全域が焼失した「輪島朝市」で捜索する自衛隊員=10日午前、石川県輪島市元日に発生した能登半島地震で被害に遭われた方々が苦しんでいるときに書くべきかどうか悩んだが、こんな時だからこそ書くことにした。自衛隊の災害派遣は、どこまでやるべきかという問題だ。 「自衛隊が便利屋扱いされてしまうことになる」 防衛省関係者が懸念を示したのは、1月5日に立憲民主党が政府に提出した申し入れ書だった。能登半島地震への対応として「令和元年房総半島台風の際には、被災住宅に自衛隊がブルーシートを設置した。今回も必要なタイミングでこの措置を実施されたい」と書き込まれていた。
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