アンチ現代医療の様々 ホメオパシーにしろ、マクロビオテックにしろこんなものが よく受け入れられるなと驚くのが常識ではあるが、しかし それだけ現代医療に種々の問題があり、根深い不信がある ことから、藁をもすがるという心境の人たちが沢山いることを 示している。 先日も効果や安全性がいまだ未確認にもかかわらず、 数百万円もの費用を掛けた安易な「肝細胞治療」が行われ ていることに、学会が注意を喚起したという記事が新聞に 載っていた。 マウスの実験では注射した肝細胞が肺の血管に詰まって 3分の1が死んだという結果が出ているなど、問題が多い。 しかし「研究結果を待てない患者もいる」として、患者側の 「少しでもよくなるなら」という淡い期待に付け込んで、医は 算術を地で行くような医者、施設が10箇所もあったという。 こうした例にも見られる、「先端科学」的医療に対する 不信も当然あるのだろう。いまの世の中金