アメリカンカルチャーのアイコンでもある「Route 66」は、シカゴからサンタモニカ間を結ぶ全長3,755kmの一本道。作家ジョン・スタインベックが、1939年に発表した作品『怒りの葡萄』の中で「マザーロード(母なる道)」と書いたことでも知られている旧国道だ。 下のタイムラプス動画では、長時間露光撮影で鮮明に捉えた迫力のある表情が写っている。日中の様子はもちろん、動画後半(#1分36秒)から始まる夜景の凄まじさは見逃せない。 1985年に廃線となり、すでにズタボロになった道もそこかしこにある。だけど、『イージー・ライダー』のようにバイクを走らせて自由を感じたり、ナット・キング・コールの歌を聞きながら古き良きアメリカの雰囲気を味わったり、ただ一直線に伸びるだけに見えるこの道に、魅力を感じている人は少なからずいる。 この映像作品『MOJAVE BLUES(モハべ ブルース)』には、そんなノスタ