<お仕事で書いた文章> 本日(2005年11月7日)の愛媛新聞に掲載された記事。 現在、松山では、松山城への眺望を保全しながらいかにまちづくりを進めるのかという検討が進められている。 景観法という法律もあるのだが、山城への眺望保全をまちづくりに盛り込むか、否かという観点からの議論は、なかなか前例のないことらしい。 それゆえ、議論は難航を極めている。 今回は、ちょっと視点を変えて、メディアの問題について指摘してみた。 あまりにも、行政側のメディア戦略がお粗末過ぎるのは、驚きではあったけれども、実は、マスメディアの側の行政に対する姿勢も、かなり問題があったりする。 一言で言えば、「あら探し」が自己目的化している恐れがあるのですね。 権力批判は、それはそれで重要なのだけど、松山みたいな地方都市の場合、行政とマスメディアが、ともに協力して、まちづくりを考えていく、そのために手を携えるようなことがあ