「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できるようになることです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みですから、子どもはもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。毎年6月は「食育月間」。食べ物について改めて考えて、「生産から食卓まで」の食べ物の循環、「子どもから高齢者、そして次世代へ」といった生涯にわたる食の営みの循環である「食育の環(わ)」を広げましょう。 内閣府が実施した「食育に関する意識調査(平成26年3月)」によれば、「食育」という言葉は、国民の8割近くに認知されるようになっています。この食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間に育つことです。 なぜ、今、「食育」な