2010年06月15日 全米科学アカデミー医学部会、加工食品中の食塩含有量の規制を提唱。 Journal of the American Medical Association 2010年6月9日号の論説によると、全米科学アカデミー医学部会は、米国民の塩分摂取量を大幅に減少させるために、食塩を食品添加物として米国食品医薬品局の監督下におき、加工食品や調理済み食品に含まれる食塩量を規制することを提唱する報告書を公表した。 報告書は議会の要請により全米科学アカデミー医学部会が作成した。報告書は、食塩を食品添加物として位置づけて食品医薬品局の規制下に置き、食品中の含有量を(国民が薄味に慣れるよう)段階的に低減させることを主張している。 米国民の平均塩分摂取量は一日8.6g。食生活ガイドラインでは、適正量を3.8g、摂取上限を5.8gに設定している。報告書では、一日摂取量を6.1gにまで減少で