米兵無罪の「誤審」を隠ぺい 主婦れき殺事件 Tweet 歩道側に猛スピードで突っ込み大破した事故車両。車を運びだそうとしたMPに多くの住人が抗議した=糸満町糸満の事故現場(1970年9月19日未明) [画像を拡大] 「糸満主婦れき殺事件」の無罪判決は「誤審」だったと指摘している米国民政府法務局作成の機密報告書(県立公文書館所蔵) [画像を拡大] 社会 2012年1月5日 09時45分(1時間46分前に更新) 酒に酔い速度超過で糸満町(当時)の主婦(54)をひき殺した米兵を米軍法会議が無罪とした「糸満主婦れき殺事件」について米国民政府が再検証し、判決は「誤審」と認識していたにもかかわらず、「判決への批判を高めるだけで生産的でない」として公表せず、琉球政府や日本政府に隠蔽(いんぺい)していたことが、4日までに分かった。 米国民政府のマクニーリー法務局長が判決の3週間後に軍法会議で検察を務めたブ