2006年を振り返ってみると,ファイル交換ネットワーク構築ソフト「Winny」を舞台とした各種のニュースが思い起こされる。有名企業や公共機関の情報漏えい事件に始まり,ユーザーによる著作権法違反や開発者によるほう助の裁判といった話題が世間を賑わせた。 ところが,Winnyの新版に相当するWinny2の機能に関しては,あまり話題に上っていないように思える。記者はWinny2の機能に高い関心を持っている。そしてWinny2は,古くて新しい話題である“匿名性”について再度考えるきっかけとなってくれた。 Winny2はBBS(電子掲示板) まず,Winny(ウィニー)のしくみについて,軽くおさらいしておこう。一言で言えば,キャッシュ機能を持つ「匿名串(プロキシ)」を多段に通すことによって,匿名性とファイルのヒット率(効率性)を両立する,というアイディアだ。要求を受けたもののキャッシュを持っていないノ
プラネックスコミュニケーションズは9月4日、ファイル共有プロトコル「BitTorrent」を内蔵したルータ2機種の先行販売を始めた。PCの電源がオフでも、ルータ単体でファイルをダウンロードして外部HDDに保存できる。 2機種は、有線LANのみ対応の「BRC-14VG-BT」と無線LAN(IEEE 802.11b/g)対応の「BRC-W14VG-BT」。それぞれオープン価格で、先行販売しているAmazonのブランドショップでは「BRC-14VG-BT」が1万8800円(同)、「BRC-W14VG-BT」が2万1800円(税込み)。 米BitTorrentとライセンス契約し、同プロトコルを搭載した。Webブラウザからダウンロードを設定しておけば、ルータ単体でファイルをダウンロードし、USB接続の外付けHDDに保存する。外出先からルータにアクセスし、Webブラウザからダウンロードを指示するといっ
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