オハラは2016年8月24日、酸化物系材料を用いた全固体リチウムイオン電池において、積層シートの一括焼結製法を用いることで-30度という低温下でも駆動する電池の試作・実証に成功したと発表した。一般に全固体電池は界面抵抗が大きく、中でも酸化物系の無機固体電解質を用いたものは低温下の特性が著しく低下するという課題があった。
オハラは2016年8月24日、酸化物系材料を用いた全固体リチウムイオン電池において、積層シートの一括焼結製法を用いることで-30度という低温下でも駆動する電池の試作・実証に成功したと発表した。一般に全固体電池は界面抵抗が大きく、中でも酸化物系の無機固体電解質を用いたものは低温下の特性が著しく低下するという課題があった。
半導体テスター用プローブカードの大手企業として知られる日本マイクロニクスが、新構造の二次電池「バテナイス」の実用化に向けて開発を加速している。バテナイスは、リチウムイオン電池などの化学電池や、電気二重層キャパシタなどの物理電池を上回る特性を持つ“量子電池”だという。 日本マイクロニクスという企業が、「第5回国際二次電池展」(2014年2月26~28日、東京ビッグサイト)に出展した。同社は、回路や電極を形成済みの半導体ウエハーの試験に用いられるプローブカードの大手である。エレクトロニクス業界でも、半導体製造に関わらない限りあまり耳にすることはない、まさに知る人ぞ知るといった企業だ。 その同社がなぜ二次電池の展示会に出展したのか。二次電池を試験するための新たな装置や部品を紹介していると考える向きもあるかもしれない。しかし、今回展示したのは二次電池そのもの。それも、新たな理論に基づいた、従来とは
ソニー製ノートPC用バッテリーに過熱の恐れがあるとして、米消費者安全委員会(CPSC)やPCメーカー各社が10月30日、リコールを発表した。 対象となるのは、Hewlett-Packard(HP)、東芝、DellのノートPCに搭載されているソニーエナジー・デバイス製リチウムイオンバッテリー。米国で約3万5000台、全世界で約10万台を自主回収する。ソニーの「VAIO」では問題のあるバッテリーは使われていない。 ソニーによると全世界での事故報告は40件で、軽度のやけど4件、軽度の器物損傷21件を含む。日本での事故発生は報告されていないという。 ソニーは原因について、2004年10月から2005年6月の特定期間の製造ライン調整が一部の電池セルの品質に影響を与えたと推定。一部部材不良によると思われる事故もごく少数ながら含まれているとも述べている。 CPSCがまとめた自主回収の対象モデルは以下の通
充電5分、6000回以上充放電可能──東芝の新型二次電池「SCiB」、携帯への採用にも期待:CEATEC JAPAN 2008 東芝は、CEATEC JAPAN 2008で同社の新型二次電池「SCiB」をモバイルノートPC向けサイズに小型化した試作機を公開した。 SCiB(Super Charge ion Battery)は、従来のリチウムイオンバッテリーと基本構造は同じながら、安全性、長寿命、急速充電、大実効容量、高出力、低温性能を特徴とする新たな二次電池として展開。主にファクトリー系機器や電気自動車、電動アシスト自転車など、やや大型の機器向けの製品として量産が開始された。 昨今、携帯やPCのリチウムイオンバッテリーに関わる事故が何度も発生しており、特に“安全性”がリチウムイオンバッテリーの最大の課題となっている。SCiBは、破裂や発火に至る原因の1つとなっている負極材料を従来のカーボン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く