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ブックマーク / agora-web.jp (39)

  • 活字文化の担い手「新聞配達員」を救え! - 北村隆司

    新聞協会を先頭にした著作権関係者の、政官学を挙げての抵抗にあった「公正取引委員会」が、消費者の利益を守る立場を忘れて「再販適用除外制度の見直し」をお蔵入りさせてしまった事は記憶に新しい処です。 この問題を巡っての新聞協会の珍論の傑作は、「新聞の宅配」が活字文化を守ると言う論議でした。この珍論にも拘らず、技術進歩に押された新聞業会の苦戦が始まっていますが、民主党の官僚記者会見禁止で取材体制の見直しが迫られるなど、旧秩序は取材現場でも崩れ出した事は喜ばしい限りです。 そんな矢先、知人の安富東大教授から「新聞配達をやめよ:新聞業界の大胆なビジネスモデルの転換の必要性」と言う興味深いメールが送られて来ました。 これまで、新聞業界の便利な道具としか思っていなかった「新聞配達」を、全く違った角度から観察した内容に興味を持った私は、安富先生のお許しを得てこのメールを「アゴラ」上で御紹介したいと思います。

    活字文化の担い手「新聞配達員」を救え! - 北村隆司
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    massunnk 2013/09/16
  • ユニクロ問題についてー大学教員としての立場から : アゴラ - ライブドアブログ

    山口巌さんの「ユニクロというエクセレントカンパニー」を拝読し、あまりに表層的な議論に愕然としたので、ユニクロの問題について、企業へ人材を送りだす大学教員としての私の見解を書いておきたい。  ユニクロの問題は、「ブラック企業、日いつぶす妖怪」に書いてあるような、名ばかり管理職の問題(管理業務が務でないと認められるのに、管理職として扱い、残業代を払わない)や離職率の高さ。といった問題も確かにあるが、最大の問題は、ユニクロの持つ企業イメージと、実態の乖離ではないか、と思われる。 店長こそ最終目標 ユニクロでは、店長こそがユニクロの主役であり、社員の最終目標とされる。   実際、これは柳井正氏の著書「一勝九敗」に明言されている。 柳井氏は、このの中で、店長が知識労働者になることが必要で、店長を最終目的とすべきだと主張し、さらに  店長を最高の仕事ととらえ、店長の仕事を全うすれば

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    massunnk 2013/03/10
  • 誰がユニクロを「ブラック企業」にさせたのか --- 島田 裕巳

    今話題になっている今野晴貴『ブラック企業 日いつぶす妖怪』(文春新書)というを読んだ。ここで言われる「ブラック企業」とは、違法とも言える労働条件で社員を働かせ、ついていけない者については、巧妙に会社から追い出す企業のことをさしている。 私がこのに興味をもったのは、拙著『7大企業を動かす宗教哲学』(角川oneテーマ21)で取り上げたユニクロが、ブラック企業の代表として取り上げられているからである(『ブラック企業』のなかで、ユニクロ=ファーストリテイリングの実名はあげられていないが、衣料品販売のX社は明らかにユニクロをさしている)。 たしかに、そうした企業に就職し、過酷な労働条件のもとで酷使され、体を病んだり、精神的に追い込まれていく若者たちが跡を絶たないことは事実なのであろう。 しかし、『ブラック企業』を読んでいて引っかかったのは、そこで取り上げられている企業が、要らなくなった社員

    誰がユニクロを「ブラック企業」にさせたのか --- 島田 裕巳
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    massunnk 2013/03/10
  • ヤマギシ会はなぜトヨタに似ているのか --- 島田 裕巳

    今年の1月、角川oneテーマ21の一冊として『7大企業を動かす宗教哲学』というを刊行した。これは、宗教学の立場からの企業研究で、パナソニックからはじめて、ダイエー、トヨタ自動車、サントリー、阪急、セゾングループ(無印良品)、ユニクロといった代表的な企業を取り上げて、その経営哲学について分析を加えたものである。 このを書くために、2年間研究会を続けたが、取り上げた企業のなかでもっとも興味を引かれたのがトヨタのあり方だった。トヨタと言えば、「かんばん方式」、あるいは「トヨタ生産方式」が名高いが、徹底して無駄を省こうとして作り上げられたシステムは、想像を絶するほど精緻で、効率的であり、これほどシステム化された企業は他にあり得ないという印象さえ受けた。 そして、分析を進めるなかで、私の頭のなかに浮かんできたのがヤマギシ会の存在だった。のなかでは言及しなかったが、ヤマギシ会の仕組みとトヨタの仕

    ヤマギシ会はなぜトヨタに似ているのか --- 島田 裕巳
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    massunnk 2013/02/25
  • ヤマギシ会はまだやっていた --- 島田 裕巳

    ふと、ヤマギシ会はどうなっているのだろうかと気になった。ヤマギシ会は、日で最大のコミューン、共同体であり、理想社会の実現をその組織の目的としてきた。創立は1953年のことで、ちょうど今年で60年になる。 私は、大学時代にヤマギシ会に関心をもち、宗教学のゼミでの調査をきっかけに、近づき、その運動に共鳴して、メンバーになったことがあった。今から40年近く前のことである。ヤマギシ会の共同体で生活していた期間は7カ月と短かったものの、その後も、ヤマギシ会を出てきた人間たちが中心になった、共同体つくりの運動に参加し、そのあいだはヤマギシ会ともかかわりをもった。 当時のヤマギシ会には、学生運動に参加した経験をもつ若い人間が多かった。ヤマギシ会は、1959年に「ヤマギシ会事件」を起こし、世間の注目を集めたが、それによって危険な団体とも見なされ、一時、運動は停滞した。ところが、学生運動崩れが多数参加する

    ヤマギシ会はまだやっていた --- 島田 裕巳
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    massunnk 2013/02/17
  • リフレの損、引き受けるのは賃金下がる私たち--アゴラチャンネル 池田・小幡対談

    アゴラは毎週金曜日夜9時から、ニコ生に開設したアゴラチャンネルで映像番組を提供し、読者の皆さまと新しい形のコミュニケーションを作り出す。 生放送の第2回目は2月16日、慶応ビジネススクールの小幡績准教授とアゴラ研究所の池田信夫所長の対談「アベノミクスで日はどこへ?」が行われた。この対談は、アゴラブックスから電子出版として出版される予定だ。 池田信夫氏による報告『日経平均の根拠なき熱狂』 小幡績氏の紹介を兼ねた記事『【告知】アゴラチャンネル2月15日、池田信夫・小幡績(慶大准教授)対談–アベノミクスで日はどこへ』 金融政策でデフレを克服し、財政支出を増やして、インフレを誘導する政策「アベノミクス」。小幡、池田両氏は、その批判の急先鋒でネット上で批判の集中砲火を受けている。小幡氏は『リフレはやばい』(ディスカバー携書)を出版したばかりだ。 そうした批判の論拠は、「株価が上昇し、景況感も変っ

    リフレの損、引き受けるのは賃金下がる私たち--アゴラチャンネル 池田・小幡対談
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    massunnk 2013/02/17
  • ミクロとマクロのギャップ:合成の誤謬

    ミクロとマクロとのギャップにこそ、真実がある。 その意味で、現在のマクロ経済学におけるミクロ的基礎付けの考え方は基的に誤っている。 行動経済学に、これを打破する可能性があるが、いまのところ、行動経済学ではミクロモデルの確立が先決で、マクロへのミクロ的基礎付けということにはなっていない。behavioral macro economicsというものもあるが、これからだ。ただ、ハーバードに行ったときの当初のアドバイザーだったLaibsonがこれに取り組んでいるので、楽しみではある。 行動経済学よりも、これに直面しているのは、行動ファイナンスで、金融市場を扱っているから、金融市場こそ、合成の誤謬がもっともドラマティックに現れる(かつ、表れる)場であるので、当然と言えば当然なのだが、それでも、ミクロとマクロはばらばらである。 ケインズの質もここにあり、流動性の罠とは(ケインズはこの言葉は使わず

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    massunnk 2013/02/13
  • 体罰が必要というなら、毎日何十発誰かに殴られてみればいい

    アゴラで体罰を容認するブログを書いている方がいます。高校時代の部活は「顧問は名ばかりで見にも来ない、そもそも泳げない人」だったということですから、スポーツの現場で指導を受けたことも、また指導したこともない方のようです。前回に「体罰は正しく使えば確実に効果があります」となんら根拠もないことを書かれていたのはスルーしたのですが間違いを指摘しておきます。 スポーツにおける体罰について2 : たんに常識がないだけなのか。ヘタレ水泳部での経験しかなく、その時の思いをもとに持論を展開し、自由意志では限界があり、体罰を受ける権利もあるというのです。こういった間違った認識はスポーツの健全な発展にとって決してプラスになりません。 自主的にやっています(誰からも強制されない)から、私は練習を常に全力ではできなかった。どうしても、所々(もっとか……)、力が抜けます。もちろん、部員同士、励ましたり、注意し合ったり

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    massunnk 2013/01/24
  • 政治家たちが必ず経済政策を誤る理由

    政治家たちは、なぜ経済がわかっていないのだろう。 民主党の場合は、信念に基づく政策、強い思いのある政策という、自分がたまたま思いついた、あるいはたまたま出会った人に吹き込まれた政策に、ぼくちゃんの政策として、固執するから、止むを得なかった。 安倍氏の金融政策もそういうところがあり、安倍氏は意外と民主党的なのだが、一方、麻生氏は、総理自体と何も変わらず、古い自民党のままだ。いや、自民党と民主党の悪いところを兼ね備えた、ハイブリッド型だ。 なぜ、彼らは経済政策を誤るのか。 それは、私の責任だ。 先日のNHK9時のニュースでのインタビューでは卒倒しそうになるぐらい、誤った政策を自信満々に語っていた。自称、経済の麻生だから仕方がないが、リーマンショック後の失敗を経て自信を深めていた。 安倍氏の方はまだましだ。素直に主張しているだけだから、誤りに気づけば、あるいは現実に危険な兆候が出れば、すぐに軌道

    政治家たちが必ず経済政策を誤る理由
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    massunnk 2013/01/03
    【小幡績】
  • カーンアカデミーが崩す日本の最後の牙城 --- 酒井 秀晴

    の発展と競争力を支えてきたのはその高い教育水準にあり、それは日の国力の最後のよりどころでもある。しかしその他国に対する優位性も、そう遠くない将来に崩れるのかもしれない。 カーンアカデミーは2006年に設立された。設立者サルマン・カーンが、従兄弟に数学を教えるためにYoutubeに投稿したビデオが、思わぬ反響を呼び起こしたことが設立のきっかけである。 ネットを通し、高水準の教育を、無償で誰にでも、どこででも受けられるようにするというサルマンの理念は、多くの賛同者を集めた。当初は広告にも頼っていた運営費は、今では寄付金だけでまかなわれている。現在、ビルゲイツ財団やGoogleがカーンアカデミーに財政支援をしている。 日にはその熱気がなかなか伝わらないが、Googleトレンドで検索数を見れば、一昨年来、急激にネットユーザの関心を集めるようになったことがわかる。 基となるソフトウェア技術

    カーンアカデミーが崩す日本の最後の牙城 --- 酒井 秀晴
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    massunnk 2012/11/30
    カーンアカデミーが崩す日本の最後の牙城 - 酒井 秀晴
  • リクナビの就活漫画がひどすぎる件 問題表現を削除せよ!

    法政大学准教授上西充子先生のツイートで発見したのだが、リクナビ2014に載っている漫画マンガでわかる!就活のギモンがひどい。 リクナビ編集部は、日の雇用や若者の実態をまったくわかっていないことが可視化されてしまった。 まず、イラストそのものが個人的好みではなく、虫唾が走るものであり、学生をバカにしている感がいっぱいだったのだが、それはおいておこう。なんせ内容がひどい。 第1回目では 「うちのパパ昔は大企業で残業なしでのんびり働いていてたんだけどさー」 とあるが、大企業の残業の実態をわかっているのだろうか?学生をミスリードするものでしかない。その後に登場する、仕事が忙しくてもキラキラしている人の描写も「やりがいの搾取」そのままではないか。「まともな働き方」という視点が欠如していると言わざるを得ない。 特にひどいのが第2回目だ。ブラック企業に対する記述がひどい。ブラックとは人使いが荒いだけで

    リクナビの就活漫画がひどすぎる件 問題表現を削除せよ!
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    massunnk 2012/11/03
    “リクナビの就活漫画がひどすぎる件 問題表現を削除せよ!: 常見陽平 - アゴラ”
  • 経済学者は嫌いだ

    私は、経済学者が嫌いだ。 私も経済学者であるが、だから、毎日、自己嫌悪である。 彼らが頻繁に陥る誤謬は、論理的に議論するが、議論の前提が間違っているために起こる。 年金問題も、日の成長率を高める問題も、少子化問題も、そして、先週から流行っている女性の社会進出問題もだ。 あまりにナイーブな議論で、小学生並と言ったら小学生に失礼だろう。 日曜でもあることだし、すべて議論しても疲れるので、今日は女性の社会進出問題の議論に絞ろう。 そもそも女性の社会進出って、なんだ。 会社で働いている女子は偉くて、主婦は偉くないというのか。主婦は家事のプロフェッショナルだ。 そんなことを言っているのではない。 まあ、それも言っておくか。主婦が減ると日のイノベーションは減ると思っているから、これも大事な議論だ。後で議論しよう。 根的な誤りは、社会とは進出するものか、ということである。 社会は社会である。 生ま

    経済学者は嫌いだ
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    massunnk 2012/10/21
  • 大学の資産は卒業生にあり --- 岡本 裕明

    現在日には大学があり余り、枠だけを捉えれば全入も可能な時代に突入しております。私立を中心に学校経営が危ぶまれているところもあり学生集めのために著名人を教授陣に迎えたりスポーツなどで好成績を挙げ大学のネームバリューを作り上げるようにするなど苦労が絶えません。 一方、大学を卒業したあとの社会を見ると一昔前の一流大学→一流企業入社→終身雇用で定年まで安定飛行という「夢と希望」は大きく舵を切りはじめています。学生自身にひとつの会社で一生を過ごすという価値観が薄れてきたこと、また、社会人になってから転職する人がごく普通になってきたことは大学教育のあり方も見直さなくてはいけない状況にあります。 そのような時代の変化の中で私は大学教育ではいわゆる卒業生との人的交流を促進するプログラムを打ち出したらどうかと思います。不思議なことに同じ学校の学生となると何年経っても人一倍かわいいものです。また、共通の話題

    大学の資産は卒業生にあり --- 岡本 裕明
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    massunnk 2012/06/22
    大学の資産は卒業生にあり --- 岡本 裕明
  • アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件

    ジョブズが亡くなって約半年だが、時代はアップルである。みんながアップルに注目している。街に出てみてもiPhoneユーザーやMacBook Airユーザーをよく見かける(もっとも、カフェで見かける自称ノマドワーカーたちにもMacBook Airユーザーが多く、彼らはマナーが悪くて吐き気を催すことも多いのだけれど)。 そんな中、たまたまFacebookで 「Appleが新入社員に初日に渡すメッセージ」 http://www.seojapan.com/blog/apple-note なるエントリーを発見した。まずはリンク先を見て頂きたい。みんなが「さすがアップル」と絶賛し、「いいね」を押していた。賛同した彼らの気持ちはよく分かるのだが、私は首をかしげてしまった。アップルの名前がなければ、最近話題の「明るいブラック企業」にそっくりだったからだ。若者たちよ、「やりがい搾取」「明るい過労」に負けてはい

    アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件
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    massunnk 2012/05/08
    アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件
  • 石原慎太郎こそ売国奴だ

    石原氏の笑顔を見たか。 インタビューに嬉しそうに答える彼。 「何か文句あるか!(笑)」 満面の笑みである。 あるね。 大いにある。 そして、それを黙って追従笑いをして報道し続けるメディア。 それを拍手喝采で迎える国民。 彼らはすべて売国奴だ。 *** 自己中心的。 もともと石原氏とはそういう人間である。 彼は何者か。 彼は右翼でも何でも無い。 コメディアン。 及びエンタメ作家である。 石原氏は、太陽の季節というエンタメポルノ小説で華々しいデビューを飾った。 芥川賞を取ったが、それは、「彼は勃起 した陰茎を外から障子に突き立てた」という表現に代表されるような刺激的なものであったことにより世間の話題をさらい一躍有名になったのである。 そして、その後も、これに尽きているのである。 彼は目立ちたがり屋で、物議を醸すことで快感を得、その姿に、日頃のストレスから解放され、溜飲を下げる大衆に人気を得る。

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    massunnk 2012/04/20
    石原慎太郎こそ売国奴だ
  • もう宗教は、これで救われると言って金を集められなくなった --- 島田 裕巳

    これはまだ大きく報道されているわけではないが、4月13日に名古屋地裁で興味深い判決が出た。 この裁判は、名古屋市の主婦(51歳)が、熊市の宗教法人「肥後修験遍照院」と、その主宰者である下ヨシ子氏などを相手に約950万円の損害賠償を求めたものである。名古屋地裁は、宗教法人の側に主婦が儀式のために支払った金と慰謝料を含め、約610万円を支払うよう命じた。請求額を下回ったのは、最初の相談料などが差し引かれた結果で、宗教法人の側の完全な敗訴である。 これを報じた『読売新聞』(2012年4月13日付)の記事では、主婦は、体調不良や子どもの病気といった悩み事を抱えていたとされる。そんなところ、2002年8月にテレビ番組で肥後修験遍照院のことを知り、京都府宇治市にある同院の別院を訪れた。主婦は、その別院から「浄霊で魂を清めれば、災いから守られる」と言われたため、それから2008年11月までのおよそ6年

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    massunnk 2012/04/16
    もう宗教は、これで救われると言って金を集められなくなった --- 島田 裕巳
  • なぜ日本のマスコミはITに弱く、新しい時代を作れないのか

    なぜ、既存のマスコミと呼ばれる報道機関は、ITのみならず科学関係の情報に弱いのだろうかと、不思議に感じることがある。 よく言われるのが、法学部といった文系出身の記者が多く、また、会社内のピラミッドの頂点が、政治部の記者が中心になっているため、そもそも科学やIT系の情報を、長期的に取材を続けている記者が少ない点にあると言われている。また、数年ごとに配置転換が起きるために、それも特定業種の専門家を育てにくいという話も聞く。 ■ググればわかるような事前取材が不足 私自身、ゲーム関係を中心としたジャーナリストを生業にするようになって10年になるため、その分野では、専門的なジャーナリストという位置づけで認知されるようになってしまった。 ゲーム系でも、おもしろい人はたくさんいる。私自身はいつの間にか、ゲーム産業のビジネスについて追いかける担当みたいになってしまい、そういう話を中心に書くことが多い。 そ

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    massunnk 2012/04/12
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  • Think simply!

    みんなぐちゃぐちゃだなあ、もう。 橋下市長のブレーンがいろいろ言うことに一喜一憂しなさんな。 経済学者や評論家達も、制度論をいじって遊ぶのも好いけど、そろそろ受け手側も面倒になってきたよ。 一方、民主も自民もそして橋下氏も、明らかな政局、権力党争を、中途半端に隠しなさんな。1970年代までの自民党のようにすべて裏でやるか、開き直たっらどうかな。 ここでは、極めてシンプルに質だけを考えよう。日経済について。そして日政治について。 混乱し、将来不透明な世の中だからこそ、シンプルに質だけを考えないと、素晴らしい政策提言でも、次々と現れる社会の変化、事件、新たな政治、経済プレーヤー、そして気まぐれな市場、世論に流されてしまう。 少し理論的に言えば、不確定要素が大きいとき、ノイズが多いときは、robustな(環境変化、行動のぶれに対して頑健な、つまり揺るぎにくい)制度、政策がセカンドベストと

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    massunnk 2012/04/12
  • 人生のターニングポイントは事後的にしかわからない-北野武に学ぶ-

    新年度も一週間が過ぎ、新社会人の中には「会社って地味な毎日が続いているだけで全然楽しくないな」ということに気が付いた人も多いだろう。 残念ながら正解である。 宣伝だから当たり前のことだが、学生向けの説明会やパンフレットなどではサラリーマンの「ここぞ」という場面(クライマックス)を切り出して紹介している。サッカーでいうと「ゴールの名場面集」を見せているのだ。しかし、実際のサッカーの試合では地味なパス回しや失敗したシュートに費やした時間の方が圧倒的に長いのと同様に、会社で流れるのは地味な日常の時間が大半なのだ。 しかし、落ち込む必要はない。 なぜなら、地味な日常の中にこそ、「格好いいゴールシーン」に繋がる転換点が潜んでいることが多いからだ。周りからは派手な成果ばかりが目立つが、ターニングポイントは当に地味なのだ。余りに地味なので、周囲の人はもちろん、人ですら事後的に振り返ってみなければ、そ

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    massunnk 2012/04/07
    人生のターニングポイントは事後的にしかわからない-北野武に学ぶ-
  • 維新の会は前田敦子である --- 島田 裕巳

    前回寄稿した「なぜ女性アイドルは「卒業」しなければならないのか その宗教学的考察」は、予想以上に反響が大きかった。ツイート数は1000を超え、2ちゃんねるではスレッドが立った。それだけ、前田敦子というアイドルがAKB48というグループを離れると宣言したことは一大事件だったのだ。 この卒業という出来事が意外なものとして受け取られたのは、彼女の卒業後の「進路」が決まっていないことが大きい。しかも、彼女はすでに映画テレビドラマで主役をつとめた経験があるが、それらの作品は当たらなかった。果たして彼女は卒業した後どうなるのか。必ずしもばら色の未来が開けていくようには見えないなかでの決断に、ファンをはじめ周囲は不安を感じた。にもかかわらず、彼女は自ら卒業を決めなければならなかったのだ。 昔なら、女性アイドルにはテレビという仕事場があった。各局に歌番組があり、人気のアイドルはそれをはしごした。しかし、

    維新の会は前田敦子である --- 島田 裕巳
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    massunnk 2012/04/05