こんにちは。 あなたは上司や先輩、親などに「若い頃の苦労話」を聞いたことはありますか?(もしくは、若い人に苦労話を聞かせたことはありませんか?) ことわざに「若い時の苦労は買ってでもせよ」とあるせいか、日本ではとかく自分が苦労したことを自慢し、目上の人が後進への教訓として伝えることが多々ある気がします。そして、そのほとんどは目下の人への「自分と同じような苦労をするべきだ」という助言へとつながっていきます。 今回は、どうして人は自分が苦労したことを自慢し、後輩に同じような苦労を強いてしまうのかについて考えてみます。 「自分も苦労した」という理由で、目下の人に苦労を強いる人たち 人はどうして自分が苦労したことを自慢し、後輩に苦労を強いてしまうのでしょう?まずは、「自分も苦労した」という理由で、目下の人に苦労を強いる人の心理について考えてみます。 同じ苦労話でも、自らの目標のために苦労した人は、