すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「働くもののいのちと健康を守る全国センター」が発行している『全国センター通信』(10/1)に、NPO法人・自殺対策支援センターライフリンクが主催した「WHO世界自殺予防デーシンポジウム『自殺実態白書』から見えてきたこと」(9月14日開催)の内容が紹介されています。 シンポジウムの中での東京大学大学院教授・姜尚中(カンサンジュン)さんの発言が興味深かったので紹介します。 「自殺」というと個人が自分の意思で選択した「死」という印象が強い。しかし、自殺は、個人が現実には生き続けたいのに、経済的・精神的に追いつめられた結果起きる社会的なもので、「困窮死」「社会死」と呼ぶべきものではないか。 『自殺実態白書』によると、愛知県豊田市など工業地帯、企業城下町とされる地域での自殺者が多い