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ブックマーク / quagma.hatenablog.com (31)

  • アニメ『selector infected WIXOSS』感想 - こぐま座

    たった今最終回を見たところだが、まだ見ていない人も多かろうと思われるので、twitterタイムライン感想投下行為はためらわれる。 そこで、ここでひそかにつぶやいてみようかと。 以下、ネタバレあり感想です。 予想以上に全然終わってなかった! 何一つ区切りついた感、無し。 あきらっきーも出てこなかったし。 いえ、全然ガッカリなんかしていません。 秋が来るのがちょー楽しみ。 はやく9月にならないかなー。 でもその前にグラスリップ見なきゃ! (追記)いおなの願いがるう子のルリグになることだって、他の人の感想見るまで気づいてなかった…いおなさん、超キモいド変態ですね。 一応区切りというか折り返しに来た的な意味はあるのかな。 (再追記)↑「超キモいド変態」よくなかった…

    アニメ『selector infected WIXOSS』感想 - こぐま座
    quagma
    quagma 2014/06/21
    ネタバレあり感想注意/コメント欄に書き込んでくれても、いいんですよ…
  • カナダの入管収容施設 - こぐま座

    昨日の記事でも触れた、関東弁護士会連合会・編『外国人の人権―外国人の直面する困難の解決を目指して―』(明石書店、2012)というに収録されていた「カナダの入管収容施設見学記」と題されたコラム*1が、なかなか興味深かったので、まるごと引用したい。 筆者は、2012年5月15日に、カナダ・オンタリオ州の州都トロント郊外にある Toronto Immigration Holding Centre を見学した。同施設では、入管および難民保護法(Immigration and Refugee Protection Act, IRPA)に基づいて身体拘束された外国人が、Canada Border Services Agency の管理の下に生活している。 事は、朝昼晩の3の他、夕後のスナック&ドリンクも用意される。また、被収容者のための図書室やチャペルもあり、祈り等の宗教活動を行うための集まり

    カナダの入管収容施設 - こぐま座
  • 前記事の訂正、及び1974年最高裁決定についての(再)検討 - こぐま座

    1 この記事を書くにいたった経緯 前記事を書いたあと、たまたま図書館で借りてきていて手元にあった関東弁護士会連合会・編『外国人の人権―外国人の直面する困難の解決を目指して―』(明石書店)*1をパラパラめくっていたところ、「入管身柄事件と憲法31条、33条、34条、37条」というタイトルのコラム*2が収録されていたので、「おっ」と思って読んでみた。 すると、前記事で触れた最高裁決定がこのコラムでも取り上げられており、しかもこちらでは最高裁決定の日付も明記されていた。それによれば、同決定は最決*31974.4.30集刑192-407(以下、決定)であり、これは裁判所ウェブサイトにもアップされていることがわかった(http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=59750&hanreiKbn=02)。 前記事で依拠した野中・中村・高橋・高見『憲

    前記事の訂正、及び1974年最高裁決定についての(再)検討 - こぐま座
    quagma
    quagma 2012/11/12
    前の記事http://d.hatena.ne.jp/quagma/20121111/p1について訂正しつつ、1974最決につき再度検討しました。
  • 入管法上の強制収容制度の違憲性(追記あり) - こぐま座

    追記:この記事を書いた後、ここで取り上げた最高裁決定が特定できました。読んでみたところ、この記事で前提としていた理解に誤りがあることが分かったので、この記事の一部を訂正しました。追記・訂正部分は、フォントを太字にしたり色を変えたりして目立つようにしてあります(脚注ではそれはできないので、脚注7と11については追記して訂正したことをここに書いておきます)。 再追記:次の記事で補足しました。 1.問題提起 日国憲法第33条「何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。」 https://twitter.com/yanegon/status/267255478160076800 ↑ちょっくら用があって日国憲法を読んでたらこんな条文があったんだけど、入管によるオーバーステイの人の摘発・収容って、こ

    入管法上の強制収容制度の違憲性(追記あり) - こぐま座
    quagma
    quagma 2012/11/12
    一部前提に誤りがあることが分かったので、追記しました。
  • 8月30日付読売新聞の入管ハンストを報道する記事について - こぐま座

    読売新聞朝刊39面(社会面)の、連載四コマ漫画「コボちゃん」の下に位置するあたりに、牛久入管のハンガーストライキ*1についての記事が掲載されていた。 http://f.hatena.ne.jp/quagma/20120830075600 まずは、このようなことが起きていることを報道する記事が、紙面でも比較的目立つ位置にそれなりの大きさで掲載される、ということ自体は、よいことだと思う。 しかし「難民認定長期化 抗議か」という見出しは何なのか。 これではまるで、被収容者が抗議しているのは直接には「難民認定手続きの長期化」であり、その迅速化を訴えているだけのように見えてしまう。 しかし実際の問題はそんなところにはなく、長期収容そのもの、そしてそこにおいて起こる様々な人権侵害が問われているのである*2。 記事の文面を読めば、入所者が「長期収容をやめてほしい」と訴えた、と正しく書かれているのだが、こ

    8月30日付読売新聞の入管ハンストを報道する記事について - こぐま座
  • 「おまわりさんは何をやっているの?」は何を書かないか - こぐま座

    前回の記事*1に対し、わりとすぐに『デモいこ!』編集の野間易通氏(@kdxn)から応答(罵倒込み)があった*2。 いろいろ言ってるが、ここでは、当該コラムは「警察の質」につききちんと言及しているとの反論に対し、当該コラムを引用しつつ再反論したい。 じゃあさっそく、当該コラム(執筆したのは野間氏自身であるとは、ご人の弁。)を実際に見てみましょうか。 まず、ガラケーでコラムの掲載されたページを撮影した画像があるので、ごらんいただきたい(サイズが小さいので分かりにくいかもしれないが)。 http://twitpic.com/aduahy コラムを囲む意匠に注目。"POLICE"という字とか、パトカー、警察犬、警察官のかぶる帽子、警察のマスコット「ピーポ君」、警察手帳、などがイラスト化された意匠になってるのがお分かりいただけるだろうか。はっきり言ってカワイイ。 デモに対し規制を加えてくる権力そ

    「おまわりさんは何をやっているの?」は何を書かないか - こぐま座
    quagma
    quagma 2012/08/02
    kdxnさんこと野間さんにお返事。/id:prettycureなんですかそれ?
  • TwitNoNukes編著『デモいこ!』批判 - こぐま座

    ツイッターにポストしたものを以下そのまま再構成*1(文章にはけっこう手を入れたが、文意は変えていない)。 『デモいこ! 声をあげれば世界が変わる 街を歩けば社会が見える』*2を読んだ。 版元が同じ河出書房新社ということもあってか、『さようなら、もんじゅ君 高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし』*3と印象が似ている。ちなみに奥付に「編集」として野間易通氏*4がクレジットされている。 印象が似ているというのは、おおむね以下のような点においてである。 知らない人向けの手に取りやすく分かりやすい入門書となることを意図して作られたと思われること。 そのことにかなり成功していると見えること。 装丁やレイアウトがオシャレでカワイくライトな見た目・手触りであること。 そして、おそらく意図的に「政治的」な(≒ダサくクラい)ものを極力排除した作りになっていること。 もちろん、『もんじゅ君』にせよ書にせよ

    TwitNoNukes編著『デモいこ!』批判 - こぐま座
    quagma
    quagma 2012/08/02
    ツイッターでこういうポストしてたらこの本の編集として奥付にクレジットされている野間易通氏(@kdxn)から応答が来た(http://twilog.org/qua_gma/date-120731)ので再応答のための前段階として本エントリーをアップしました。
  • 漱石の「満韓ところどころ」 - こぐま座

    http://d.hatena.ne.jp/matsuiism/20110216/p1 matsuiismさんが、このエントリーで高澤秀次『文学者たちの大逆事件韓国併合』を引用しつつ漱石の「満韓ところどころ」にも触れている。私も前回のエントリーの注でこの紀行文に言及したのだけれど、高澤氏によれば、 そもそもこの旅自体、「満鉄(一九〇六年設立)総裁の地位にあった中村是公(後藤新平の後継者)の慫慂(しょうよう)で実現した旅」であり、「日の国民作家」を「満鉄をはじめ、アジアに進出する大日帝国の各出先機関」で歓待する、つまりこの国家的事業に「国民作家」を動員し、そのお墨付きを得ようという性格のものだった。 ということだったらしい。これは知らなかった。高澤氏のに興味を覚えたので、いずれ機会があれば読んでみたい。 「満韓ところどころ」は、たしか岩波・新潮・角川の各文庫版のいずれにも収録されてお

    漱石の「満韓ところどころ」 - こぐま座
    quagma
    quagma 2011/02/18
    id:satosuke-428125さん、「名編」と言われてしまうと…(汗/id:haruhiwai18 う…毎度鋭い>渡部直己
  • 差別と法について、思ったこと - こぐま座

    先日のエントリー(日の丸と燃える十字架 - 小熊座)に、id:takammさんからコメントをいただいた。これに対する二度目のレスを書いているうちに非常に長くなってしまったので、ひとつのエントリーとしてアップすることにした。以下がその内容である。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 先日も書いたように、私はここのところヘイトスピーチ規制に関連するや論文を読んでいるわけですが、そうしているうちにいくつか思うところも出てきました。無学非才の身ゆえ、生煮えな考えですが、この機会に書き留めておくことは私にとって無意味ではないように思えます。しばしお付き合いいただけたら幸いです。 まず第一点。 アメリカ合衆国の判例が、ヘイトスピーチですら言論の自由により保障される、としていることは、このブログでも何度か書きました*1。当然ながらこのことは、合衆国法がそれだけ「言論の自由」を重んじている、という

    差別と法について、思ったこと - こぐま座
  • 日の丸と燃える十字架 - こぐま座

    昨日アップしたエントリーのブコメで、国旗に言及する方がいた。 私も日で十字架焼却に類比すべきものを挙げるとしたら日章旗(日の丸)しかない、と考えており、下書きの段階では「ナチの鍵鉤*1十字」に言及した後でその点にも触れようと考えていた。 ところが、続けて「いわゆるふつうの人たちが無邪気に日の丸にコミットするカルトな日社会…」というようなことを書こうとして、「いやしかしカジュアルに国旗が呼び出されることは他の国でも珍しくないのでは?」「無邪気な日の丸へのコミットという一事をもって日社会が他国の社会と比べてカルト的、というのはやっぱり安易だろう」「ところで他国の国旗と比べて日の丸は特殊だといえる側面を持っているのだろうか?」「国旗の下にさんざんあくどいことをやったのは日に限らないわけで…」「いやいや、悪しき一般化いくない!!」などと思考が迷走して収拾がつかなくなり、文章もダラダラと冗長

    日の丸と燃える十字架 - こぐま座
    quagma
    quagma 2011/01/29
    id:T-3don おお、ありがとうございます。
  • 十字架焼却の歴史 - こぐま座

    合衆国におけるヘイトスピーチ規制の文脈において重要な連邦最高裁判決であるVirginia v. Black 538 U.S. 343 (2003)を読んでいるのだが、そこで素描されている「十字架焼却(cross burning)」なる行為の歴史が非常に興味深い。 Virginia v. Black判決(以下、ブラック判決)では、十字架を燃やす行為を犯罪として処罰するヴァージニア州法の合憲性が問題となっている。実は先例として、ほぼ同じような内容の市条例を、合衆国憲法第1修正*1に反し違憲であると判断した判例(R.A.V. v. St.Paul 505 U.s. 377 (1992)、以下、RAV判決)がある。ブラック判決の法廷意見(O'Connor裁判官)は、この判例を変更していないのだが、にもかかわらずRAV判決とは反対に十字架焼却を禁止するヴァージニア州法を合憲と判断した*2。ブラック判

    十字架焼却の歴史 - こぐま座
    quagma
    quagma 2011/01/28
    id:matsuiismベンヤミン!歴史哲学テーゼ(でしたっけ?)とかはなんとなくかっこよくて好きなんですが、「暴力批判論」まったく理解できなかったんですよね…
  • こうまで見せつけられると - 小熊座 

    Togetter - 「チュニジア政権崩壊報道をめぐる烏賀陽弘道氏(@hirougaya)と常岡浩介氏(@shamilsh)との応酬」 Togetter - 「烏賀陽弘道さん(@hirougaya)の語る「匿名の卑怯者」」 発言における事実認識の間違いを指摘されて 間違ってます?じゃあ、ネットで淘汰されればよい 紙メディアの常識をネットに持ち来むなんて 間違っている?当たり前でしょう。私は思考のメモ代わりなんだから。それがどうした? これは料金をとっている商品じゃない というのは、いいわけとしても斬新すぎる(私が知らないだけでよくあるのだろうか?)が、自らのプロのジャーナリストとしての信頼性を著しく損なう言動だと思う。 これまで留保してきた氏のジャーナリストとしての資質を判断する決定的な材料だと言わざるを得ない。 言論の自由には、相手を不快にする権利も含まれる。(1964年のアメリカ連邦最

    こうまで見せつけられると - 小熊座 
    quagma
    quagma 2011/01/18
    id:buhikunさん、たしかにツイッターのフリージャーナリストクラスタ(笑)についてはよく知りませんが、この開き直り方はかなりすごくないですか?「わかってやってるんだよ」を超えてますよ。
  • ヘイトスピーチ規制がマイノリティの抗議的表現の摘発を招くのは必然か(tari-Gさんへのお返事、part2) - こぐま座

    以前こちらにアップした「はてなhaiku」でのtari-G氏とのやり取りは、以降以下のように展開した。 http://h.hatena.ne.jp/tari-G/9258658834641833355 http://h.hatena.ne.jp/quagma/9234082553158545707 http://h.hatena.ne.jp/tari-G/9234100145665692301 http://h.hatena.ne.jp/quagma/9234100145911770156 http://h.hatena.ne.jp/tari-G/9236563052140979102 http://h.hatena.ne.jp/tari-G/9259274564384171654 http://h.hatena.ne.jp/quagma/9234082574460918619 私は先日、

    ヘイトスピーチ規制がマイノリティの抗議的表現の摘発を招くのは必然か(tari-Gさんへのお返事、part2) - こぐま座
  • 正月早々演じられたウェブ上の小規模な諍い、および「表現の自由キリッ」の意味するところについて - こぐま座

    正月早々演じられたウェブ上の小規模な諍い 正月早々、ワールドワイドウェブの片隅で、小規模な諍いを演じてしまった。 今年最初のエントリーがこんなのか!と悲しくもなるが、これまで私がこのブログで書いてきたことと全く無関係ではないし、今回はこの諍いについて書くことにする。 相手は(またも)id:tari-G氏である。 http://b.hatena.ne.jp/quagma/20110102#bookmark-27870473 (ブコメ1) http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20110102#bookmark-27870473 (ブコメ2) http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20110102#bookmark-27869783 (ブコメ3) http://b.hatena.ne.jp/quagma/20110102#bookmark-2786978

    正月早々演じられたウェブ上の小規模な諍い、および「表現の自由キリッ」の意味するところについて - こぐま座
  • tari-Gさんへのお返事 - こぐま座

    前回のエントリーに対し、tari-G氏から以下のブコメが付けられた 一読してちょっと(というかかなり)困ったなと思うのは『ヘイトも言論の自由に含む特殊なアメリカ』という理解。人権の論理からも歴史からもこれは真逆なんだが端的に説明する文献が見あたらない http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20101226#bookmark-27636622 ので、私は同じブックマークページにて 気を長くしてお待ちしておりますので是非文献をお示しください。 http://b.hatena.ne.jp/quagma/20101225#bookmark-27636622 と応答した。 すると、思いのほか早くhaikuでまとまったレスをいただいた。 以下、リンク先を順に掲げる。 http://h.hatena.ne.jp/tari-G/9259274536194744414 http://h.

    tari-Gさんへのお返事 - こぐま座
  • Captain Beefheart逝去 - こぐま座

    17日、Captain Beefheartが亡くなったのだそうだ。 Captainとは、"Lick My Decals Off, Baby"というアルバムを聴いてそのあまりの近寄りがたさに呆然とした、というのみのお付き合いだったが、合掌… 同アルバムから二曲。 Captain Beefheart - Bellerin' Plain Captain Beefheart - Peon うーん…今聴くとなんか「わびさび」めいたものを感じるような… id:nesskoさんはジョージ・クリントンと対比されていていささか驚いた*1けれど、この音数が少なくギクシャクした感じはSly & The Family Stoneの"Fresh"を思い起こさせるような… Sly & The Family Stone - In Time Sly & The Family Stone - Frisky あーやっぱぜんぜ

    Captain Beefheart逝去 - こぐま座
    quagma
    quagma 2010/12/27
    id:Portnusさん、隊長にさして思い入れのない私がこのようなエントリーを書いて申し訳ない気がいたします…そういえばTom Waitsに隊長の影響はないんですかね?(また思いつき)
  • 「相手を不快にする権利」、一応の結論 - こぐま座

    1.経緯 まず、手短にこれまでの経緯を説明する。知っている方は飛ばしてくださってかまわない。 (1)ジャーナリストの烏賀陽(うがや)弘道氏が、 言論の自由には、相手を不快にする権利も含まれる。(1964年のアメリカ連邦最高裁裁判所判決) http://twitter.com/hirougaya/status/2980882499510272 とツイートする。 (11月11日) (2)私、はてなハイク経由でこのツイートを捕捉。その意味するところにつき疑問を感じ、「1964年のアメリカ連邦最高裁判決」に直接あたって確認する必要を感じる。なお、その判決はおそらくNew York Times Co. v. Sullivan,376 U.S. 254(1964,サリバン事件判決)だろうと推測するも、確定不能。*1(同12日−13日) (3)私、ツイッターアカウントを取得し、1964年のアメリカ連邦最

    「相手を不快にする権利」、一応の結論 - こぐま座
    quagma
    quagma 2010/12/25
    id:tari-G気を長くしてお待ちしておりますので是非文献をお示しください。
  • 12月21日の大阪高裁判決の政教分離判断について - こぐま座

    現在全国各地の裁判所に係属中の靖国合祀訴訟の一つにおいて、前例のない画期的判断がなされたようだ。 靖国神社への戦没者名提供「政教分離に違反」 大阪高裁 太平洋戦争の戦没者らの遺族8人が「遺族の意思に反して靖国神社に親族を祭られ、故人をしのぶ権利を侵害された」として、同神社と国を相手に神社が管理する名簿から氏名を消すことなどを求めた訴訟の控訴審判決が21日、大阪高裁であった。前坂光雄裁判長は、遺族側の請求を退けた一審・大阪地裁判決を支持して遺族側の控訴を棄却したが、国が戦没者の氏名などを靖国神社に提供したのは「国の政教分離原則に違反する行為」と指摘した。 原告側弁護団は「国が合祀(ごうし)に協力したことを違憲とした初判断」と説明している。一方、控訴棄却を不服として最高裁に上告する方針。 (略) 前坂裁判長は控訴審で、護国神社への自衛官の合祀をめぐり遺族側が敗訴した最高裁判決(1988年)を踏

    12月21日の大阪高裁判決の政教分離判断について - こぐま座
  • 改めて「黒い彗星」氏の行為について(12月11日の記事の補足、および批判的ブコメへの応答) - こぐま座

    はじめに 正直に言うと論争とかいったことは苦手だし、そうそう毎回批判的ブコメに回答してなどいられないと思うのだけれど、前回の*1エントリー(「黒い彗星」氏の行為は在特会の表現の自由に対する不当な侵害であり、許されないか )は少し舌足らずであったかも、という気がしないでもないし、また私自身の立場をはっきり述べることもしなかったので、今回は、批判的ブコメ(ブックマークページ)に応答しつつ、これらの点の補足を試みようと思う。 (1)前エントリーの舌足らずであった点、および私じしんの立場について、takamm氏のコメントによせて id:takamm 「人種差別主義的な発言であっても表現の自由に含まれる」―なぜこれが前提?多くの言葉を連ねているが、ただ一言、「差別を容認する表現の自由は存在しない。」id:uchya_x以下、人間として最低限の...は言い過ぎ削除 コメントの後半部分はuchya_x氏

    改めて「黒い彗星」氏の行為について(12月11日の記事の補足、および批判的ブコメへの応答) - こぐま座
  • ゼンショーによる労働委員会の救済命令無視と、それに対する罰則 - こぐま座

    労働組合の団体交渉権を侵害し、労働者としての尊厳を傷つけられたなどとして、大手牛丼チェーン「すき家」で働く仙台市のアルバイト女性(43)と、女性を支援する労働組合「首都圏青年ユニオン」は13日、すき家を展開するゼンショー(東京)に計約360万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴状によると、同ユニオンは2007年2月、女性の未払い残業代の支払いなどを求めて団交を申し入れたが、同社は拒否。今年7月には中央労働委員会が「団交拒否は不当労働行為」と認定したが、応じなかったという。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101213-OYT1T00743.htm この記事に対し、こちらでこういう場合に雇用主に対する罰則はないのか、無視しても何もお咎めなしなら労働委員会はなんのためにあるのか、という疑問が呈されている。 私も気になったので少

    ゼンショーによる労働委員会の救済命令無視と、それに対する罰則 - こぐま座