農作物の生産、加工、流通にかかわる技術や製品が展示される専門展示会「アグリ・ビジネス・ジャパン2018」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)の講演に、新日邦 808FACTORY アグリ事業部 事業部長の甲斐剛氏が登壇。「植物工場ビジネスの成功者に聞く事業化の秘訣」をテーマに、同社が展開する大規模完全人工光型植物工場「808FACTORY」の状況を紹介した。 農作物の生産、加工、流通にかかわる技術や製品が展示される専門展示会「アグリ・ビジネス・ジャパン2018」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)の講演に、新日邦 808FACTORY アグリ事業部 事業部長の甲斐剛氏が登壇。「植物工場ビジネスの成功者に聞く事業化の秘訣」をテーマに、同社が展開する大規模完全人工光型植物工場「808FACTORY」の状況を紹介した。 異業種から植物工場に新規参入 植物工場は一時的に
今回は、キーマンに取材して平成の農政をふり返るとともに、ポスト平成時代の課題を探る企画の第3弾。インタビューしたのはこの連載の常連、福島大学の生源寺真一教授だ。 生源寺氏は旧農業基本法に替わる食料・農業・農村基本法の制定やコメの生産調整(減反)制度の見直し、基本計画の策定など農政に幅広く関わってきた。まさに平成の農政の「証言者」とも言うべき存在だ。 ここで証言者と表現したことには意味がある。農政で長年重用されながら、政府や与党のやることに一定の距離を置き、批判的な立場を守ってきたからだ。そういう姿勢を保っているから、筆者も度々意見を伺ってきた。 みずから政策の立案に関わっていながら、実現したものを後から批判することに対しては、反論も予想される。「政策があるべき姿にならなかった責任の一端を本人も担っているのではないか」と。 そういう見方はわからないでもないが、筆者は立場を異にする。まるで政権
スポーツシューズや樹脂素材などを手掛けるアキレスは、取引先向けのイベント「マテリアル&プロダクト展 2018」(2018年11月20~21日)において、開発中の皮革調立体タッチパネルを紹介した。 導電性高分子であるポリピロールを使って電極を印刷することにより、タッチパネルを立体形状で大型化できる。また、従来の材料よりも電気抵抗が低く高感度なポリピロールの特徴を生かし、合成皮革の上からでもタッチ操作を可能にした。自動車の内装デザインを向上するニーズに対応し、デザイン自由度を高められるタッチパネルとして提案していく。 ポリピロールと合成皮革はいずれもアキレスの製品だ。開発品のタッチパネルの設計は電子部品メーカーのSMKが協力している。ポリピロールは同社の中で長い歴史を持つ製品だが、もともとは帯電防止用の材料だった。ポリピロールがメッキの触媒をつかむ特性があることを生かすため、2003年に同社は
こんにちは。本連載では、3回にわたって、製造業に大きな進歩をもたらすデジタルツインの姿について述べていきたいと思います。 昨今の製造業のプロセス改革という文脈の中で、インダストリアルIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)とともに、デジタルツインという言葉もよく聞かれます。一方、デジタルデータを用いること自体は今までも広く行われてきました。デジタルツインとは、既存の製造業におけるデジタル活用と何が異なるのでしょうか。 デジタルツインとは、開発中の製品または生産システムについて、生産のプロセスや性能を正確に表す複数の領域を包含するデジタルモデルです。つまり、単なるCADデータや、MES(製造実行システム)上のオーダー情報ではなく、それらがお互いにつながり、フィードバックのループを形成することが必要となります(図1)。 デジタルツインの重要な目的の1つは、製品性能および生産工程のシミュ
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