日本国民がほぼ忘れかけているt.A.T.uミュージックステーション出演ドタキャン事件。代役をかってでたミッシェルガンエレファントの生ライブ(西川貴教がラジオで同じレコード会社同士のヤラセ事件と言っていたが)のかっこよさも中学生の世界観を変えるような素晴らしいものだったが、何といっても特筆すべきものはタモリさんのあの肩の力を抜いた立ち回り方だと思う。あぁいう時にタモリという芸人はとたんに輝きを増す。「タモリ倶楽部」でのどこかどうでもいいんじゃないのと思わせる立ち位置の司会は決して若手ではやることができない、どこか熟練のブルース演奏のような渋みがある。特にゲストが肩の力が入ってる人(例:エレカシの宮本とか)とかの場合のケミストリー具合は実に芳醇な楽しさがある。 以前、「笑っていいとも」に「五体不満足」で有名なお乙武さんが出てきて、もう僕なんかは腹抱えて笑ったのだが、彼が自身で「いやぁ僕だけに