ワークフロー関連など、全社員が活用するツールは単純に機能が充実していればいい、という基準だけでは良い選定はできない。 誰かがすべての面倒を見るわけにはいかない 大崎電気工業は電力量計や電流制限器などを製造販売するメーカーで、グループ全体で従業員1800人を超える。主要顧客は各電力会社で、メーター専業会社として、他の総合重電メーカーと肩を並べ高いシェアを維持している。同社は、1916年創業の歴史を誇る会社だが、IT活用については積極的に取り組んでいる。 大崎電気工業は、掲示板やワークフローに関しては長年Notesを活用していたが、レスポンスや操作性に関してユーザーから不満が出始め、システムの更新が検討されることになった。情報システムセンターの吉田隆昭副課長は次のように語る。 「掲示板やワークフローについてどんなツールを使うかは、もともと各部署で選んで管理してもらっていました。Notesも97
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