ひとに踏まれないように、落とし主が探しやすいようにフェンスや木などに落し物を引っ掛けておいてあげる行為=「善意のはやにえ」。 そこにはひとのやさしさともに、落し物の形状、質感および落とされた周辺環境などの条件から、いかに目立ち、いかに落ちないかを短時間に考え出した行為者=「モッズ」(本家モズになぞらえて)の苦悩やひらめきそして善意の度合いが垣間見える。 善意のはやにえはそんなものたちのフィールドワークである。 ・吉永健一 ・善意のはやにえ名付け親 吉永建築デザインスタジオ、団地不動産代表 ・モットー 「こころにいつも“そもそも”を」 「この世におもしろくないものなどない おもしろくない見方があるだけだ」 ・連絡は lv1k-ysng@asahi-net.or.jpまで