秋田県生活衛生課は26日、秋田市の50~60歳代の夫婦が、25日午前に五城目町中心部の通称「朝市通り」の露店で毒キノコを買って食べ、食中毒を発症したと発表した。 2人は入院しておらず、快方に向かっているという。県内での毒キノコによる食中毒は今年初めて。 同課によると、2人はキノコ2袋を買い、同日、自宅で作った「いものこ汁」に入れて食べた。約2時間半後に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出た。夫が秋田市保健所に連絡した。 同保健所が調べたところ、2袋のうち1袋に毒キノコの「クサウラベニタケ」と「イッポンシメジ」が入っていた。県秋田中央保健所が販売者などを調べている。 同課によると、2種類とも一般的な食用シメジと形状が似ており、群生する場所も近いため、間違えやすいという。同課は「キノコの鑑別は慣れた人でも難しい。わからないキノコは採らないようにしてほしい」としている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く