2009年の開幕に合わせてオープン予定のプロ野球、広島東洋カープの新球場。資金の調達元だった米商業デベロッパーのサイモン・プロパティ・グループが撤退したり、設計がなかなか決まらなかったりなど紆余曲折を経たのだけれど、観客定員3万人以上の天然芝オープン(屋根なし)球場となることが決定し、左右非対称(右翼100メートル、左翼101メートル)の設計案を採用。今年10月にも着工する予定なのだ。 新球場は09年のオールスターゲーム開催地にも決定したのだけど、今月20日で完成から50年を迎える現在の広島市民球場が、老朽化によって新球場完成まで待てないほどギリギリの状態で稼動しているようなのだ。 夕刊フジによると、スコアボードにある大ビジョンの使用時間が耐用限度の8000時間を超える1万1000時間以上となっており、7月6日の横浜戦(雨天中止)では、警報器が鳴り止まずに修理業者に依頼したのだそう。これは