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ブックマーク / www.nikkei-science.com (2)

  • 感染症 新たな闘いに向けて

    日経サイエンス編集部 編 2012年11月21日 A4変型判 27.6cm×20.6cm  ISBN978-4-532-51188-3 定価2,200円(10%税込) ご購入はお近くの書店または下記ネット書店をご利用ください。 身近な問題でありながら,普段あまり目を向けられることのない感染症。大地震や原発事故の影に隠れてしまったのか,パンデミックそのものが遠ざかったかのようにも感じられます。しかし既存の抗生物質がまったく効かないスーパー耐性菌や,未知のウイルスによる新興感染症の脅威は弱まる気配はありません。時間という垣根が取り払われた今,人々は世界中を自由に移動し,病原体もまた人間ともに広がっていきます。アウトブレークの危険は以前にも増して高まっていると考えられます。別冊「感染症 新たな闘いに向けて」では,ゲノム科学や遺伝子組み換え技術を用いた新しい研究や,途上国を悩ませるエイズ・結核・マ

    感染症 新たな闘いに向けて
    ohira-y
    ohira-y 2012/11/20
  • 乱獲で崩れる食物連鎖

    カナダ南東部の大西洋沿岸に広がる比較的浅い海ジョージバンクはかつて水産資源の宝庫だった。17世紀には,タラやサケ,シマスズキ,チョウザメの大群が漁船を取り囲んだが,今ではほとんど姿を見かけない。 こうした商業的に価値の高い魚の漁獲量は減り続け,多くが子孫を残す前に水揚げされるため,小型化している。こうした現象は北大西洋だけでなく世界中で起きている。 その主な原因は人間の手による乱獲だ。例えば,カナダ政府は補助金を出し,国内漁船の大型化と装備の近代化を進めた結果,大西洋側では漁獲高が激減した。 また私たちは1つの統計モデルを考案し,水深や緯度の似通った世界各地の漁場の中から漁獲高が著しく違う水域を調べられるようになった。これによって,中国は40%近くも多めに漁獲高を報告している可能性が高いとわかった。1980年代末に世界の漁獲高は減少し始めたが,虚偽の報告をしている国の存在を考えると,かつて

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