原発は以前から怖い、とは思っていたけれど、こんな深刻な事態になるとは想像もしていなかった。私たちにできるのは、なるたけ節電して、原発がなくても暮らしが成り立つようにすることしかないだろう。 フィールドワークの第一人者として知られる佐藤郁哉氏などの研究グループが、学術系出版社4社の仕事のありさまを調査したもので、有益な情報がふんだんに盛り込まれている。一人出版社のハーベスト社の話も面白いし、有斐閣がその印象と違って(純粋学術書より)実は大学教科書の出版が主と言うのも気づかなかった。有斐閣や東大出版会が、社員数を大幅に減らしている、というのも知らなかった。学術出版のあり方が、欧米と日本とで大きく違い、必ずしも欧米が優れているとしていないことも好感が持てる(ところで巻末の、全米大学出版部協会加盟社一覧表の中に、ハーバード大学出版部が2回出てくるのは何かの間違いなのだろうか?)。不満を言えば、リサ
![2011-03-15](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)