長崎県議会の臨時議会は、県が誘致を目指すカジノを含むIR=統合型リゾート施設の「区域整備計画」の議案を賛成多数で可決し、閉会しました。 長崎県は、佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」に、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致を目指していて、国の認定を受けるために必要な「区域整備計画」は、今月28日が申請の期限となっています。 こうした中、長崎県議会の臨時議会では、19日から「区域整備計画」の議案についての審議が行われ、20日の本会議では討論が行われました。 討論では、共産党の議員から「雇用効果は3万人というが、カジノで雇われた人の何倍もの人の人生が、ギャンブル依存症などで壊れることを考えるべきだ。県民の不幸を前提とするIR事業は、住民の福祉の向上を目的とする自治体がすべきことではない」などと反対意見を述べました。 その後、採決が行われ、共産党と社民党の議員合わせて3人が反対、そ