三菱重工業は航空・防衛・宇宙ドメインで、次期戦闘機「F3」の“わが国主導での開発”に向け、各種要素技術の獲得を完了。F3の方向性が国からまだ示されていないこともあり、これらの技術やサイバー、無人機などの技術を監視システムなど民間向けに展開する。 一方、民間機では小型旅客機「三菱スペースジェットファミリー」の事業化に向けた取り組みを急ぐ。先行開発の「M90」の型式証明(TC)取得を目指すとともに、米ボーイングの旅客機「787」「777」で培った生産管理手法をスペースジェットにも横展開する。 100席クラス以下のジェット旅客機市場は「今後20年間で5000機以上が見込める」(高口宙之MRJ事業部長)とし、M90よりやや小型の「M100」開発を急ぐ。客席数の多い「M200」開発も視野に入れる。 M90のTC取得の取り組みは米国で極寒試験、アビオニクス試験などを開始済み。M100では運航経済性や座
パリ(CNN) フランス・パリのシャルル・ドゴール空港に着陸しようとしたエールフランスの国際便で「重大事案」が発生し、フランス航空事故調査局(BEA)が調査に乗り出したことを明らかにした。 BEAのツイッターによると、エールフランス便(ボーイング777型機)の重大事案は5日に発生。「最終段階での飛行制御の不安定化、旋回、制御困難、飛行経路の振動」が報告された。管制塔の通信記録では、操縦士が「機体が制御できないような状態になった」と伝えていた。 BEAは操縦室の音声を記録したボイスレコーダーやフライトデータレコーダーの解析を進めている。トラブルが起きた原因や、「重大」と位置付けた理由については明らかにしていない。 操縦士と管制官のやり取りは、航空情報サイトのAIRLIVEに掲載された。BEAはこの音声が本物だったことを確認している。 エールフランスは6日、米ニューヨーク発パリ行きのAF011
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世界で唯一の輸送機が破壊された ウクライナに侵攻したロシア軍により破壊された超大型輸送機「アントノフ225ムリーヤ」。航空ファンのみならず、メガ空輸を必要とする関係者から「残念だ」との声が上がる。人命を奪い、インフラを破壊する侵略行為が、世界の物流にまで影響することが可視化された。 「ムリーヤ」はウクライナ語で「希望」の意味。世界に1機しかなく、災害救援に活用する各国政府やワインの新酒ボージョレ・ヌーボーなどの大量輸送を求める民間業者から引っ張りだこで、まさに「希望」の象徴だった。 日本との縁は深く、2010年にあった中米ハイチの大地震の際、政府が現地で展開する国連平和維持活動(PKO)への自衛隊派遣を決めたのを受け、防衛省がチャーターして重機類を空輸。翌11年3月に発生した東日本大震災では救援物資150トンを積んでフランスから成田空港へ飛来した。 新型コロナウイルスが世界規模で感染拡大し
米軍のオスプレイの様に垂直離着陸ができ水平飛行もできる垂直離着陸機(VTOL機)を、なんと電気エネルギーでまかなうという世界初の電動VTOL機「Lilium Jet」が、見事に、オリジナルサイズでの初フライトに成功しました。最大時速300キロメートル&航続距離300キロメートルの小型電動ジェット機Lilium Jetは、滑走路不要で離着陸でき、排ガス問題や騒音問題とも無縁なので、近い将来の都市交通を激変させる可能性を秘めています。 Lilium | Mission https://lilium.com/mission/ Lilium Jetが初フライトで、見事に垂直離着陸&水平飛行を成功させる様子は、以下のムービーで確認できます。 The Lilium Jet – The world's first all-electric VTOL jet - YouTube Lilium Jetが置か
紙を折り曲げるだけで作れる紙飛行機は子どもたちの代表的な遊び道具の1つですが、「うまく飛ぶ飛行機がなかなか作れない……」といった経験は誰にでもあるはず。そんな紙飛行機を機械学習によって、誰でも簡単に好きなデザインかつ航空力学に沿った設計で生成することができるソフト「Pteromys(テロミス)」を、梅谷信行氏が公開しています。 Pteromys: Interactive Design and Optimization of Free-formed Free-flight Model Airplanes http://www.nobuyuki-umetani.com/publication/2014_sigg_pteromys/2014_siggraph_GliderDesign.html Pteromysの仕組みは以下のムービーで説明されています。 Pteromys: Interactiv
旅客機の中でインターネットが使える機内Wi-Fiに対応した飛行機が増え、空の旅をどんどん快適に過ごせるようになっていますが、よくよく考えてみると上空をものすごいスピードで飛ぶ機体にインターネットの回線を届ける仕組みは理解できていない部分もありがちです。飛行機でインターネット通信を可能にする通信方法は地上方式と人工衛星方式、さらにこれら2つを組み合わせたハイブリッド方式があるのですが、その主な通信方式についての技術を、旅行情報サイトのThe Points Guyがまとめています。 How Does In-Flight Wi-Fi Really Work? http://thepointsguy.com/2015/11/how-in-flight-wi-fi-works/ ◆方法その1:Air-To-Ground方式(ATG方式) 主に国内線などの洋上を飛ばないルートで用いられることが多いのが
IHIは2019年4月8日、航空機エンジンの部品製造事業において社内規定に反する不適切検査があったと発表した。不適切検査の対象は民間航空機用エンジンに加え、防衛省向けエンジンも含まれることを明かした。 IHIは2019年4月8日、航空機エンジンの部品製造事業において社内規定に反する不適切検査があったと発表した。不適切検査の対象は民間航空機用エンジンに加え、防衛省向けエンジンも含まれることを明かした。 同年3月に公表した民間航空機エンジン整備事業における不適切検査の発覚を受け、同社では品質に関する総点検を全社で実施。航空機エンジン事業を全般的に詳細調査したところ、部品製造においても不適切検査があったことが判明した。 同社の航空機エンジン製造事業は相馬工場(福島県相馬市)、呉第二工場(広島県呉市)、瑞穂工場(東京都瑞穂町)で操業されている。これら工場を2017年1月~2019年1月の期間で調査
by Gusti Fikri Izzudin Noor 2019年3月10日(日)、エチオピアの首都・アディスアベバ近郊にあるボレ国際空港から離陸したエチオピア航空302便が墜落し、乗員・乗客合わせて157人全員が死亡する事故が起きました。この便で用いられていた「ボーイング737 MAX 8」は、2018年10月にインドネシアで発生したライオン・エア610便墜落事故でも運用されていました。わずか5カ月の間に発生した2つの事故には、運航機材が同じであったという点も含めていくつか類似点があるということを、旅行ニュースサイト・The Points Guyが取り上げています。 Striking Similarities Between Lion Air and Ethiopian Crashes https://thepointsguy.com/news/similarities-lion-air
» 【良かれと思って】中国でおばあちゃんが「飛行機のエンジン」に小銭を投げ入れる → 5時間遅延に / 旅の幸運を祈ろうとしたもよう 特集 飛行機のトラブルでフライトが遅れると全て旅程が狂ってしまうため、そんな事態は出来れば御免こうむりたいものである。 しかし、なかなか思った通りにはいかないもので、80歳のおばあちゃんが「旅の幸運を祈って」飛行機のエンジンに小銭を投げ入れるという、トンでもハプニングが発生! その結果、5時間もフライトが遅れてしまったというのである!! ・おばあちゃんが飛行機のエンジンに小銭を投げ入れちゃった! 米旅行情報サイト『air live』によると、中国の広州白雲(こうしゅうバイユン)国際空港で、中国南方航空CZ380便がエンジンの点検のために出発が遅延。なんでも、同便に搭乗しようとしていたおばあちゃんが旅の幸運を祈り、飛行機のエンジンに向かって小銭を投げ入れてしま
多くの人が、子どものころに「紙飛行機」を作った思い出があるはず。中には、普通の折り方にオリジナルのアレンジを加えて他の紙飛行機よりも長く飛ばしたり、速く飛ばしたりといった試行錯誤をしていた思い出がある人もいるかもしれません。そんなさまざまな紙飛行機の折り方を写真やムービーで解説してくれて、簡単に折ることができるウェブサイトが「Fold N Fly」です。 Fold N Fly ✈ https://www.foldnfly.com Fold N Flyのトップページには、多種多様な紙飛行機の折り方がズラリと一覧表示されています。それぞれの折り方には「The Basic(基本型)」「Basic Dart(ダーツ形の基本型)」「Stable(安定型)」など、さまざまな名称が付けられています。 それぞれの折り方の左下には、「Easy(簡単)」「Medium(普通)」「Hard(難しい)」といった折
この4月中旬に、アメリカで大きな飛行機事故が起きました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、知らない方のためにその概要をご説明すると、事故当日の正午前にニューヨークを出発し、ダラスへ向かったボーイング737が、離陸した直後に2基あるエンジンの片方を原因不明の爆発で失い、近くの空港に緊急着陸したというものです。 この事故がいかに深刻なものであったかというと、(専門家によると)飛行機は1基のエンジンで飛行できるものの、時速数百キロの高速で飛行しているため、片方のエンジンを失うと、そこに流れ込んでいくはずの空気が流れ込まず、逆に猛烈な抵抗が生まれ、バランスを取ることが非常に難しくなるということでした。 たとえば、私たちが車に乗り時速100キロで走っていたとしましょう。あなたは窓を開けて、手を腕ごと外に出す勇気があるでしょうか。腕が吹き飛ぶことはないでしょうが、猛烈な風圧を感じるはずです。この事
角度が変わるローターを搭載し、垂直離着陸(VTOL)と高速飛行を両立させたティルトローター機「V-22 オスプレイ」の後継者とも言える新しい機種の開発が開始されようとしています。新たに開発が進められることになるVTOL機は、前後の翼にそれぞれ小さな電動プロペラを挟みこむという、今までにない設計が取り入れられることになりそうです。 DARPA Announces VTOL X-Plane Phase 2 Design http://www.darpa.mil/news-events/2016-03-03 アメリカで軍用技術の開発を行う政府機関DARPA(国防高等研究計画局)が、新たなVTOL機の実現に向けた一連の開発「VTOL X-Plane Phase 2(VTOL Xプレーン・フェイズ2)」を開始することを発表しました。発表の中でDARPAは、Aurora Flight Sciences
水平尾翼のない機体なので、無尾翼機として、Sカンバー翼型を採用し、設計を行いました。
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