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沖縄に関するkanoetatsuのブックマーク (305)

  • <主張>辺野古工事 県は妨害活動黙認するな 社説

    米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向け、防衛省が軟弱地盤のある海域で護岸工事に着手した。 新たな護岸を海中に造成後、土砂を投入して埋め立て、滑走路などを建設する。全ての工事が終わって移設が完了するのは令和18年以降になる見通しだ。 市街地に隣接する普天間飛行場の危険性を除去するための移設である。工事の格化を、県民の負担軽減への大きな一歩と受け止めたい。政府は着実に進め、県も協力すべきだ。 辺野古の埋め立て工事は平成29年に始まり、全体の4分の1にあたる南側はすでに陸地化している。北側では軟弱地盤が見つかり、防衛省が令和2年に地盤改良の設計変更を申請したが、県は承認しなかった。 このため政府は裁判での勝訴を経て、昨年末、県に代わって承認する「代執行」を行い、準備を進めてきた。今回の護岸工事は代執行に基づくもので、護岸の内側に約7万1千のくいを打ち込み、地盤を改良す

    <主張>辺野古工事 県は妨害活動黙認するな 社説
  • 玉城デニー派は総崩れ…「オール沖縄」大敗 那覇支局長・大竹直樹 - 月刊正論オンライン

    夕刊フジ写真 沖縄県議選の結果を受け、記者団の取材に応じる玉城デニー知事=17日午前0時35分、那覇市(大竹直樹撮影) 県政を揺るがす「地殻変動」だ―。 六月十六日に投開票された沖縄県議選(定数四十八)の結果を評し、ある自民党沖縄県連関係者はこうつぶやいた。 今回の選挙で、玉城デニー知事を支持する共産、立憲民主両党などの県政与党は過半数を割り込む二十議席(改選前二十四議席)にとどまり、自民党など不支持派が二十八議席(同二十四議席)と躍進した。派閥政治資金パーティー収入不記載事件の影響をはじめ、政権与党である自民、公明両党に逆風が吹く中、公認候補全員が当選。一方で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を打ち出した故・翁長雄志前知事の下に結集し、後継の玉城氏も支えていた「オール沖縄」勢力は、翁長氏が県知事に初当選した平成二十六年以来、県議会での過半数を初めて失った。 「私

    玉城デニー派は総崩れ…「オール沖縄」大敗 那覇支局長・大竹直樹 - 月刊正論オンライン
  • <主張>辺野古ダンプ事故 危険な抗議活動をやめよ 社説

    沖縄県や県警が適切に対応していたら、防げた事故だったのではないか。 同県名護市安和(あわ)の国道で6月、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議する女性と警備員の男性がダンプカーにひかれ、男性が死亡する事故が起きた。女性は足を骨折した。 現場では数年前から、辺野古移設工事に使う土砂を運搬するダンプカーの前を反対派がゆっくりと歩いて妨害する抗議活動が行われていた。車道に出た女性を警備員の男性が制止しようとして、左折中のダンプカーに巻き込まれたとみられる。 何に抗議するのも自由だが、危険な行為は許されない。事故を招くような抗議活動は即刻やめるべきだ。 玉城デニー知事は事故について、「県民の安全に責任を持つ者として極めて遺憾だ」と述べた。その上で沖縄防衛局に対し、安全対策が十分講じられるまで土砂の運搬作業を中止すべきとの考えを示した。作業は10日現在、中断している。 これはおかし

    <主張>辺野古ダンプ事故 危険な抗議活動をやめよ 社説
  • 過熱する沖縄の抗議活動…危険な牛歩、首相に「死ね」も許されるのか 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考(46)

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    過熱する沖縄の抗議活動…危険な牛歩、首相に「死ね」も許されるのか 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考(46)
  • 牛歩の市民団体「警備員の合図に問題」「飛び出したわけではない」 辺野古ダンプ事故

    沖縄県名護市安和(あわ)の国道で6月28日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に対する抗議活動をしていた女性がけがを負い、警備中の男性が死亡した事故で、牛歩による抗議活動をしている市民団体のメンバーが1日、産経新聞の取材に応じ、「危険な行為ではないという認識だ」と語った。事故に巻き込まれ、足の骨を折る重傷を負った那覇市の無職女性(72)は「あえて飛び出したわけではない」と説明しているという。 現場は辺野古移設工事に使う土砂を搬出する安和港の近く。土砂搬入のダンプカーに抗議するため車道に出た女性を名護市の警備員、宇佐美芳和(よしかず)さん(47)が止めに入り、その際、左折したダンプに2人とも巻き込まれたとみられている。 今回の事故現場や隣接する部町内の土砂搬出港近くで抗議活動をしている市民団体によると、牛歩で抗議者が道路を横断し終わると、警備員がダンプカーに合図を送り、1

    牛歩の市民団体「警備員の合図に問題」「飛び出したわけではない」 辺野古ダンプ事故
  • <主張>在沖米兵の事件 外務省の未伝達許されぬ 社説

    少女をわいせつ目的で誘拐した米兵が起訴されていたことを受け、記者団の取材に応じる沖縄県の玉城デニー知事=6月25日、県庁 沖縄県内で昨年12月と今年5月、米兵によるとみられる性的暴行事件があり、不同意性交の罪などで2人が起訴されていたことが相次いで発覚した。 被害女性の人権を踏みにじり、住民の安全・安心を揺るがすもので断じて許されない。在沖米軍は綱紀粛正と再発防止に、徹底して努めなければならない。 一方、米兵の起訴後も外務省は県に情報を伝えず、県警も報道発表しなかった。そのことが県や県民の反発を招いている。県民が知るべき事柄であるのは明らかで、外務省と県警には猛省を求めたい。 昨年12月の事件は、沖縄県内の公園で米空軍の兵長(25)が16歳未満の少女に声をかけて車で自宅に連れ去り、下半身を触るなどのわいせつ行為をしたとされる。 県警が米側の協力を得て任意で捜査し、今年3月、那覇地検がわいせ

    <主張>在沖米兵の事件 外務省の未伝達許されぬ 社説
  • 死亡の警備員、車道に出た抗議女性を止めようとしたか 辺野古ダンプ事故

    沖縄県名護市安和(あわ)の国道で28日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に対する抗議活動をしていた女性がけがを負い、警備中の男性が死亡した事故で、県警名護署は同日夜、亡くなったのは名護市の警備員、宇佐美芳和(よしかず)さん(47)だったと明らかにした。抗議活動をしていた那覇市の無職女性(72)は足の骨を折る重傷だった。 捜査関係者によると、現場は辺野古移設工事に使う土砂を搬出する安和港の近く。土砂を搬入するダンプカーに抗議するため車道に出た女性を宇佐美さんが止めに入り、その際、左折したダンプに2人とも巻き込まれた可能性もあるとみて、事故に至る詳しい経緯を調べている。 土砂の搬出港付近では、プラカードを持ってダンプカーの前をゆっくりと横断する「牛歩」を行い、土砂の搬入を遅らせようとする市民もいる。ダンプカーにはねられた女性が「牛歩」を行っていた可能性もあり、名護署が周

    死亡の警備員、車道に出た抗議女性を止めようとしたか 辺野古ダンプ事故
  • 「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」

    追悼式の会場近くで大声で抗議し、警察官らに取り囲まれた女性(中央)=23日午後、沖縄県糸満市(大竹直樹撮影) 「慰霊の日」を迎え、「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日、式典会場の近くで「銃弾持って帰れ」などと大声で抗議する人が現れ、県職員らが制止する一幕があった。公園の外で「沖縄・アジア・中国を戦場にするな 自衛隊ミサイル配備反対」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。 玉城デニー知事は式典終了後、「慰霊の式典なので、できるだけ静謐(せいひつ)な環境で(式に)臨んでいただきたいとお願いしていた」と述べる一方で、「あのような声が出たということも、県民あるいは(式に)参加された方々の思いの吐露なのだろうと受け止めている」との認識を示した。 追悼式の会場に向かって掲げられた横断幕=23日午後、沖縄県糸満市(大竹直樹撮影)追悼式で岸田文雄首相のあいさつが始まった23日午後

    「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」
  • <主張>沖縄慰霊の日 史実を歪めず追悼したい 社説

    沖縄戦の終結から79年となる「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では23日、「沖縄全戦没者追悼式」が営まれる。 熾烈(しれつ)な地上戦となった沖縄戦では、日の軍民約18万8千人が亡くなった。米軍は約1万2千人が命を落とした。 その犠牲の上に現在の平和があることを思い、全ての戦没者に哀悼の誠をささげたい。同時にこの平和を、守り抜くことを誓いたい。 沖縄戦は、沖縄の慶良間諸島に米軍が上陸した昭和20年3月26日から、摩文仁で守備隊の牛島満第32軍司令官が自決し、組織的戦闘が終結した6月23日まで3カ月間続いた。 沖縄を守ろうと九州などからも陸海軍の特攻機2571機や空挺(くうてい)隊が出撃した。県内の中等学校生らも鉄血勤皇隊やひめゆり学徒隊などに動員され、多くが戦没した。 秋待たで 枯れ行く島の 青草は 皇国の春に 甦(よみがえ)らなむ 牛島司

    <主張>沖縄慰霊の日 史実を歪めず追悼したい 社説
  • 沖縄県議選、不支持派勝利で知事、民意の後ろ盾失う 生活に直結の課題なおざり

    沖縄県議選から一夜明け、県庁で記者団の取材に応じる玉城デニー知事=17日午後、那覇市(大竹直樹撮影)任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)の開票結果が17日未明に確定した。玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力が大幅に議席を減らす一方、知事を支持しない保守系勢力が16年ぶりに過半数を奪取。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対のワンイシュー(単一論点)で国との対決姿勢を強めてきた玉城県政に県民が厳しい評価を下した形だ。 「辺野古に反対の民意は弱まっていない」。県議選から一夜明けた17日、玉城知事はこう強調した。国との法廷闘争では県の敗訴が確定した後も、「民意」を盾に司法判断を拒絶し続けた玉城知事にとって求心力の低下は避けられそうにない。 改選前は知事支持派と不支持派が24議席ずつで拮抗(きっこう)していたが、政治資金問題で逆風を受ける中、自民は今回、公認候補の20人全員が当

    沖縄県議選、不支持派勝利で知事、民意の後ろ盾失う 生活に直結の課題なおざり
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  • 連敗の自民、反転攻勢へ現地入り控える「ステルス戦」展開 沖縄県議選 

    沖縄県議選が告示され、候補者の第一声を聞く人たち=7日、沖縄県名護市7日に告示された沖縄県議選(16日投開票)の行方を自民党が注視している。派閥パーティー収入不記載事件で逆風が吹く中、自民は4月の衆院3補欠選挙や5月の静岡県知事選などで公認または推薦した候補者が相次いで敗れ、悪い流れを断ち切りたいためだ。政治資金規正法改正案の衆院通過後初の注目選挙でもあり、自民は党幹部の沖縄入りを控える「ステルス作戦」で連敗をい止め、党勢の立て直しにつなげたい考えだ。 「沖縄が抱えているさまざまな課題を解決していく。(知事選が行われる)2年後に県政を奪還する。今回の県議選は絶対に負けられない」 5月28日、自民の茂木敏充幹事長は党部で行われた沖縄物産展の開会式でこう訴え、県議選へ注力する考えを示した。岸田文雄首相(党総裁)も会場に姿を見せ、かりゆしウエアやソーキそばを購入した。

    連敗の自民、反転攻勢へ現地入り控える「ステルス戦」展開 沖縄県議選 
  • 左派勢力に流されていませんか 米国に抗議、中国には無言 産経新聞単独取材に玉城知事は 論説委員の聞く力

    インタビューに応じる沖縄県の玉城デニー知事=那覇市の県庁(大竹直樹撮影)知事に問う その姿勢で県民を守れますか?東・南シナ海で軍事圧力を強める中国から日を守るため、政府は防衛力強化に力を入れている。だが、その最前線に位置する沖縄県では玉城デニー知事(64)や左派勢力が基地問題などに反発し、国と県との対立は深まる一方だ。なぜ、政府方針に反対するのか、それで県民の命を守れるのか―。玉城氏が知事として紙の単独インタビューに応じるのは初めてだ。令和2年春から3年半、那覇支局長を務めた筆者が、玉城氏の音に迫った。 ◇ 「過重な基地負担、固定化するもの」《最大の懸案は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画だ。反対する玉城氏は国と裁判闘争を続け、昨年9月の最高裁判決での全面敗訴後も国の申請を許可しなかった。移設完了の時期は見通せない状況である》

    左派勢力に流されていませんか 米国に抗議、中国には無言 産経新聞単独取材に玉城知事は 論説委員の聞く力
  • <主張>先島諸島避難計画 沖縄県は政府に協力せよ 社説

    台湾有事や尖閣諸島(沖縄県石垣市)への軍事侵攻を念頭に、沖縄・先島諸島の住民らを全員避難させる計画づくりが進んでいる。いわゆる非戦闘員退避活動(NEO)だ。政府は内閣官房に検討班を設け、令和6年度内に全員避難の初期計画を策定する方針だ。 先の大戦末期、沖縄の地上戦で多数の県民が犠牲になった。有事を招かないよう外交で最大限努力するのは当然だが、中国の強硬姿勢は改まらない。万一の事態に備える必要がある。 NEOは国民を守る上で欠かせない活動で、政府と自治体は真剣に備える責務がある。 政府は、外国の武力攻撃が予測されれば、台湾に近い先島諸島の石垣市、宮古島市、与那国町など5市町村の全住民約11万人と観光客約1万人を、沖縄県外の九州各県と山口県に避難させることにしている。 住民らの輸送には民間の航空機と船舶を用いるが、沖縄県の試算では完了までに最短でも6日程度かかる。空港施設などのインフラ整備が欠

    <主張>先島諸島避難計画 沖縄県は政府に協力せよ 社説
  • 飛行時間7分〝日本一短い航空路線〟廃止へ「苦渋の選択」 世界に5機の特別仕様で運航

    北大東空港から南大東空港へと向かうDHC-8-400CC型機=3月18日、沖縄県北大東村(大竹直樹撮影) 飛行時間わずか約7分-。沖縄島から東に360キロほど離れた南大東島と北大東島を結ぶ「日一短い航空路線」が7月末の運航を最後に廃止される。8月以降、両島間の航空機での移動は700キロ以上も遠回りしなければならず、地元では観光への影響を懸念する声も出ている。プロペラ機が1日に片道1便だけ飛ぶローカル路線ながら、高い利用率を誇る離島の生命線。直線距離約13キロの最短航路はなぜ姿を消すことになるのか。 離陸後7分20秒で着陸「10分と短い時間ではございますが、ごゆっくりお過ごしください」 北大東空港の滑走路を飛び立った50人乗りのプロペラ機。南北の大東島を結ぶ便でしか聞けないキャビンアテンダントの機内アナウンスだ。 窓外に紺碧(こんぺき)の海が見えると、離着陸に使うランディングギア(降着装

    飛行時間7分〝日本一短い航空路線〟廃止へ「苦渋の選択」 世界に5機の特別仕様で運航
  • <主張>先島にシェルター 沖縄本島も整備急ぎたい 社説

    政府が、侵略者の攻撃から国民を守るシェルター(避難施設、防空壕(ごう))の整備に関する基方針と技術ガイドラインをまとめた。国民保護を進める政府の対応を支持する。 ロシアウクライナ侵略を目の当たりにした岸田文雄首相は「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」と語ってきた。その危機感は正しい。危機を避ける外交努力は当然だが、有事に備えることも欠かせない。 ウクライナの被害を思い出してほしい。ミサイル、航空機、ドローン(無人機)などの攻撃から国民を守るシェルターが日でも必要なのは明らかだ。 政府は、沖縄県石垣市や宮古島市など先島諸島の5市町村で、住民らが約2週間避難できる「特定臨時避難施設」を優先整備することにした。国が財政支援して、公共施設の地下に建設する方針だ。 台湾有事が起きれば、地理的に近い先島諸島が中国軍から攻撃される恐れは否めない。 政府は、台湾有事が近づけば先島諸島の全住民を

    <主張>先島にシェルター 沖縄本島も整備急ぎたい 社説
  • 琉球国王の肖像画「御後絵」とみられる絵画、米国で見つかり沖縄返還…「国宝に匹敵」

    【読売新聞】 沖縄県は15日、太平洋戦争末期の沖縄戦で行方不明となっていた文化財が米国で見つかり、およそ80年ぶりに県の元へ戻ったと発表した。現存しないと考えられていた琉球国王の肖像画「 御後絵 ( おごえ ) 」とみられる絵画6点

    琉球国王の肖像画「御後絵」とみられる絵画、米国で見つかり沖縄返還…「国宝に匹敵」
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2024/03/16
    琉球王国でなく琉球国だろ。
  • 美しい季節「うりずん」に思う 玉城デニー知事、基地問題より子供の貧困対策を 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考

    石垣島の「こども堂」では、家庭的でオーソドックスな味にこだわったというカレーライスが子供たちに提供された=6日、沖縄県石垣市うりずん―。沖縄方言でちょうど今時分の季節を言い、「潤い初(ぞ)め」が語源とされる。草木が一斉に萌(も)え出る様子が目に浮かぶようで、美しい言葉だ。 沖縄は「うりずん南風(ばえ)」と呼ばれる心地よい春風が吹き始め、一年で最も過ごしやすい季節を迎えている。だが、緑にあふれる「美(ちゅ)ら島」に暗い影を落としているのが、子供たちの貧困の問題である。 沖縄県が令和4年3月に発表した県民意識調査では、県が重点的に取り組むべき施策(複数回答)として「子どもの貧困対策の推進」が42・1%と最も要望が多かった。ちなみに「米軍基地問題の解決促進」は4番目の22・3%だった。

    美しい季節「うりずん」に思う 玉城デニー知事、基地問題より子供の貧困対策を 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考
  • <主張>沖縄の陸自訓練場 知事の反対は理解できぬ 社説

    木原稔防衛相は沖縄県の玉城デニー知事(右)に同県うるま市に陸上自衛隊の訓練場を建設する計画を伝えた。玉城氏は計画の白紙撤回を求めた=17日午後、那覇市 (大竹直樹撮影) 木原稔防衛相が沖縄県庁で玉城デニー知事と会談し、同県うるま市に陸上自衛隊の訓練場を建設する計画を伝えた。玉城氏は白紙撤回を求めた。 安全保障政策は政府の専管事項だ。それに基づき沖縄の自衛隊は沖縄を含む日の平和を守るために活動している。 玉城氏は、県民の生命と財産を守るためにも、反対の姿勢を改めてもらいたい。 中国の軍事的脅威が高まっている。だからこそ政府は、沖縄など南西諸島の防衛力整備を急いでいる。陸自の訓練場建設計画はその一環である。 これに対し玉城氏は木原氏に「米軍基地も減らないのになぜ、これだけ自衛隊を急いで配備しなければいけないのか」と述べ、反対の意向を示した。 この発言は理にかなっておらず、当におかしい。 南

    <主張>沖縄の陸自訓練場 知事の反対は理解できぬ 社説
  • 辺野古「新基地」の違和感 浦添との矛盾が示す知事のスタンス 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考

    「国の下僕になった最高裁」と司法の最終判断を批判し、玉城デニー知事の支持を訴える横断幕=1月12日、沖縄県名護市辺野古(大竹直樹撮影)「新」という字は切りたての木を表す。『漢字源』(学研プラス)によれば、「新」には生々しいという意味もあるそうだ。 10年ほど前、中国広東省深圳市にある中国のSNS(交流サイト)最大手、騰訊控股(テンセント)の社を訪れたときのことは記憶に生々しく残っている。 高層階にある会議室の名前が「釣魚島」。尖閣諸島(沖縄県石垣市)の中国側名称だったのである。それを日人記者に堂々と見せつけるとは恐れ入った。

    辺野古「新基地」の違和感 浦添との矛盾が示す知事のスタンス 那覇支局長・大竹直樹 沖縄考