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ブックマーク / www.jusoken.or.jp (2)

  • 住について考えるための基本図書 20

    文中の 番号 は上のリスト番号に対応 まちなみ・景観・風景に関するを,主に1970年代以降のものについて,以下の3種類に分けて整理したい。ひとつは景観・風景の意味や力について構想する社会学的分野からのもので,もうひとつは歴史的まちなみや関連するまちづくりをテーマとした著作である。そして最後に,都市風景の現状と課題についてである。 ●景観や風景の意味と力 景観・風景に対する社会学的考察が現在につながる形で始まったのは,欧米の諸研究が日に紹介された1970年代後半からだったといえよう。レルフ『場所の現象学』 1 ,トゥアン『空間の経験』 2 ,シュルツ『ゲニウス・ロキ』 3 は現象学的地理学などと呼ぼれる分野の仕事であるが,人間の営みによって,単なる物理的空間が特別な場所になることを論じた。こうした考え方は,今では全く新しさを感じられないほど定着したといえよう。その過程には多くの著作が

  • 住について考えるための基本図書 5

    1992 「立派な暮しの価値をおしはかるいくつかの試金石 -学校,公園,小ぎれいな住宅,あるいはそういったもの-が,すぐれた近隣住区をつくるのだと考えられる風潮がある。もしこれが当なら,人間の生活なんて何と簡単なものだろう!」 生活は住居の中に留まるものではなくその周囲から地域・都市へと広がっている。今回はそこで体験される住環境の質,街の価値について重要な見方を提示したを中心にまとめてみた。 ●人間生態学的・近隣住区 今世紀初頭,移民の流入によって爆発的に人口が増加したシカゴを対象にして,人間生態学という視点から都市生活にアプローチしたのはパークである。都市社会学の始まりとなった彼の1916年の論文は鈴木広編訳『都市化の社会学』で読むことができる。パークの影響を受け現代の居住地環境のあり方に対して最も影響力を持ったのがペリー『近隣住区論』である。その後,多くの批判も受けた理論ではあるが

    oriono
    oriono 2008/07/03
    次は、パーソンズ, T.(邦訳1965)『都市化の社会学』;進士五十八(1992)『アメニティ・デザイン』あたりを読んでみたい。
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