EUの車が全てEVになったら 今年10月、フランスで、『電気自動車:皆が夢中になった!』(Voiture électrique : ils sont devenus fous! 直訳なら「皆、気が狂ってしまった!」)というタイトルの本が出た。 著者はジャーナリスト兼作家のフランソワ-クサヴィエ・ピエトリ氏で、中身は、世の中の車が全て電気自動車に置き換わった場合の社会的、経済的、環境的コストについての考察だ。 EUは最近、2035年からガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車など、温暖化効果ガスを排出する車の新規登録を禁止するということを決めたばかりなので、タイムリーな本だ。 ただし、ピエトリ氏の結論は、「我々はまだ電気自動車一本のための準備ができていない」。 同書は独訳が出ていないが、11月2日、著者ピエトリ氏のインタビュー記事が「Die Welt」紙に載った。フランスの「Le Figar
![もしも今、自動車が「100%EV」になったら…本当に便利で経済的な社会が訪れるのか?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6fd250c7af502dec9ec2067c93b2668d5785515/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fa%2F1200m%2Fimg_8a410a3a4a39fb548b382f8bf200ded741901.jpg)