東京・高田馬場駅や早稲田駅周辺には、早稲田大学をはじめとした大学・専門学生たちに長年愛された名店がいくつもあります。それらは「ワセメシ」と呼ばれ、安い・多い・美味いの三拍子が揃ったメニューで学生たちのお腹を満たし、憩いの場となり、多くの人々の思い出がつまった特別な場所であり続けてきました。 近年、そうしたお店が次々と閉店しています。早稲田大学文学部キャンパスの隣にあったエスニックカリー店「メーヤウ」もそのひとつ。1997年の開業から学生たちに愛されてきた「ワセメシ」の代表は、2017年に突然、閉店することになってしまいました。 ▲早稲田メーヤウの看板メニューのひとつ、チキンカリー(写真提供:メーヤウ) しかし、突然の閉店にファンが立ち上がります。元スタッフや常連客が協力して復活プロジェクトを立ち上げ、紆余曲折を経た2020年7月。「メーヤウ」は、場所を新たにリニューアルオープンすることにな