私たちは子どもの頃から、ある疑問につきまとわれている。落とした食べ物は、はたして食べても安全なのだろうか?答えのひとつに、素早く拾えば大丈夫というものがある。いわゆる「3秒ルール」(米国では「5秒ルール」と呼ばれている)だ。よく似たルールは世界中にある。それだけに、こうしたルールにさしたる根拠があるとは思えず、世界各地の家族の論争や科学展でもおなじみのテーマになっているが、2500回以上も科
中国のインターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は7月21日、同社が開発を手がける自動運転タクシー「Robotaxi(ロボタクシー)」の次世代車両を発表した。百度の自動運転技術開発プロジェクト「Apollo(アポロ)」から生み出された第6世代のロボタクシーであり、車両の製造コストを1台当たり25万元(約511万円)に抑えたのが特徴だ。 「ロボタクシーの運賃は、将来的には現在の(人間が運転する)タクシーの半額になるだろう」。百度の創業者兼CEO(最高経営責任者)の李彦宏氏は、そう意気込みを語った。 第6世代のロボタクシーは設計段階から自動運転専用車両としてデザインされ、製造はパートナー(の自動車メーカー)と共同で行う。2023年から公道上でのテスト運行を開始し、2024年から大規模展開する計画だ。 百度の第5世代までのロボタクシーは、すべて自動車メーカーの既存車両をベースに開発された。自動運
「中国の人口増加のペースは顕著に減速しており、第14次5カ年計画(2021~2025年)の期間中に減少に転じるだろう」。7月21日、中国国家衛生健康委員会人口家庭司(訳注:「司」は日本の中央省庁の「局」に相当)の楊文庄司長は、中国人口学会の年次総会でそう発言した。 これに先立つ7月11日、国際連合は2022年版の世界人口推計を発表。それによれば、中国の総人口は早ければ2023年に減少に転じ、2024年には総人口に占める60歳以上の比率が20.53%に上昇する。 南開大学経済学院人口・発展研究所の原新教授は、国連のデータの分析に基づき、冒頭の年次総会で次のような見解を述べた。 「人口が1億人を超える国々のなかで、中国は日本に続いて人口減少時代に突入する2番目の国となる。人口の減少と社会の高齢化は、低い出生率が長年にわたって続いたことによる必然の帰結だ。間もなく始まる人口減少時代は長期間続くこ
千葉県鎌ケ谷市のキャラクター名をつけたスナック菓子「かまたん棒」が10日、市内限定で発売される。同市丸山の菓子会社「ニッポー」(青木健文社長)が製造した。同県の銚子電鉄の人気商品「まずい棒」と同じ棒状だが、「まずい棒」を製造していたのは実はニッポーだった。同社はそれを伏せてきた。その理由は。 千葉県鎌ケ谷市のキャラクター名をつけたスナック菓子「かまたん棒」が10日、市内限定で発売される。同市丸山の菓子会社「ニッポー」(青木健文社長)が製造した。同県の銚子電鉄の人気商品「まずい棒」と同じ棒状だが、「まずい棒」を製造していたのは実はニッポーだった。同社はそれを伏せてきた。その理由は-。 「きょう取材を受けますよと、銚子電鉄さんには伝えました」。7月28日、鎌ケ谷市商工会館で行われた、“ふるさと産品”の新作発表会。「かまたん棒」を紹介した青木社長は原料から味付け、包装に至るまで、ニッポーが「まず
産業技術総合研究所の佐藤知哉主任研究員と穂積篤研究グループ長らは、傷ついても修復する透明曇り防止コーティングを開発した。刃で切りつけても30分で傷がほぼふさがり、3時間後には元通りになる。水滴で曇りにくく、レンズや太陽光パネルなどの保護と効率低下防止に提案していく。 水溶性高分子のポリビニルピロリドンとナノサイズ(ナノは10億分の1)の人工粘土粒子、シランカップリング剤を水中で混合して前駆溶液を作製する。これをスピンコートで塗布して加熱乾燥させると透明な曇り防止コーティングができる。シランカップリング剤が1%程度の配合では可視光透過率が90%以上になる。 水蒸気をコーティング膜が吸うため、加湿器の高湿度空気をあてても曇らない。相対湿度80%の環境に7日間置いても曇らない持続性を確認した。 コーティング膜を刃で切りつけても3時間後には元通りになる。膜が空気中の水分を吸って膨らみ、表面を移動し
研究の背景:有効性が危うい上に安全性でも問題浮上 私は「言行不一致」の人間である。主張通りの行動をするような単純な人生など真っ平ゴメンである。主張と行動のギャップで苦悶することは、人間として成熟するための研鑽だと思っていたが、最近は快感に変わってきた。というわけで、今でもヒアルロン酸を患者の膝に打... …続きを読むにはログイン
アトピー性皮膚炎(AD)の薬物治療は、この数年で新規作用機序を有する外用薬や抗体製剤が発売され、転換期を迎えている。中でも、2018年に登場した抗インターロイキン(IL)-4/13受容体抗体デュピルマブは大きなインパクトをもたらした。炎症の中心的な役割を担う炎症性サイトカインを標的とした分子標的薬で、中等症・重症AD患者の皮膚の炎症や痒みの大幅な改善が得られている。ADの病態解明が進むにしたがい、同薬に続く抗体医薬の開発が行われており、さらなる治療選択肢の拡大が期待される。九州大学医学科皮膚科学分野教授の中原剛士氏は、第121回日本皮膚科学会(6月2~5日)で、ADに対する抗体医薬の開発状況や注目の新薬候補品について解説した。
中国の製造業の景気回復がスローダウンしている。例年7月は生産活動の閑散期であることに加え、いったん下火になっていた新型コロナウイルスの流行が局地的にぶり返していることが要因だ。 8月1日に発表された7月の財新中国製造業購買担当者指数(製造業PMI)は50.4と、前月(51.7)より1.3ポイント低下。好不況の判断の目安とされる50は上回っているものの、先行きは予断を許さない。 製造業の7月の事業活動は、供給側と需要側の双方で拡大の勢いが失速した。調査対象企業からは、需要側が(供給側より)相対的に弱いとの声が数多く寄せられた。さらに、新型コロナ流行の影響が続いていることや(猛暑で電力需要が急増したことによる)停電の影響も重なり、生産活動に制約が生じた。 短期的な先行き不安は払拭されず 製造業の雇用は依然厳しい状況が続いている。6月にわずかに改善した雇用指数は7月は再び悪化に転じ、2020年5
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