(左)明るく街灯に照らし出された商店街(午後8時45分) (右)防犯灯だけになると商店街は青色に染まる。「顔色が真っ青に見えるのは不気味だから」と防犯灯を青、白、交互にする工夫も(午後10時30分、大阪市旭区で) 青い光が夜道を照らす。訪れた日はあいにくの雨。地面の水たまりも、同じ色の光を宿し、“青いトンネル”に迷い込んだような、不思議な気分に誘(いざな)われた。 大阪市旭区の〈森小路京かい道商店街〉。米屋、畳屋、布団屋、パーマ屋……。長さ約380メートルの通りに66の店が軒を連ねる昔ながらの商店街に、青色防犯灯が導入されたのは今年4月のことだ。 昨秋、商店街で空き巣被害と自転車盗が相次いだ。「最近、物騒やな」。歳末特売を話し合う会議の場で誰ともなくつぶやいた一言がきっかけ。商店会の義平信明会長(70)が府警旭署に相談し、教えられたのが青色防犯灯だった。 英国・グラスゴーで2000年ごろ、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く