タグ

ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (23)

  • 数学とは何か - hiroyukikojima’s blog

    昨年暮れに衝撃を受けたのは、YUI完結のニュースだった。ほとんどYUI音楽しか聴かない生活になっていたので、「おりゃ、いったい今後、何を聴いて暮らせばいいだべさ」と真っ暗な気分になった。まあ、YUIは、新年早々から単独の音楽活動を再開しているそうで、ぼくらの前に再登場するのもそんなに遠いことじゃないのかもしれないが。。。 しか〜し、である! 捨てる神あれば拾う神あり。新年から、実は、別のミュージシャンにはまってしまっている。しかも、男性ミュージシャン。しかも、V系。どうしたんだオレ、って感じだ。 それは、雅-Miyavi-っていう人。知ったきっかけは、暮れのFNS音楽祭。YUIを観ようと流し観してて、ぶっとんでしまった。和田アキ子のバックを弾いてたMiyaviのギターにあまりにびっくりして、それからyoutubeで彼のプレーをいろいろ観てみた。そして、衝撃を受けた。どうして今まで、こんな

    数学とは何か - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2013/01/26
    数学における思想について。最後に引用されてる加藤和也先生のエピソード面白い。
  • 数学って「思想」なんだよな - hiroyukikojima’s blog

    最近、代数幾何を勉強し始めた。来年出す新書の準備の一環としての勉強だ。 代数幾何というのは、多変数の多項式の解(零点)の点集合(放物線とか、円とか、球などの空間図形はその一種)の性質を分析する分野のことだ。高校で教わる「代数・幾何」を化け物のようにしたような分野だと思えばいい。(間に「・」があるかないかで雲泥の差なのだ)。 実は、ぼくは昔、数学科に在籍したときは、代数幾何が専攻だった。数論を専攻したかったのだけど、成績が悪くて希望のゼミに入れなくて、同級生の「数論をやるなら代数幾何は勉強しておいたほうがいいよ」という一言で、代数幾何のゼミに入れてもらうことにしたのだ。でも、そのゼミでは、代数幾何をほとんど勉強しないまま終わった。ゼミのときは毎週、準備してきたことが10分で先生に撃墜されて、残りの時間はずっとお説教をされていたからだ。(読者に優しい数学書を書く技術 - hiroyukikoj

    数学って「思想」なんだよな - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2013/01/03
  • リーマン予想から深リーマン予想へ! - hiroyukikojima’s blog

    ぼくにとっての今年最大の衝撃は、「YUI完結」、になってしまったと思う。もちろん、彼女が来年、どのような形で音楽活動を再開するのか(あるいは、しないのか)にもよるけど、YUI以外の音楽を身体が受け付けなくなって、YUI音楽だけをエネルギー源として生きてきたぼくは路頭に迷う可能性が大だ。頼むから、一部で報道されているような「事務所への不満」が原因で、それを振り切った形でよりパワフルな音楽活動を繰り広げてくれれば、と願ってやまない。 最近出たベスト盤2枚は、もちろん買った。すべての曲を持っているので、自分でituneで編集すれば同じものが作れてしまうのだが、迷いもなく購入した。それは、おまけの写真集が欲しいからだ。あたりまえだ。そして、あまりにすばらしい写真集だった。これだけに3300円を支払う価値がある。写真集だけがこの価格で販売されても購入しただろう。昔問題になった「おまけが欲しいから、

    リーマン予想から深リーマン予想へ! - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2012/12/16
    「数学が生き生きとしている時代とは、おもしろい未解決問題が豊富にあるときです。この点では現代数学は危機を迎えています。このような時代に向けての予想・問題を提示する、新たなラマヌジャンが必要です。」
  • 新著『数学的推論が世界を変える〜金融・ゲーム・コンピューター』が出ました! - hiroyukikojima’s blog

    前回(新著の目次+様相論理のお勧め - hiroyukikojimaの日記)に目次を紹介した、ぼくの新著、『数学的推論が世界を変える〜金融・ゲーム・コンピューター』NHK出版新書が、アマゾンにも入荷し、そろそろ書店にも並ぶと思うので、満を持して紹介したいと思う。 数学的推論が世界を変える 金融・ゲーム・コンピューター (NHK出版新書) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/12/10メディア: 新書購入: 48人 クリック: 1,233回この商品を含むブログ (26件) を見るいやあ、このの見刷りが先週、編集者から届いたときは驚いた。だって、帯のキャッチコピーが「数学はカネになる!」なんだもん。 ぼくのの場合には、タイトルとかサブタイトルは編集者に任せるけど、決定の際にはぼくの意見も一応述べられるようになっている。でも、帯は、基的に編集者の領分であり

    新著『数学的推論が世界を変える〜金融・ゲーム・コンピューター』が出ました! - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2012/12/08
  • 新著『数学入門』が出ました! - hiroyukikojima’s blog

    今日あたり、新著『数学入門』ちくま新書が書店に並んだだろうし、アマゾンにも入荷されたようなので、そろそろ宣伝しようと思っていたら・・・ 数学入門 (ちくま新書) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/07/01メディア: 新書購入: 29人 クリック: 1,020回この商品を含むブログ (24件) を見るな、な、なんと! 小飼弾さんが、すでにレビューをアップしてくださっていた。まこと、ありがたいことである。 404 Blog Not Found:残り物には勝因がある - 新旧対決 - 数学入門/いかにして問題をとくかだ。まず、小飼さんの一番強烈なカウンターパンチを引用しよう。 それでも、旧書との「勝負」は、負けと判定せざるをえない。 それなりの年齢の数学通なら、すぐにわかると思うが、タイトル『数学入門』は、遠山啓先生の名著『数学入門』岩波新書にあやかったものである

    新著『数学入門』が出ました! - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2012/07/06
  • 数学はいかにして世界を変えるか - hiroyukikojima’s blog

    今日は、ぼくが関わる8月の刊行物を紹介しておこうと思う。それは、雑誌『現代思想』9月号と拙新著『天才ガロアの発想力』技術評論社の二つなのだ。どちらも月末には店頭に並ぶ。実は、この二つには、絶妙な関係性があるので、クロスオーバーしながらお話してみたいと思う。 まず、『現代思想』9月号(青土社)。著者校正も終了したし、編集者の許可も得たので、書いてしまおう。特集名は、(変わる可能性もあるだろうけど今のところ) 、「現代数学の思考法〜数学はいかにして世界を変えるか」。この特集には、ぼくは企画の段階から協力させていただき、記事も2つ参加している。一つは、リード文の「現代数学の抽象化・物質現象認識の抽象化」という短い論考で、もう一つは、物理学者二人との鼎談。鼎談の相手は、な、なんと、学習院大学の田崎晴明さんと、東大物性研究所の加藤岳生さん!!。 遂に、田崎さんと初めてお会いしてしまいました。このブロ

    数学はいかにして世界を変えるか - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2010/08/16
  • 魂ほとばしるゲーム理論の本 - hiroyukikojima’s blog

    相対性理論の新譜『シンクロニシティーン』は、あまりに傑作すぎるアルバムで、一日に五回ぐらい聞いている。『シフォン主義』と『ハイファイ新書』を合体させることに成功し、演奏の水準もアップしてる。やくしまるえつこのボーカルは、麻薬性があると思う。あの不安定な魅力は、ブライアン・フェリー以来の衝撃である。このバンドは、「日版フランク・ザッパバンド」に向かって突き進んでいる気がしている。要するに、「めちゃめちゃバラィエティのあるハイテクな演奏に、超くだらない歌詞を乗せる」ってこと。 ま、そんなことはどーでもよく、今回紹介するのは、ゲーム理論についての新刊、松井彰彦『高校生からのゲーム理論』ちくまプリマー新書だ。 高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書) 作者: 松井彰彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/04/07メディア: 新書購入: 74人 クリック: 736回この商品を含む

    魂ほとばしるゲーム理論の本 - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2010/04/28
    小島さんも熱いがこの方も熱い。「物質の科学よりも人間の科学のほうがより根本的であり、ゲーム理論は社会の中での人間を科学するという極めて根本的な学問である。」
  • 「内容」と「形式」 - hiroyukikojima’s blog

    パラモアがグラミーの映画音楽部門を逃したのは残念だった。Decodeはとてもいい曲だったんだけどな。嬉しいのは、新曲のプロモが最近公開された(“The Only Exception”ミュージックビデオ | PARAMOREオフィシャルブログ「PARAMORE official blog in Japan」Powered by Ameba)こと。これがまったまた、意味深な、良い映像作品に仕上がってて感激してしまった。ヘイリーちゃん七変化という感じですばらしい。 とかいって、今日書こうと思うのは、ぜんぜん別の話。はい、懲りもせず、ゲーデルです、ゲーデル。最近、実は次のをほぼ読破したのだ。 数学基礎論入門 (基礎数学シリーズ) 作者: 前原昭二出版社/メーカー: 朝倉書店発売日: 2006/04/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 278回この商品を含むブログ (

    「内容」と「形式」 - hiroyukikojima’s blog
  • 女子系数学書の誕生〜「式で書けること」と「計算できること」は違う - hiroyukikojima’s blog

    昨日(12月20日)の日経の朝刊に、ぼくの書いたマーシャ・ガッセン『完全なる証明』文芸春秋社の書評が掲載されたのだけど、読んでいただけただろうか。ぼくの新聞書評デビューとあいなった。これは、ポアンカレ予想のペレルマンによる解決にまつわるルポルタージュなんだけど、我ながら良く書けたと思う。アマゾンの在庫がいっぺんになくなったのは爽快だった。しかし、そんなに人のを売ってどうするね。とほほ。 この頃、書評の才能があるかも、などとほのかにうぬぼれることもあるけど、アフィリエイトとやらはやってないのだ。どうやれば申し込めるかわからない、というのが大きな理由だけど、笑い、それよりも書評で金を稼げるようになると、詰まらないまで躍起になって薦めそうで、自分のせこさが露出するようで嫌なのだ。ここでは、(自分のの宣伝以外には)邪心なしに、ほんとに気に入っただけを紹介したいと思ってる。楽しみのために書い

    女子系数学書の誕生〜「式で書けること」と「計算できること」は違う - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/12/22
    女と男では抽象概念の捉え方がちがってたりするかも
  • 『使える!経済学の考え方』が出ましたよ - hiroyukikojima’s blog

    いよいよ、ぼくの新著『使える!経済学の考え方〜みんなをより幸せにするための理論』ちくま新書、が書店に並びはじめた。アマゾンにも入荷されたようだ。待ちに待ったこのときがきた。なぜなら、やっと経済学と銘打つで、自分で納得いくを出すことができたからだ。8月に出た『無限を読みとく数学入門〜世界と「私」をつなぐ数の物語』角川ソフィア文庫(デビュー作の復刊)が、ぼくの数学の最高傑作なら、このちくま新書が、今のところぼくの経済学の最高傑作になると思う。 使える!経済学の考え方―みんなをより幸せにするための論理 (ちくま新書) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10/01メディア: 新書購入: 78人 クリック: 1,969回この商品を含むブログ (40件) を見るまずは、目次をみてください。 序章 幸福や平等や自由をどう考えたらいいか 第1章 幸福をどう考えるかー

  • 『キュートな数学名作問題集』出ました! - hiroyukikojima’s blog

    ぼくの新著『キュートな数学名作問題集』ちくまプリマー新書が、今日あたりからぼちぼち書店に並び始めるはずである。アマゾンにはもう入荷されたようだ。 キュートな数学名作問題集 (ちくまプリマー新書) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/08/01メディア: 新書購入: 38人 クリック: 618回この商品を含むブログ (24件) を見る昨日、入荷されたんだけど、その日に在庫切れになってて、何かの不具合かな、と思ってて、念のため検索をかけたらなんとなく原因がわかった。たぶん、これだ! 404 Blog Not Found:問題、解くだけじゃつまらない - 書評 - キュートな数学名作問題集 小飼さん、あなおそろしや。というか、めっちゃありがたや。まあ、単なる不具合かもしらんが。で、小飼さんの拙著評には、こうある。 これは素晴らしい。 と同時に惜しい。 何が惜しいかとい

  • 数学者が数学を「語る」ことの良さ - hiroyukikojima’s blog

    数学者・黒川信重さんと、ぼくとの共著、『リーマン予想は解決するのか?』青土社、がそろそろ書店に並び始めてる頃だと思う。これは、フェルマー予想が解決し、ポアンカレ予想が解決してしまった今、最も解決が待望され、しかも、解決にかなり肉薄している予想だ。この予想について、「そもそもリーマン予想とは何か」、「どんな意義を持っているのか」、「攻略のための最強兵器、F1スキームとは何か」、「今、何合目まで来ているのか」、を縦横無尽に解説した、ものすごくホットななのである。 リーマン予想は解決するのか? ―絶対数学の戦略― 作者: 黒川信重,小島寛之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/06/01メディア: 単行購入: 31人 クリック: 614回この商品を含むブログ (26件) を見るこのの特徴は、数学書としては異色の形式をしている、ということだ。最初の章に、黒川さんとぼくとの対談が二

    数学者が数学を「語る」ことの良さ - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/06/12
    好きなものを語ってる人が好きだ
  • やっぱり高校生への講義は楽しいの巻 - hiroyukikojima’s blog

    今日は、茨城県の高校生向けの公開講座をしてきた。興奮さめやらぬうちに感想をば。 茨城県の開催する「午後のMathematics Cafe」という企画で、県全体の数学に関心のある高校生を対象にした啓蒙的なレクチャーだ。100人もの高校生が聴きに集まってくれた。 今日のぼくのレクチャーは、「ガロア理論超入門」と「リーマン予想の近未来」をテーマに予定していた。ちょうど、昨日、黒川信重先生と対談して、F1上の数学(絶対数学)とそれを用いたリーマン予想攻略プログラムのお話を聴いたので、それをそのまま現役高校生にフィードバックしたいと目論んでいた。でも、時間がなかった。ガロア理論の話で、ほぼ3時間を使い果たしてしまって、ちょびっとだけしかリーマン予想には触れられなかった。とはいっても、「この予想は、解決に近づいてるはず。それを解くのは、今攻略中の数学者かもしれないし、そうではなく、ここにいる君たちかも

    やっぱり高校生への講義は楽しいの巻 - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/03/01
    面白そうだなー
  • 数学への恋心 - hiroyukikojima’s blog

    今週末に、数学者の黒川信重先生と二度目の対談をする。 一度目は、数学のフィロソフィー - hiroyukikojimaの日記で書いた通り、雑誌『現代思想』での数論の特集号でだった。今回は、雑誌ではなく、書籍を作ろうという企画である。リーマン予想誕生150周年を記念したの予定なのであるが、黒川先生は、リーマン予想解決の直前になるだろう、と驚くべきことを言っている。まあ、黒川先生も加藤和也先生も、かなりおちゃめな人なので、発言についてはジョーク部分をだいぶ割り引いて受けとらなくてはならないだろう。 黒川先生が、リーマン予想解決の鍵になるであろう、といっている「1元体(F1)上の数学」というのが、今回の対談の話題の中心となると思うので、ほんのちびっとだけは話について行きたい、という思いから、その要となる「スキーム理論」の入り口のところを勉強してみた。スキームというのは、「代数幾何学」という分

    数学への恋心 - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/02/25
    物理も似てる、どの分野についても言えることなのかもしれない。数学もけっこう泥臭い学問なんだろうな。真理は泥中に咲く蓮の花か。
  • 隠れて物理を勉強する - hiroyukikojima’s blog

    ちょっと前から隠れて物理を勉強している。使っているは、山義隆『新・物理入門』駿台文庫、である。出版社名を見ればわかる通り、これは高校生向けの参考書である。 物理を勉強したいのは、研究上の必要と個人的な興味と両方なのだが、研究上必要な部分については、ちゃんともっと専門的なで勉強しているので、このを読んでいるのは個人的な興味のためである。そもそもは、熱力学や統計力学のことをわかりたくて、畏友の物理学者・加藤岳生にいろいろ根掘り葉掘り質問していたら、彼が「小島さんの疑問に答えられる最もいいは、山さんの参考書ではないか」といったのだ。そして、「高校生向けの参考書だけれど、普通の大学生向けの物理の教科書には書いていない根源的な問いに関する説明が試みられている名著ですよ」とも付け加えてくれた。それで買ったのだ。ぼくは、拙著『算数の発想』NHKブックスや『ゼロから学ぶ線形代数』講談社などに、

    隠れて物理を勉強する - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/01/14
    山本義隆『新・物理入門』(駿台文庫)の運動方程式の解説や山本義隆先生とのエピソードなど。
  • スターリングエンジンと熱力学 - hiroyukikojima’s blog

    小学生の息子に、彼が欲しがっていた「大人の科学」のスターリングエンジンが、サンタさんからプレゼントされた。 大人の科学マガジン Vol.10 ( スターリングエンジン ) (Gakken Mook) 作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2005/12メディア: ムック購入: 6人 クリック: 88回この商品を含むブログ (31件) を見るこれは、温度差で回転運動をするエンジンのおもちゃである。電池などの動力が入ってるわけではないのがポイントだ。動きの映像は、一番下にyoutubeの画像で貼り付けておくので、是非、その不思議を楽しんで欲しい。原理はわかっているつもりだが、実際にこの目で見るととても感動する。すごくよくできている。熱機関というのが、「熱エネルギーを運動に変換する」だけではなく、「温度差によって周期運動を生み出す」という理解が重要、ということを

    スターリングエンジンと熱力学 - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2009/01/14
    「公理論的熱力学」
  • YUIに贈るスレッサーの小説 ぼくは、「現実を見ろ」という説教をする人を絶対信用しないことにしている。- hiroyukikojimaの日記

    後日記:このエントリーで紹介しているスレッサーの小説について、ぼくは都築『黄色い部屋はいかに改装されたか』で読んで、それに書いてあったあらすじを書いたので大丈夫だ、と判断したのだけど、稲葉さんに示唆されてから気になって検索してみると、スレッサーについて膨大な資料をブログで書いている人がいて、ひょっとするとネタバレとなってまずいかもと思った。そこで探したけど、どうも邦訳はないようだ。でも念のため、「続きを読む」にしておくので、ネタバレが困る人は開かないでね。 12月で、個人ブログを書き始めてからちょうど一年になるので、回顧して感想をしたためようと思う。1年間、善意を持って読んでくださったかた、ありがとうございます。 まず、その前に、いつも読んでいる有名ブロガーの真似っこをして、今年のぼくにとっての音楽ベストテン!を挙げておく。あとの話ともちょっと関係するので。 1位 YUI ・・・ My S

    YUIに贈るスレッサーの小説 ぼくは、「現実を見ろ」という説教をする人を絶対信用しないことにしている。- hiroyukikojimaの日記
    massunnk
    massunnk 2008/12/26
    「二言めには「現実を見ろ」という人には、多くの場合、裏腹がある…そういう人たちのいう「現実」は、その人たちが色眼鏡をかけて見ている彼らに都合のいい「現実」であって、ちっとも本当じゃないってことだ」」
  • バブルがはじけると激しい不況になるのはなぜか - hiroyukikojima’s blog

    田中秀臣さんのブログによると、「小島寛之さんだっていま総叩きの刑wですが、実物はふつうのおっさんですよ」ということだが、総叩きだったのか、知らなかった・・・。で、ちょっと検索をかけてみたんだけど、「総」というほど国内的にアグリゲイトされた量でもなさそうだし、笑い、しかも普段ぼくが参照してないブログみたいだったので、スルーすることにした。いうまでもないが、もちろんそれらのブログは、たくさんの人にとってすごく有益で面白いものであるに違いないのだろう。でも、残念ながらぼく個人には有益なものではなさそうなのでぼくは読んでない。にしても、確かに田中さんには一度お会いしているので、「ふつうのおっさん」というのは、その通りだし、ここで「アイドル狂いのエロオヤジ」とか書かれないでよかった。(ほんとはそう書かれるのをちょっと期待してたりして)。経済系のブログでは、何人かの人は、政治的プロパガンダやジャーナリ

    バブルがはじけると激しい不況になるのはなぜか - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2008/12/25
    小幡績が「リスクテイクバブル」と呼んでるやつだね
  • 素数のひみつ - hiroyukikojima’s blog

    9月は、なんだかんだとむっちゃ忙しくて、ぜんぜん更新ができなかった。意地になってぎりぎりの今日、更新しようと思う。 実は今日、雑誌『現代思想』青土社の11月号の企画で、数学者の黒川信重先生と対談、というか、聴き手をしてきた。特集は、「数論」、正直なところ、『現代思想』の企画としては、無謀というか画期的というか、スリリングなものだと思う。聴き手を務めるにあたって、黒川先生の名著『数学の夢〜素数からのひろがり』岩波書店を再読して臨んだ。 数学の夢―素数からのひろがり (岩波高校生セミナー (4)) 作者: 黒川信重出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/05/07メディア: 単行購入: 3人 クリック: 114回この商品を含むブログ (2件) を見るこのは、高校生のために開催されたセミナーで黒川先生がなさったレクチャーを収録したもので、ゼータ関数の魅力を高校生になんとかわかるように

    素数のひみつ - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2008/12/03
    「ゼータ研究所」って名前が最高
  • 数学の道が閉ざされるとき - hiroyukikojima’s blog

    遅ればせながら映画『容疑者ケインズ』、もとい、映画『容疑者xの献身』を観てきた。 なぜ観に行ったか、というと、ぼくがCDまで買ってしまいそうな勢いの柴咲コウのファンだからでは決してなく、福山演じるガリレオ先生の講義のように教室を女子大生でいっぱいにするにはどうしたらいいかを学びたいから、ってえのでも全くない。実は、小学生の息子が、「どうしても観たい」、といったので連れていくことにしたのだ。息子は、テレビでの『ガリレオ』を観て、このシリーズのファンになったようだ。表向きには、理科マニアであることが理由なのだが、その実、柴咲お姉さまにやられてしまっているのかどうかは定かではない。(ママには内緒にしといてあげよう)。まあ、理科雑誌「RikaTan」(ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記参照)を与えて以来、繰り返し熟読しているので、まんざらウソでもないだろう。当に、この雑誌

    数学の道が閉ざされるとき - hiroyukikojima’s blog
    massunnk
    massunnk 2008/12/03
    「落涙」