学が、現代中国の核心に迫る。 【ALL REVIEWS】「はじめに」 目 次 はじめに 第1章 毛沢東の哲学と思想 ——「矛盾論」と「実践論」の落とし穴 1 「矛盾論」と「実践論」の構造 2 毛沢東哲学の実用性 3 毛沢東の哲学と思想に対する評価 4 毛沢東哲学の落とし穴 —— 私の解釈 第2章 毛沢東と魯迅 —— もし魯迅が革命後も中国にいたら? 1 梁漱溟に激怒する毛沢東 2 胡風事件 3 魯迅と毛沢東 第3章 階級闘争論と大衆路線 —— 毛沢東の「マルクス主義」 1 革命闘争と階級 —— 毛沢東初期階級概念の特色 2 革命後の階級概念の変化

    judgeer
    judgeer 2023/05/06
  • 社会をつくった経済学者たち « 名古屋大学出版会

    内 容 不況・戦争など直面する危機を乗り越え、福祉先進国の礎を築いた経済学者たち。ケンブリッジ学派と双璧をなしたスウェーデン経済学の全体像を、彼らの政治・世論との深いかかわりとともに初めて解明、福祉国家への合意を導いた決定的役割と、現代におけるその変容までを鮮やかに描き出す。 【ALL REVIEWS】あとがき(抄) 「名古屋の大学の先生が選んだおすすめの〇〇書フェア Vol.9」 目 次 地 図 序 章 スウェーデン社会をつくった経済学者たち 1 スウェーデン・モデルの研究 2 スウェーデン社会への経済学史的アプローチ 3 スウェーデンの経済学史 —— 既存研究と書の登場人物 4 書の構成と概要 第I部 黎明から「第1世代」の経済学者へ 第1章 「大国の時代」・「自由の時代」と重商主義 —— スウェーデン経済学の黎明 1 「大国の時代」と中央銀行の成立 2 「自由の時代」における経済

  • 鯨と捕鯨の文化史 « 名古屋大学出版会

    内 容 鯨は人間にとって重要な生活財であると同時に、その巨体はいつの時代にも人の心を魅了し、意味の産出を促す「文化的」存在でもあった。書は、捕鯨活動400年の歴史を通じて、東西の捕鯨文化を浮彫りにするとともに、自然と人間の関係を鋭く問い直した力作である。 (体価格が3,800円から3,600円に変更となります。) 目 次 はじめに —— 風を捕え、影を捉ふる 第1章 鯨の「発見」 —— 近代捕鯨の誕生 1 鯨革命の時代 2 ホエール・ウォッチングとアメリカ 3 近代捕鯨の誕生 4 スピッツベルゲン島捕鯨 —— 法律論争と情報戦争 5 北極圏捕鯨の実際 第2章 ヤンキー・ホエーラーズ 1 ヤンキー・ホエーラーズの誕生 2 拡張の論理(1)—— 大西洋 3 拡張の論理(2)—— ケープホーンと捕鯨 4 拡張の論理(3)—— オーストラリア 5 拡張の論理(4)—— 太平洋 6 拡張の論理(

    judgeer
    judgeer 2022/11/01
  • 中国出版文化史 « 名古屋大学出版会

    内 容 春秋時代の書籍成立から印刷の誕生をへて明末の書物普及までの、二千年にわたる書物の文化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、さまざまな相に光をあてるとともに、知のあり方はもちろん、帝国の政策やイデオロギーとの関係など、政治・社会との相互作用に注目し、全体像を描き出す。 目 次 はじめに 前 編 第1章 書籍の成立 書籍なるもの 著 書 蔵 書 読書の学 第2章 帝国の秩序と書籍 焚書坑儒 燼余の書 書は積もりて丘山のごとし 漢が経書を亡ぼした? 専門の学 『史記』と漢朝 第3章 帝国の黄昏 再建された帝国 蔵書の難 博く学ぶ 需要の高まり 二世紀の書物事情 第4章 自己主張する「文章」 新しい世界の主人公 著述による不朽 盗作、仮託 経史子集 玄儒文史 音楽、書物、酒 第5章 貴族の蔵書とその周辺 書を好む 晋代の蔵書 家々に文史あり 鈔 書 王羲之の大盤ぶるまい 洛陽の紙貴し 斉

  • 歴史は現代文学である « 名古屋大学出版会

    内 容 文学的ゆえに科学的? 真実と物語のあいだで揺れ動き、その意義を問われてきた歴史。ポストモダニズムの懐疑を乗り越えた後で、いかにして「歴史の論理」を立て直すことができるのか。自らの実践に基づき、社会科学と文学の手法を和解させ、歴史記述を刷新するための挑戦の書。『メタヒストリー』以後の新たな歴史論であり、好評既刊『私にはいなかった祖父母の歴史』の姉妹編。 【ALL REVIEWS】『図書新聞』書評(2019年1月1日号、第3381号、評者:鹿島徹氏) 著者紹介 イヴァン・ジャブロンカ (Ivan Jablonka) 1973年生まれ。現在,パリ第13大学教授。書の実践編でもある『私にはいなかった祖父母の歴史』(2012年。邦訳は田所光男訳、名古屋大学出版会、2017年)によってアカデミー・フランセーズ・ギゾー賞、歴史書元老院賞、オーギュスタン・ティエリ賞を受賞。ほかの著作に『レティシ

  • 経済社会の歴史 « 名古屋大学出版会

    執筆者一覧 (執筆順、*は編者) *中西 聡 (序章、第7章、終章、入門ガイド)   二谷智子 (第6章) 松沢裕作 (第1章、テーマⅠ、入門ガイド)    永島 剛 (解説6) 小島庸平 (解説1)               満薗 勇 (解説7) 山内 太 (第2章)               恒木健太郎(テーマⅢ、テーマⅣ) 西澤泰彦 (解説2)               湯澤規子 (第8章) 高柳友彦 (第3章、解説3、テーマⅡ)       大門正克 (解説8) 小堀 聡 (第4章、解説4)            榎 一江 (第9章、解説9) 髙橋美由紀(第5章)               竹内祐介 (第10章、解説10A) 牧野邦昭 (解説5)               松浦正孝 (解説10B) 目 次 序 章 身近な生活から地域の環境を考えよう 第Ⅰ部 地域社会と生活

  • アメリカ合衆国と中国人移民 « 名古屋大学出版会

    内 容 アジアから問い直す —— 。奴隷国家から移民国家へ転換したとされるアメリカ。しかし、そこには「中国人問題」が存在した。南北戦争後の国家と社会の再編のなか、アメリカの帝国的拡大と人種やセクシュアリティや労働の問題が交錯する〈アメリカ人〉の境界画定の動きを、多角的かつ重層的に読み解き、アメリカ史像の核心をうつ力作。 目 次 序 論 1 問題設定 —— アジアから問う「移民国家」アメリカの生成 2 書の分析枠組み —— 研究史の批判的考察 第Ⅰ部 南北戦争・再建期の「中国人問題」移民流入~1882年 第1章 移民と「苦力」 —— 奴隷解放期のグローバル・ヒストリー はじめに 1 苦力・中国人移民流出のはじまり —— 世界システムと珠江デルタ地域 2 中国人移民の渡航システムと苦力規制の動き 3 清朝政府の移民政策と多様な海外ネットワーク 結び 奴隷国家から移民国家への険しい道 第2章 

  • 近世貨幣と経済発展 « 名古屋大学出版会

    目 次 序 章 書の視角と課題 第Ⅰ部 貨幣流通から見る近世日経済 第1章 近世経済の制度的枠組み はじめに 1 徳川の平和 —— 制度的安定 2 市場規模拡大のための諸制度 3 経済インセンティブの成立 むすび 第2章 近世経済発展と貨幣 はじめに 1 石高制のなかの貨幣 2 近世貨幣の多様性と統合化 3 小額貨幣と経済発展 むすび 第3章 近世銭相場の変動と地域比較 はじめに 1 東日の銭相場 2 西日の銭相場 むすび 第4章 徳川時代の貨幣数量 —— 金・銀・銭貨在高の推移 はじめに 1 金銀貨在高の推移 2 銭貨在高の推移 3 徳川期三貨流通量の推移 —— むすびにかえて 第5章 近世の日中国・朝鮮における貨幣経済化 はじめに 1 3国の貨幣制度と流通貨幣の推移 2 データの整備方法 3 貨幣経済化の3国比較 むすび 第Ⅱ部 近世紙幣論 第6章 近世紙幣の流通実態 はじ

  • 世俗の時代【上巻】 « 名古屋大学出版会

    著訳者紹介 (所属等は初版第1刷発行時のものです。) 【著 者】 チャールズ・テイラー (Charles Taylor) 1931年、カナダ生まれ。オックスフォード大学にて博士号(哲学)取得。マギル大学などで教鞭をとり、現在、同大学名誉教授。政治哲学をはじめ、自己論・道徳論・言語論・宗教論などの分野において研究を積み重ねてきた哲学者であり、テンプルトン賞、京都賞などを受賞。書『世俗の時代』(2007年)は、『ヘーゲル』(1975年)、『自我の源泉』(1989年)に続く第三の主著として位置づけられる。ほかの著作に、『今日の宗教の諸相』(2002年)、『実在論を立て直す』(共著、2015年)など。 【訳 者】 《監訳者》 千葉 眞(序章・第1~3章・5章) 《訳 者》 木部尚志(第4章) 山岡龍一(第6章・7章) 遠藤知子(第8~11章) 目 次 はじめに 凡 例 序 章 第Ⅰ部 改革の仕事

  • 歴史としての日教組 « 名古屋大学出版会

    2024年5月30日出来予定 ヴェニスのユダヤ人 リッカルド・カリマーニ 著 藤内哲也 監訳/大杉淳子 訳 A5判・上製・392頁 税込6,930円/体6,300円 ISBN 978-4-8158-1156-3 Cコード 3022 詳細を見る 2024年6月6日出来予定 国際政治経済学[第2版] 田所昌幸・相良祥之 著 A5判・並製・362頁 税込2,970円/体2,700円 ISBN 978-4-8158-1157-0 Cコード 3030 詳細を見る 2024年6月12日出来予定 日統治下の台湾 平井健介 著 四六判・上製・400頁 税込3,960円/体3,600円 ISBN 978-4-8158-1158-7 Cコード 3022 詳細を見る 2024年5月15日出来 社会科学の考え方(第8刷) 野村 康 著 A5判・上製・358頁 税込3,960円/体3,600円 ISBN

  • 黒船来航と琉球王国 « 名古屋大学出版会

    内 容 ペリーはまず沖縄にやって来た。—— 19世紀、次々と現れる列強の、布教をふくむ開国要求にさらされ、「鎖国」の防波堤とされた琉球の人々。彼らはいかに対応したのか。幕府や薩摩藩の姿勢は? 東アジアの変動のなか、外圧と内圧の狭間におかれた〈境域〉の経験から、琉球と欧米との交渉過程を初めてトータルに描く。浦賀中心では見えない、新たな開国史。 目 次 凡 例 序 章 第Ⅰ部 布教の戦場 第1章 フランス船の来航 はじめに 1 フランス・インドシナ艦隊アルクメーヌ号の来航 2 フランス「総兵船」の来航 第2章 宣教師たちの滞留 はじめに 1 宣教師たちによる布教活動の展開 2 ベッテルハイムの処遇に苦慮する琉球王府 第3章 薩摩藩による琉球守備兵派遣の偽装工作 はじめに 1 偽りの守備兵派遣 2 阿部正弘と調所笑左衛門・島津斉彬 3 第三次守備兵派遣 第4章 布教をめぐる攻防 はじめに 1 フ

  • ラテンアメリカ経済史 « 名古屋大学出版会

    著者紹介 ビクター・バルマー=トーマス (Victor Bulmer-Thomas) 1948年生まれ。ロンドン大学ラテンアメリカ研究所(ILAS)所長を経て、現在は英国国際問題研究所(Chatham House)所長。英国のみならずヨーロッパを代表するラテンアメリカ経済の研究者である。 書では、計量経済学の手法を駆使しながら、歴史学、政治学など幅広いアプローチで植民地時代から現在までのラテンアメリカ経済史を丹念に分析した。書のスペイン語版、中国語版は好評を博し、国際的にも高い評価を受けている。 編著に、United States and Latin America: The New Agenda, Harvard University Press, 1999 がある。 (所属等は初版第1刷発行時のものです。) 目 次 はじめに 第1章 ラテンアメリカの経済発展 —— 展 望 第2章 

  • インド経済史 « 名古屋大学出版会

    内 容 古代以来、有数の巨大経済でありながら看過されてきた、独自の発展のダイナミズムとは何か。地理・気候から商品・技術・知識まで、インドの固有性と世界経済との接続の効果を縦横に論じ、アジアとヨーロッパを結ぶ経済の全体像を浮かび上がらせた、地域史からのグローバル・ヒストリー。現代の興隆への道筋をも示す。 著者紹介 ティルタンカル・ロイ (Tirthankar Roy) ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)教授。専門は経済史。A Business History of India: Enterprise and the Emergence of Capitalism from 1600 (2018) , The Economy of South Asia: From 1950 to the Present (2017) など多数の著書がある。 (所

  • 平和構築を支援する « 名古屋大学出版会

    内 容 リベラル平和構築論を超えて ——。15万人に及ぶ犠牲者を出し、日も関わるアジアの代表的地域紛争の和平をいかに実現すべきか。徹底した現地調査により、分離独立紛争とその影に隠れた実態を解明、外部主導の支援の限界を示して、現地社会の視点をふまえた平和構築のあり方を考える。 【ALL REVIEWS】あとがき 目 次 略語表 地 図 はじめに 序 章 リベラル平和構築論とミンダナオ紛争 1 なぜ「平和構築」が重要なのか 2 先行研究の批判的検討 3 分析概念 4 調査手法と制約 5 主な用語の説明 6 書の構成 第1章 海域イスラーム社会から米国による国民国家形成へ はじめに 1 ミンダナオ・スールーの基層社会とイスラーム受容 2 東南アジアのイスラーム化とミンダナオ・スールーにおける受容 3 ミンダナオ・スールー地域でのイスラーム王国の設立と発展 4 米国・日植民地政府によるフィリ

  • 世界史のなかの東アジアの奇跡 « 名古屋大学出版会

    内 容 脱〈西洋中心〉のグローバル・ヒストリー。—— 豊かさをもたらす工業化の世界的普及は、日をはじめとする「東アジアの奇跡」なしにはありえなかった。それは「ヨーロッパの奇跡」とは異なる、分配の奇跡だった。地球環境や途上国の行方も見据え、複数の発展径路の交錯と融合によるダイナミックな世界史の姿を提示する、渾身のライフワーク。 【ALL REVIEWS】序章(抜粋) 目 次 序 章 東アジアの奇跡の意味するもの 1 書の課題 2 ヨーロッパの奇跡から東アジアの奇跡へ 3 グローバル・ヒストリーへの3つの視点 4 書の構成 第Ⅰ編 東アジア型経済発展径路の成立と展開 第1章 勤勉革命径路の成立 1 はじめに 2 勤勉革命径路 3 西ヨーロッパとの比較 4 日の位置 第2章 労働集約型工業化の成立と展開 1 はじめに 2 労働集約型工業化の成立 3 労働集約型工業化の展開 4 むすび 第