自民党の谷垣グループは、所属議員から、岸田政権を支える姿勢を明確にして存在感を示すべきだという意見が出ていることを受けて、派閥に移行することも含め、今後のグループの在り方を検討することにしています。 谷垣グループは自民党が野党だった10年前に谷垣元総裁を中心に設立され、谷垣氏が政界を引退したあとも活動を継続し、ほかの派閥との掛け持ちも含め、現在20人余りが所属しています。 岸田総理大臣が率いる岸田派とは同じ流れをくみ、去年の総裁選挙では遠藤・選挙対策委員長や中谷・総理大臣補佐官ら、グループの幹部が岸田総理大臣を支持したことから、所属議員からは政権を支える姿勢を明確にして存在感を示すべきだという意見が出ています。 このため派閥に移行することも含め、今後のグループの在り方を検討することにしており、まずは毎週水曜日に開催している会合を、ほかの派閥と同じ木曜日に移す方向です。 ただ、総裁選挙で岸田
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