【読売新聞】 沖縄県・宮古島周辺で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの機体とみられるものが海底で見つかった。飛行中に何が起きたのか、解明に全力を挙げなければならない。 陸自の多用途ヘリ「UH60JA」は6日午後に行方不明となった。
【読売新聞】 沖縄県・宮古島周辺で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの機体とみられるものが海底で見つかった。飛行中に何が起きたのか、解明に全力を挙げなければならない。 陸自の多用途ヘリ「UH60JA」は6日午後に行方不明となった。
沖縄県・宮古島沖で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプター事故で、海上自衛隊の飽和潜水士による救助活動が待たれる中、かつて海自の潜水艦救難艦「ちよだ」に乗務し、飽和潜水士として30年以上にわたって活動した元海上自衛官、熊坂雄二さん(56)=退官時3等海尉=が産経新聞の取材に応じ、過去の救助活動の経験をもとに、今回の事故原因や経過を考察。なんとしても全員を連れ帰って-。遭難者や家族、救助に携わる後輩たちの境遇を思いやった。 「またか」。宮古島付近での事故を聞き、熊坂さんの脳裏には、過去に自身が捜索活動に携わった宮古島周辺での航空機事故が浮かんだという。平成2年2月、宮古島に緊急患者輸送に向かった陸自のプロペラ機が近海に墜落し、乗員3人と同乗の医師1人が死亡した事故だ。 当時、熊坂さんは「ちよだ」(旧艦)に乗務。現地に赴き、周辺海域や離島周辺などで約2カ月にわたって機体を捜索した。この際は特殊技術
沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が消息を絶った事故は、水深約100メートルの海底で機体主要部とともに搭乗者とみられる複数の人が確認され、14日から大きな水圧のかかる深い海で長時間作業が可能な「飽和潜水」の手法を活用した捜索活動が始まった。事故前のヘリの高度や速度などが分かるフライトレコーダー(飛行記録装置)などが回収できれば事故原因の解明が進む可能性もある。 一般的に水圧は水深10メートルで大気圧の2倍になる。事故機の機体主要部が沈んでいる海底は水深約100メートルとみられ、大気圧の11倍の水圧がかかることになる。 ボンベを使った通常の潜水の限界は50メートル程度。これに対し、飽和潜水では、潜水士が密閉した部屋の中に入って作業地点と同じ水圧下に体を慣れさせた後、カプセルに入って目標の水深まで降下することで、深海での長時間の作業が可能になる。
【読売新聞】 陸上自衛隊の第8師団長ら10人が搭乗した多用途ヘリコプター「UH60JA」が沖縄県・宮古島周辺で行方不明になった事故で、海中の捜索で複数の乗員とみられる人影が確認されたことが、政府関係者への取材でわかった。現場の海底に
沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、捜索の結果、13日夜に伊良部島の北東の海域で機体の主要部分とみられる物体が見つかった。政府関係者への取材で分かった。水中カメラの映像では物体は大きく破損しているという。付近に隊員らしい姿もあり、ダイバーが「飽和潜水」により詳しく確認する方針。 事故は13日で発生から1週間。自衛隊や海上保安庁は、発生当日から24時間態勢で坂本雄一第8師団長(55)ら10人の行方を捜索してきた。 陸自は13日、宮古島北西の洋上付近からこれまでの捜索で部品22点を回収したと明らかにした。ほとんどが機体の外側にあるもので、うち1点は機体番号が記載されていることから事故機のものと特定した。 搭乗の10人は坂本師団長ら師団司令部の幹部5人、師団傘下の第8飛行隊から操縦士と整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人。6日午後3時4
沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が消息を絶った事故は13日で発生から1週間。乗員や機体主要部の発見につながる有力な手がかりは得られていない。自衛隊や海上保安庁は範囲を広げて探しているが、機体は海底に沈んでいる可能性があり、複雑な海底の地形や潮の流れにも阻まれ、捜索は難航している。 「捜索エリアはサンゴ礁に囲まれ、海流も非常に複雑。海保の精緻な漂流予測シミュレーションを使っても、捜索範囲を絞るには困難が伴うだろう」 現場海域を管轄する第11管区海上保安本部の領海警備担当次長を務めた元3管本部長の遠山純司(あつし)氏はこう指摘する。海保は潮流や風向き、風速などを基に、人や機体がどの方向に流されているか定期的に解析。そのシミュレーション結果を活用し捜索範囲を決めている。 捜索を困難にしている要因の一つに、サンゴ礁や岩礁の多い複雑な海底地形がある。
陸自ヘリが行方不明となった沖縄県・宮古島沖の海域を捜索する航空自衛隊のヘリ。左下は海上保安庁の巡視船=11日午前 防衛省は12日、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄・宮古島で消息を絶った事故に関し、中国人民解放軍が関与した可能性について「あり得ない」との見解を示した。自民党国防部会などの合同会合で明らかにした。 国場幸之助部会長によると、防衛省側は「(中国軍の)動向を24時間把握している。事故は日本の領土・領空で起きており、関連性は確認されていない」と明確に述べた。 中国軍は事故発生と同じ6日、海軍空母「山東」が太平洋上で初めて確認されるなど活動を活発化させており、インターネット上では中国軍が何らかの形で事故に関与した可能性を指摘する投稿などが相次いだ。
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「人のようなものが浮いている」との連絡があった伊良部島北側の現場付近に集まった自衛隊員ら=8日夜、沖縄県宮古島市 8日午後7時40分ごろ、沖縄県宮古島市伊良部島北東の三角点付近の海上で、自衛隊から「人のようなものが浮いている」と119番通報があった。市消防が詳細を確認している。 現場周辺では、6日午後に陸自幹部ら10人が搭乗するヘリが消息を絶つ事故が起きており、自衛隊や海保による捜索が続いている。伊良部島は宮古島の西方に位置している。 海上保安庁関係者によると、現場は「イグアナ岩」と呼ばれる断崖で、崖下50メートルほどの海上に何かが浮いているのが見えるという。すでに陸上自衛隊や海保、消防が到着しているが、陸上からは接近できない状況が続いている。
【読売新聞】 陸上自衛隊の隊員10人を乗せたヘリコプターが消息を絶った。海に墜落した可能性が高まっている。防衛省と海上保安庁は、隊員らの救助に全力を挙げてもらいたい。 6日午後に沖縄県・宮古島周辺を飛行していた陸自の多用途ヘリ「UH
陸自ヘリが行方不明となった事故で、沖縄県・宮古島沖の海域を捜索する海上保安庁や海上自衛隊の船舶=7日午後2時39分(共同通信社ヘリから) 沖縄県の宮古島付近で起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故では、九州南部を管轄する第8師団の坂本雄一師団長が事故機に搭乗し、行方不明になった。約5千人の部隊を擁する第8師団は、南西諸島有事の際に沖縄方面へ機動展開する主要部隊と想定されており、今回の飛行は、いつ有事が起きても対応できるよう備える目的もあったとみられる。 「機体に搭乗していた坂本陸将ほか9名について、現在も発見に至っておりません」。浜田靖一防衛相は7日朝の記者会見で、夜を徹した捜索活動でも乗員の発見に至らない状況を声を詰まらせながら説明した。 陸自は戦闘部隊や後方支援部隊などで構成され、基本的な作戦部隊となる数千人規模の師団と、より小規模な旅団を15地域に置く。沖縄県を管轄する第15旅団以外は全
海上保安庁が発見、回収したヘリの回転翼の一部=7日未明、沖縄県・宮古島近海(第11管区海上保安本部提供) 陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が離陸から約10分後、沖縄県の宮古島付近で消息を絶った事故から一夜明けた7日、事故当時の状況が徐々に明らかになってきた。ヘリは通常、エンジンが止まっても惰性で回る主回転翼の力だけで徐々に降下する「オートローテーション」という操作をすれば、安全に着水できるという。だが今回は、機体に重大なトラブルが発生し、パイロットが救難信号を発する余裕もなく事故に至った可能性が高いとみられている。ほぼ予定通りのルートを飛行していたヘリに何が起きたのか。 「パイロットは『オートローテーション』に対応するいとまもなく海面に激突したのではないか」。元陸自航空学校宇都宮校長の佐藤吉信氏はこう指摘する。隊員の脱出時に発信する救難信号も確認されていないためだ。 ヘリの墜
陸上自衛隊の師団長など10人が乗ったヘリコプターが沖縄県の宮古島周辺を飛行中に消息が分からなくなる事故が起こりました。機体の一部とみられる部品が見つかりました。 陸自ヘリ航跡消失 防衛省「第8師団長も搭乗」と発表https://t.co/fcOP40liDS#nhk_news pic.twitter.com/JLu5ffjD1A — NHKニュース (@nhk_news) April 6, 2023 自衛隊や海上保安庁が引き続き捜索を行っています。 ■ 行方不明などという事があるのかと驚く声も聞かれます。 6日午後3時56分ごろ、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島の周辺を飛行中にレーダーから航跡が消えました。機体には第8師団のトップで陸将の坂本雄一師団長や、操縦士と整備員など隊員合わせて10人が乗っていたということです… 行方不明なんて事あるの!?#日本有事https://t.co/
沖縄県宮古島付近で行方不明となった陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターに搭乗していた第8師団の坂本雄一師団長(55)は、防衛省統合幕僚監部や陸上自衛隊で、防衛政策の立案に携わる中枢を担うポストを歴任してきた。 坂本師団長の自衛官としての階級は、最も高い陸将。第8師団は熊本県内に拠点を置き、九州の防衛や警備を担当する部隊で、今年3月に師団トップに就任したばかりだった。 防衛省によると、坂本師団長は北海道出身。平成3年に防衛大学校を卒業し、陸上自衛隊に入った。その後、統合幕僚監部の防衛班長や陸上自衛隊の部隊運用を束ねる陸上総隊の運用部長を務めた。報道機関の対応に当たる陸上幕僚監部の広報室長の経験もある。
【読売新聞】 6日午後3時56分、沖縄県・宮古島周辺を飛行していた陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」の機影がレーダーから消えた。陸自によると、隊員10人が搭乗しており、周辺海域で機体の一部とみられる浮遊物や油が見つかった
陸自ヘリ行方不明に関する会見に臨む森下泰臣陸上幕僚長=6日午後、東京都新宿区の防衛省(鴨志田拓海撮影) 6日午後3時56分ごろ、沖縄県・宮古島の北北西の洋上で、飛行中の陸上自衛隊のUH60JA多用途ヘリコプターが航空レーダーから消失した。陸自は事故と判断し、事故調査委員会を設置した。ヘリは地形偵察の訓練中で、坂本雄一第8師団長(55)ら隊員10人が搭乗していた。民間人への影響は確認されていない。自衛隊と海上保安庁が周辺海域を捜索している。 陸自トップの森下泰臣(やすのり)陸上幕僚長は6日夜、防衛省で記者会見し、航空事故と判断したと説明。航空機の部品のようなものが周辺で確認されたことなどを明らかにした。 陸自によると、ヘリは高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)の第8師団第8飛行隊所属。坂本師団長ら6人と操縦士2人、整備員2人が搭乗していた。6日午後3時46分に宮古島分屯基地を離陸し、
政府が、太平洋島嶼(とうしょ)国に対する自衛隊の能力構築支援活動について、軍隊を保有せず沿岸警備隊しか持たない国も対象にする方針を固めたことが25日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。太平洋地域で安全保障分野の協力を強化し、軍事・経済面で影響力拡大を図っている中国に対抗する狙いがある。政府は早ければ令和5年度から具体的な支援に着手したい考えだ。 太平洋島嶼国14カ国・地域のうち、軍隊機能を持つ国はパプアニューギニア、フィジー、トンガの3カ国にとどまっている。自衛隊は、パプアニューギニア軍やフィジー軍に対して人道支援・災害救援、衛生といった分野での能力構築支援を展開してきた。 沿岸警備隊に対する支援はこれまで、非軍事を前提とする政府開発援助(ODA)での資機材供与や海上保安庁による職員派遣などに限られ、東南アジアを中心に行われてきた。 ただ、中国の海洋進出を踏まえ、政府は、沿岸警備隊
【読売新聞】 防衛省は新年度から、自衛隊員に輸血するための血液製剤の製造・備蓄に乗り出す。外部からの購入に頼っている現在の運用を改め、有事に備えて十分な量を確保する狙いがある。負傷した隊員の治療体制を整えることで、継戦能力の強化につ
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