印刷 関連トピックス関西電力 関西電力は14日、堺港発電所2号機(堺市、40万キロワット)がトラブルで停止したと発表した。復旧には少なくとも数カ月以上かかる見込み。同日夕に更新した「週間でんき予報」では、お盆休み明けの17、18日の電力需給が初めて「厳しい」(電力使用率95%以上97%以下)状況になると予測している。 関電によると、13日午前10時半ごろ、出力低下を示す警報が出て自動停止した。設備の冷却を待って14日午後に原因を調べたところ、ガスタービンの羽根が損傷しているのが見つかったという。 このトラブルで、8月後半の関電の供給力は2942万キロワットに低下。想定最大需要の3138万キロワットに対して6.2%の不足となる見通し。9月の供給力は2850万キロワットで、想定最大需要の3025万キロワットに対して5.8%の不足となる見込み。