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2018年5月17日のブックマーク (5件)

  • もはや一国でモノづくりは不可能、ZTE措置が突きつける現実

    中国深センの世界的な通信機器、通信サービスメーカーZTEが2018年4月、向こう7年間にわたり米国企業の製品を使うことも、米国に販売することもできないという、極めて厳しい処置を米国商務省から受けた。2017年にイラン、北朝鮮に対する輸出規制に反したとして問題提起され(これについては、ZTEは2017年に事実を認めている)、解決に向けてZTEは対応を行ってきた。それにもかかわらず、米国は冒頭のような厳しい判断に至っている(なお、トランプ米大統領は2018年5月13日(米国時間)、その制裁緩和を示唆するコメントをツイッターに掲載している)。 米中貿易摩擦が深刻化する中、お互いが発展できる解決を望みたい。ZTEは真に世界的な通信機器メーカーとして、中国を代表する企業の1つである。1985年の設立から33年もの歴史を持ち、2004年に開催されたアテネオリンピックでは、ADSLの広帯域アクセスのプロ

    もはや一国でモノづくりは不可能、ZTE措置が突きつける現実
  • 抗生物質が効かない耐性菌も簡単に殺してしまう最強のウイルス「バクテリオファージ」とは?

    「バクテリオファージ」とは、細菌に感染して殺すウイルスのこと。遺伝子の数が他の生物に比べて少なく、ゲノムが解読されているためモデル生物としても用いられるバクテリオファージについて解説したムービーを、日常のさまざまな疑問を科学的アプローチで解説するKurzgesagtがYouTubeに公開しています。 The Deadliest Being on Planet Earth – The Bacteriophage 地球上では、私たちの知らないところで毎日数兆もの生物が殺されています。 大量に殺されている生物はバクテリア。そしてそのバクテリアを殺している犯人が、バクテリオファージと呼ばれるウイルスです。 バクテリオファージは非常に人工的な雰囲気を与える、奇妙な外観をしており…… 頭部は20の面と30の辺で構成されたサイコロのような形をしています。 頭部にはウイルスの体ともいえる遺伝物質が含まれ

    抗生物質が効かない耐性菌も簡単に殺してしまう最強のウイルス「バクテリオファージ」とは?
  • 「鉄道が消えると街は廃れる」はウソだった!

    鉄道がなくなると、街は廃れる――。 このところ各地で相次いでいる“鉄道廃止”をめぐる議論やうわさ。今春にはJR三江線が廃止されたし、来年4月1日には北海道JR石勝線夕張支線(新夕張―夕張)が地図から姿を消す予定だ。ほかにも、廃止の危機が叫ばれる鉄道路線は少なくない。そして、そんな話題になると必ず出てくる声が、冒頭のそれである。はたして鉄道の廃止は、街をどう変えてしまうのだろうか。 廃線で困ったことは特にない 北海道増毛町。ここには、1年5カ月ほど前まで鉄路が通じていた。しかし、2016年12月にJR留萌線留萌―増毛間が廃止された今は、鉄道の消えた街。廃線直前には多くの鉄道ファンでにぎわい、運行最終日には増毛駅前の広場で盛大なセレモニーも行われるなどお祭りムードで盛り上がった。増毛駅は高倉健主演の映画『駅 STATION』の舞台のひとつ。いわば、町にとっては重要な観光資源のひとつだ。そん

    「鉄道が消えると街は廃れる」はウソだった!
  • 「数字」で見る日本の労働力の現状

    人手不足の問題がクローズアップされています。実際のところ、国内の労働者の総数はどれほどなのでしょうか。今回は、具体的な数字やその推移を見ながら、日の将来を考えてみましょう。 総務省によると、15~64歳までの「生産年齢人口」は、2015年は7592万人だったのに対し、2030年は6773万人、2050年には5001万人まで減少するとの推計値が出ています。この数字には、この年齢に属するけれども働いていない人の数字も含まれます。一方、実際に働いている「就業者数」は、高齢者の働き手が増えたことなどから、今のところ増加傾向が続いていますが、今後はそれも減少に転ずる見通しです。 このままでは人手不足が経済成長の大きな制約となりかねません。対策待ったなしの日は、これからどのような手を打つべきなのでしょうか。就業者数、労働力人口のデータを深掘りしながら探ります。

    「数字」で見る日本の労働力の現状
  • 中国クルマの外資規制撤廃、日本に甘くない現実

    中国クルマの外資規制撤廃、日本に甘くない現実