過去、当コラムで何度か指摘してきたが、総合スーパー(GMS)や百貨店など大手流通業の不振が続いている。 足元業績は低迷を続け、大手各社はリストラや出店抑制など守りの姿勢に終始している。ほんの数年前まで、旺盛な個人消費と歩調を合わせてきた業界の「イケイケ」の戦略はすっかり影を潜めた格好だ。 足元の状況を踏まえつつ、業界の先行きを専門家の意見を交えて占ってみよう。 大手流通の深刻な業績低迷 年初に発表された流通の2強の業績を見てみよう。 イオンの2009年3~11月期連結最終損益は、損失が99億円と2期連続の赤字を記録した。セブン&アイ・ホールディングスも大幅な減収減益となった。 流通の旗手ともてはやされた両社がこの状況である。月次売り上げデータが2年近く水面上に出ない百貨店は推して知るべしの状況にある。 ご案内の通り、一昨年秋の世界的な金融危機に端を発した消費不況が長期化し、イオンもセブンも
ビクター・デビッド・グルーエン(Victor David Gruen、1903年7月17日 - 1980年2月14日)は、オーストリア・ウィーン出身の建築家、都市計画家。都市地域及び郊外地域の大規模複合施設のプランナーとして、世界的に知られ、特に郊外型大規模ショッピングセンター生みの親として著名である。アメリカ合衆国、カナダ、ヨーロッパ内のショッピングセンター及び都市再開発を数多く手がけた。また「ペデストリアンデッキ」の命名者としても知られる。 ウィーン美術アカデミーで建築を学ぶ。社会民主主義者として政治活動も行っており、後にウィーン市長となるオーストリア社会民主党のフェリックス・スラヴィクと親交を持った。第二次世界大戦後、1954年、デトロイト・ノースランドモールというショッピング施設と周辺整備を、1956年にはミネアポリスのサウスデール・ショッピングセンターを手がける。これらの成功は、
キーボードを、持ち歩く。 久しぶりに、スマホ用のキーボードを使ってブログを書いている。 いくつかキーが壊れてしまっているので買い替えないといけないのだが、壊れるくらいには使い込んでいたんだなと思った。 当時は、今のようにPCを普段から持ち歩くことが少なかったので、出先でもブログ…
「我々の環境への取り組みの集大成」──08年10月に開業した大規模SC(ショッピングセンター)「イオンレイクタウン」について、イオンの担当者はこう語る。施設面積が東京ドーム5個分という国内最大級の規模を誇る同SCが、柱の一つとしてアピールするのが「エコ」だ。 屋根や壁面には総面積4000平方メートルという、商業施設としては最大の太陽電池パネルを設置。また、新型の天然ガス熱電供給システムを導入するなど、空調も徹底的に省エネ化した。これらの設備がなかった場合と比べ、施設全体のCO2排出量を20%削減したとうたう。客に対しても館内のモニターなどを使って、エコへの取り組みが目立つようにアピールしている。
NTTドコモは2月1日より、屋内で迷子になった子供の居場所を、携帯電話で検索できる「迷子探しサービス」を、埼玉県越谷市にあるイオンのショッピングセンター「イオンレイクタウン」に導入する。商業施設では初の試みという。パケット通信料を除き無料で利用できる。 屋内ではGPSの精度が低くなるため、屋内基地局設備「IMCS」を利用して子供の現在位置を調べる。子供には事前に位置情報を通知する端末を貸し出し、迷子になった場合はその端末のIDをもとに施設内のどのフロア、どの区画にいるかを探す。 保護者は自分の携帯電話のiモード機能などを利用して子供の位置を常時確認できる。またショッピングセンターの従業員が迷子を見つけた場合は、子供の持つ端末のIDをもとに保護者を特定して連絡する。 端末の貸出場所はイオンレイクタウン「kaze」および「mori」棟各2階のインフォメーション・カウンター。貸出数量は合計200
能代「イオン」出店進まず 市が聴取へ 住民投票案否決から10か月(読売新聞2008年12月5日) 大手スーパー「イオン」(本社・千葉市)の大型店「新能代ショッピングセンター(SC)」(仮称)の進出をめぐり、意見が二分した能代市。今年2月、能代市議会が、出店反対の商店主たちが提出した出店の是非を問う住民投票の条例案を否決して10か月が過ぎた。だが、出店に向けた具体的な動きは、いまだに見えないままだ。市や市民の間には「出店しないのでは」との不安やいらだちも広がり、市はイオン側に対し、出店について早急に状況を聞く方針を決めた。(松本貴裕) 能代市は、新能代SCに対し、税収増や約1800人の地元雇用など、経済効果を期待している。斉藤滋宣市長は11月26日の定例会見で、急激に悪化した経済状況に触れ、「万が一、出店しないということになれば影響が大きい。経済が厳しいなかで、イオンとしても出店が難しい面も
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
ついにバブル崩壊 “ショッピングセンターの申し子たち”の落日(2) - 08/06/12 | 12:40 どこへ行っても同じ店 建築コスト急騰も追い討ち 最大の要因はオーバーフロアだ。「都市部の駅周辺はともかく、郊外のSCは完全に飽和状態。この1年半で状況は様変わりした」と有力デベロッパー幹部。昨年11月には、大店立地法を含めたまちづくり三法が改正され、無秩序に広がった郊外での大型店開発に対し、再度規制を強化する方向に振り子が戻った。その結果、昨年、そして今年、SCの駆け込み出店が増加。移行期の駆け込み出店が、無用な競争激化を引き起こしているのだ。 大型化によって、1つのSCに入居するテナント数は150〜160に上る。巨大な床を埋めるために、特定のテナントに人気が集中する。中でもユニクロやハニーズなど衣料品のテナントは粗利率が高く、デベロッパーとしても入居させやすい。その結果、「どのS
千葉県北部、北総鉄道の印西牧の原駅を降りると、巨大な観覧車が目に飛び込む。ショッピングセンター(SC)「BIGHOPガーデンモール印西」。敷地面積は15・7万平方メートル、「バリューモール」と銘打ったゾーンには、衣料ブランドのアウトレットや雑貨店、ボウリング場やカラオケ店といった非物販のテナントまでそろっている。 開業は昨年9月。まだ1年も経過していないが、一歩足を踏み入れるや、すぐにその“異変”に気づく。 SCバブルは崩壊 倒産予備軍はゴロゴロ 「当店は誠に勝手ながら閉店とさせて頂きます。お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません」 SCの「駅前ゾーン」の店先には、こんな張り紙が掛かっていた。駅に程近い同ゾーンは、いわばSCの顔。にもかかわらず、開業当初から入居のなかった区画も含め、全19区画のうち約6区画が空いたままだ。他のゾーンでも空き区画が所々に散見され
江口:まず、こちらのグランベリーモールがどのような施設なのか教えていただけますか。 佐野:オープンしたのは2000年の4月21日で、今年で8周年になります。ご覧いただいて分かるように、各店舗が独立して通りに面した「オープンモール型」のショッピングモールです。敷地面積は約87,000平米。メインストリートであるグランベリーウォークを中心に、98の店舗で構成されています。グランベリーモールの最大の特徴は、交通の便が良いことです。東急田園都市線で渋谷から約36分、南町田駅の目の前にあり、東名高速の横浜町田インターチェンジからは国道16号線経由で約1キロ、国道246号線にも近く、車でのアクセスも非常に便利です。 江口:実は、私の母がショッピングモールが大好きで、グランベリーモールがオープンしたときも、すぐに買い物に来ました。「まるで、アメリカのショッピングモールみたいなのよ」と、興奮気味に話してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く