監視カメラが増え、どこに行っても監視されている状態。 それは「より安全な街づくり」という目的のために配されるものであって、 本来的には別に市民を四六時中監視してやろうということではない。 ICカードやクレジットカードに試用履歴が残ったり、 アマゾンに注文履歴(=嗜好)が蓄積されていくことは、 単に企業がより効率的にマーケティングを行い さらに多く儲けたいということであって、 それを使って監視社会を構築してやろうということではない。 住基ネットやら国民総背番号制とかも、 基本的には煩雑な公的手続きをより簡便にすることが目的なのだ。 しかしながら、 こうした状況がひどく「気持ち悪い」感じがするというのは 割と広く共有されている感覚なんだろうと思う。 だから「全体主義」とか「監視/管理社会」とか言いたくなる。 しかしそのような反論に対する再反論の方が圧倒的に分かりやすい。 「やましい事がなければ
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