日本航空電子工業は、「プリンタブルエレクトロニクス 2017」(2017年2月15~17日/東京ビッグサイト)で、チップ部品の実装が可能なフィルム型コネクターを展示した。 日本航空電子工業は、2017年2月15~17日に東京ビッグサイトで開催された「プリンタブルエレクトロニクス 2017」で、フィルム型コネクターを展示した。フレキシブルエレクトロニクスの普及に伴い、コネクターもこれまでのような構造では接続が難しくなる。説明員は、「フレキシブルデバイスに調和した新たな接続技術として提案する」と語る。 このフィルム型コネクターは、フレキシブル基板の上に粘接着剤、電極パターンを形成したもので、厚さは0.1mm以下という。位置を合わせた相手側の基板に対して、1.5MPaで10秒間圧着後、180mW/cm2の紫外線(UV)を3秒間、照射することで、粘着により接続可能となっている。 同社資料によると、
半導体製造の後工程に革新が生まれそうだ。コネクテックジャパンは製造プロセスを一新することで、後工程に必要なコストを抑え、実装時間を短縮するフリップチップ実装装置「MONSTER DTF」を開発した。特徴は低荷重、低温で半導体パッケージを基板に実装すること。例えばMEMSパッケージをフリップチップ実装できるようになり、最終製品の小型・軽量化にもつながるという。 半導体の製造コストや製造時間を大幅に改善できる装置「MONSTER DTF(モンスターデスクトップファクトリー)」が登場した。従来の製造装置と比較して、装置調達に必要なコストを40分の1に低減でき、製造時間を3分の1に縮めることが可能だという。 装置を開発したコネクテックジャパンは、「SEMICON Japan 2016」(2016年12月14~16日、東京ビッグサイト)において、開発機を公開。デスクトップファクトリーを実現する世界最
リニアテクノロジーは、クアッド(各3A)/トリプル(6A、3A、3A)/デュアル(6A、6Aまたは9A、3A)/シングル(12A)出力で構成可能なクアッド出力降圧レギュレーターを発表した。 4つの出力を個別に調整可能 リニアテクノロジーは2016年10月、クアッド(各3A)/トリプル(6A、3A、3A)/デュアル(6A、6Aまたは9A、3A)/シングル(12A)出力として構成可能なクアッド出力降圧レギュレーター「LTM4643」を発表した。プリント基板(PCB)裏面に実装できるため、PCB表面のスペースをメモリやコネクターなどの部品に活用できる。 出力電圧範囲は0.6~3.3Vで、4つの出力を個別に調整できる。各入力ピンは独立しており、入力電圧4~20Vの範囲で個々の電源レールまたは共通の電源レールから給電が可能だ。4つのチャンネルが位相を90度ずらしてスイッチングを行うため、デフォルト(
TOPICS新着情報 2018年12月 不良解析 PL法裁判関連案件 解析完了。 過去別途事案取扱い有。 2018年11月2日 不良解析ブログ 更新 -マイクロソルダリング不良解析Q&A 2016年6月13日 雲南錫業と業務提携を開始 2014年4月8日 設立20周年記念懇親会開催。おかげさまで20周年を迎えました. 今後もお客様のご要望にお応えして日々精進して参ります。 2013年1月吉日 サイトをオープンしました。
はんだ付けに用いるリフロー炉の操作方法や、実装ラインの品質を管理する現場の人材育成の手法を解説する本連載。今回は、ボイド対策について紹介する。 1. はじめに 通常のボイドは主にガス化したフラックスがフィレット内にとどまって発生する。リードが細い、または小さい場合には、はんだ量が十分であれば融点以上を長くすることでかなり解消することができる。これは、フラックス効果で溶融はんだの表面張力が抑えられ、熱対流することによってガスがフィレット内部から放出され、解消される。同時に、基板や部品リード表面からのガスも放出される。 BGA、CSPでは部品の下にはんだが印刷されるため、発生したガスは部品下部にとどまりやすくなるが、ボール分だけ部品と基板にすき間があるので、はんだの流動性が保持される限りにおいてはガスはボール内から外へ放出される。 逆に、リードレス部品やパワー系部品では部品と基板ランド間にすき
ほぼ全てのエンジニアに関わりのあるプリント基板(PCB)の設計。にもかかわらず、PCBの設計は学校で教わることは少ない。ただ、PCB設計の初心者でも、「目的以上のものを作れる」という自信を持っていれば、高品質のPCBを作ることができます。「ドキュメンテーション」「設計順序と進め方」「最終チェック」にさえ気を付ければよいのです。 ほぼ全ての電子製品は複数枚以上のプリント基板(PCB)が使われています。PCBには、ICなどの部品が実装され、それら部品が相互に接続されています。PCBは、ポータブル電子機器、コンピュータ、エンターテインメント機器で大量に使われ、試験装置、製造装置、宇宙船でも使用されています。 結局、ほぼ全てのエンジニアはPCBを設計しなければなりませんが、PCBの設計は学校で教わることではありません。それでも、エンジニア、技術者、さらにはPCB設計の初心者でも、「目的以上のものを
2024年07月23日 企業 『⼈とくるまのテクノロジー展2024 NAGOYA』当社ブースにお越しいただきありがとうございました。 2024年07月22日 企業 夏季休業のお知らせ 2024年07月10日 企業 『TECHNO-FRONTIER 2024』出展のお知らせ 2024年06月05日 企業 【EMC/SI/PI 最新基板設計・測定技術セミナー のご案内】 2024年05月27日 企業 「2024 福岡EMCスクール」のお知らせ【EMC技術セミナーおよび対策のデモ】 2024年04月25日 企業 台湾東部沖地震による被害への支援について 2024年03月15日 企業 「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」認定のお知らせ 2024年02月26日 企業 東京支店事務所移転のご案内 2024年02月09日 企業 TBS全国ネット番組で弊社スーパータックフィットが紹介されました。
電気電子機器の回路基板を設計/製造する上で、リレーとフラックス、および洗浄液が不具合の原因になることは多い。表面実装部品の1つであるSMTリレーについても、取り扱い方を間違えると同様の不具合が発生するので注意が必要だ。 筆者は35年以上にわたって、電気電子機器の回路基板を設計/製造する業務に携わってきた。それらの業務の中でも、数多くの製造不良を経験しているのが、リレーとフラックス、および洗浄液が関連する事例である。 かつては挿入部品タイプのリレーを使用することが多かったので、はんだディップする際に、部品面にあふれたフラックスが部品のすき間から内部に浸入し、リレーの動作不良を引き起こした。また、回路基板の洗浄時には、フラックスの溶け込んだ洗浄液がリレーのすき間から中に入り込むことが多い。この場合、洗浄液が乾燥した後で、部品内部に残ったフラックスがリレー内部の金属や配線を腐食させる不良が発生し
はんだ付けに用いるリフロー炉の操作方法や、実装ラインの品質を管理する現場の人材育成の手法を解説する本連載。今回は、現場で初期の良否判定と解析ができる現場要員を短期間で育成するシステムの構築について紹介する。 1. はじめに 7月号まで、実装現場での不良対策について参考事例や簡単な確認実験方法について紹介してきた。最近は、国内大手の現場においても不良の改善が進んでおらず、特に大手などでは海外展開や人事異動によって経験者が不足しているのと同時に、現場が離れた場所にあるため、すぐに確認対応することができづらい状態である。またその現場でも、派遣社員や請負によって、積極的な改善活動がなされづらい状態にある。中小企業においては、発注元の指示以外の条件で実装することは許されないため、昔のように共同作業や提案がしづらく、相変わらず同じような不良が発生している。 このような状況が、いきおい、必要以上の検査シ
プリント基板に電子部品を取り付ける実装ラインで、製造コストを抑えながら品質を確保することは容易ではない。本連載では、はんだ付けに用いるリフロー炉の操作方法や、実装ラインの品質を管理する現場の人材育成の手法について、具体的な実例を挙げながら解説する。 1. はじめに 海外生産が進められる中で、最近、「人材不足から市場トラブルが増え、担当者がその対策に追われているがなかなか改善が進まない」といった話や、「たびたび工場へ足を運んで対策を検討していても効果が出ていない」という相談が多く寄せられている。 特に、ISOや鉛フリーに移行する中にあって、数値管理による一律の規格で製造している現場では人材の育成が遅れ、そのため対応ができず、不良が発生してから対策に乗り出すまでにかなりの時間的なロスが生じてしまい、その間に現場の状態が変わって再現や確認がでなくなってしまうというケースが多い。 規格を作った担当
緑豊かな丹沢の麓に位置する神奈川県秦野市。ここには、メインフレームからブレードサーバーまで幅広いサーバー製品を一貫生産する日立製作所のエンタープライズサーバー事業部が生産拠点を置いている。本稿ではその生産現場をレポートする。 日立製作所では、情報のライフラインを支えるプラットフォーム製品として、IAサーバーはもちろんUNIXサーバーやメインフレーム、スーパーコンピューターまで幅広い製品を取りそろえている。さらに最近では、サーバーだけでなく、ネットワーク機器やストレージまでを統合したサービスプラットフォーム「BladeSymphony」を展開している。 こうしたサーバーや関連機器の製造を行なっているのが、今回紹介する日立製作所のエンタープライズサーバ事業部である。同事業部は1962年にコンピュータ部門の専門工場である神奈川工場として発足。以来、日立のコンピューターの開発と製造を手がけてきた。
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