実家に帰って親やそれ以上の世代の方たちにPCやインターネットの使い方を教えていると、あることに気づきます。それは彼らがものごとを「手順」で捉えているようだ、ということです。たとえば今年喜寿を迎えた僕の祖父は、定年後もPCを自分で勉強してエクセルでカレンダーを作ったりCDを焼いたり年賀状を書いたりといろいろしていてかなり先進的なのですが、たまに質問をされて何をノートに書いているのかな?と見てみると、操作の手順を逐一書き込んでいたりします。これはたとえばユーザーサポートでも同じ傾向で、使い方がわからないという初心者の方に「○○という設定にある××を設定してください」というよりも、「1. ○○に移動します 2. ××を行ってください」というふうに、操作の手順で伝えた方がわかりやすいという感想をいただくことが多かったりします。それ以後、問い合わせの返信やヘルプなどではできるだけ手順を追って操作を説