今やすっかり身近になったBluetooth(ブルートゥース)。マウスやイヤフォンなど、電子機器を無線で接続するためによく用いられている。 ところで、Bluetoothという名前を分解すると、Blue=青い、tooth=歯で「青い歯」となる。いかにも隠された意味がありそうな名前だ。 「青歯王」と呼ばれた王様がいた <青歯王「ハーラル1世」> Bluetoothという名前は、「青歯王」の名で知られた10世紀のデンマーク王・ハーラル1世に由来する。青歯王ハーラルは、デンマーク全域を統一し、またノルウェーを統合した功績をもつ。 司教ポッポによって洗礼を受けるハーラル Photo by Anagoria - Harald Bluetooth being baptized by Bishop Poppo the missionary, probably ca. 960(2017) / Adapted.