なかなか時間がとれず、ブログの更新が滞ってしまう。 12月に入って最初の山行は、鈴鹿山脈の南部、険しいルートと奇岩で 知られる鬼ヶ牙である。 マルチピッチのクライミングルートもある魅力的な山だ。 朝から、小雨がパラついたと思えば青空が見えたりする、気まぐれな天気。 石水渓の林道を奥へ。渓谷が美しい。 車を路肩に停め、鬼ヶ牙への道標に従い山中に入ると、いきなりの難所。 まるで、沢登りで水の乏しい滝を高巻くようだ。 そこを脱して明るい岩肌に取り付いても、急峻さはかわらない。 半ばクライミング状態のルートは、スリルで楽しさ満点。 ザレた尾根に出たら、鬼ヶ牙東峰への分岐をとる。 雑木林の微妙なトラバース道をから回り込み、岩場を進めば、 ほんの15分ほどで露岩の鬼ヶ牙東峰に着く。 天気はイマイチだが、見事な眺め。 南側の直下に、新名神高速道路が横切っている。 振り返れば、鬼ヶ牙の南峰のストンと落ちた