ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの停戦交渉を始める可能性について「ウクライナの立場が強化されたあとに議題を決めることができる」と述べ、NATO=北大西洋条約機構への加盟の正式な手続き開始など十分な安全保障を確約されることが交渉を検討する条件だという認識を示しました。 ウクライナでは、EU=ヨーロッパ連合の新しい大統領に就任したコスタ氏と外相にあたる新しい上級代表に就任したカラス氏が就任初日の1日、そろってキーウを訪れました。 コスタ氏と記者会見を行ったゼレンスキー大統領は、ロシアとの停戦交渉を始める可能性について「ウクライナの立場が強化されたあとに交渉の議題を決めることができる」と述べ、より射程の長い兵器の十分な供与やNATO加盟の正式な手続きの開始など十分な安全保障を確約されることが交渉を検討する条件だという認識を示しました。 さらにNATO加盟に関連してゼレンスキー大統領は、
