図書館で勉強したいけど武雄市図書館しか行くところがないという、じんとっと(@Jntt_)さんの呟きを中心にまとめてみました。 2013/05/17 20:48 拙ブログにて座席の件で電話したことを書きました。 → http://donabeneko.jp/blog/20130517204759.html 2013/05/16 13:00 5/15付け佐賀新聞でこの件が記事になりました。 続きを読む
ここのところ、図書館が何かと話題になっている。有川浩の同名小説を映画化した「図書館戦争」が公開中だし、現実においてもここ数年、全国各地で図書館の新設やリニューアルがあいついでいる。 2011年11月には、東京都立日比谷図書館が千代田区に移管され、図書フロアのほか展示室や研究室、カフェ&ショップなどを併せ持つ千代田区立日比谷図書文化館として生まれ変わった。岐阜市でも、既存の市立図書館に替えて、新たな中央図書館を中心とした複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」が、建築家の伊藤豊雄の設計により建設が予定されている。 しかし、最近もっぱら話題となっているのは、佐賀県武雄市が運営をカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC。DVDレンタルチェーン「TSUTAYA」などを展開する企業)に委託して、この4月にリニューアルオープンした武雄市図書館だろう。年中無休で朝9時から夜9時までの12時間開館と
佐賀県武雄市が市の図書館運営を蔦屋CCCに委託したことについて雑感。5月初めの新聞報道では、武雄市図書館の入館者数は、改装開業後のひと月で前年度4月の約5倍にのぼったという。今のところ樋渡市長の目論見通り以上の大成功ということになるだろう。僕の知人の図書館情報学者らも、新しい試みにとても寛容ということもあって「暖かく」見守る立場の人が多い。僕も考えをまとめておくために筆を起こした。 僕は同館を訪問したことが無いので、ウェブと報道の情報に基づいてまとめる。同館は今年度からCCCを指定管理者とし、開館時間を9時から21時に延長、年中無休とし、貸出対象を日本国内居住者に拡大している。館内のスターバックスで閲覧しながらお茶ができ、また書籍・雑誌販売、有料のレンタルCD/DVDのコーナーも併設されている。貸出用カードとして蔦屋のTカード併用版も利用できる。改装された館内は美麗で快適そうであり、ホーム
佐賀県武雄市において先月リニューアルオープンした図書館なのだけど、こちらにはスターバックスも出店していて人気らしい。もちろん、オープンしたばかりというのもあるだろうけど。 オープンから少しして知ったことは、そのスターバックスの座席数がカウンターだけの6席だということ。これは 2013/04/12 のスターバックスの店舗検索のスクリーンショットからも分かる [01] 。 ちなみに武雄市図書館サイトに記述されているルールでは、以下のようになっている。 Q.65 飲食できる場所はありますか? A 館内のスターバックスで購入された飲み物は、すべての閲覧スペースに持ち込むことができますので、コーヒーを飲みながら本を読むことができます。また、スターバックスで購入されたお食事は、一階テラス席およびマガジンストリート近くのお座席で、お召し上がりいただけます。 ※館内で購入されたペットボトルやフタつき容器(
読んで驚きの流れ 昨今の図書館に関する2ページに渡る記事なのだけど、1ページ目が武雄市図書館の話。で、ここに関しては Twitter 上だけでもかなりの批難が集まってるのだけど、そりゃぁそうだ。事実誤認しまくってるのだから。記事で取り上げられている3つのポイントに関しての突っ込みがなされているので、それらを引用してみる。 開架式と閉架式の2つの蔵書方式のうち、大半を開架式とした。従来は17万冊のうち、開架式は10万冊だったが、改装後は20万冊を開架式の書棚に並べた。膨大な数の書籍を開架式にすることで、利用者が自由に本を取り出せるようになり、知らなかった本に気づき、出会える空間が生まれた。 未知の本と出合う空間を提供する、新しい図書館 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 「従来は17万冊のうち、開架式は10万冊だったが、改装後は20万冊を開架式」→誤り。改装前後で蔵書19万5千
図書館のスタッフから説明を受ける北村真さん、鄭泰玉さん、黒田莉彩さん(左から)2階から広々とした館内を眺めた図書館内のスターバックスで、好みの本について語り合う3人説明を受けながら図書館利用カードをつくってみた「出来るかな?」。館内の自動貸し出し機を使って本を買った図書館スタッフに県外者の利用について質問する鄭泰玉さん武雄市図書館=佐賀県武雄市 佐賀県の武雄市図書館が開館して20日以上が過ぎた。全国で初めて、レンタルビデオの「ツタヤ」を全国に展開する企業が運営する。コーヒーが飲めて、ゆっくり本を楽しめるおしゃれな空間――そんなイメージにひかれ、県外からの利用者も多いという。が、実際の使い勝手はどうなのだろうか。大学生の男女3人(福岡市在住)と同館を訪ね、ユーザー目線でルポを書いてもらった。 ■「地元の人が使いやすい図書館であってほしい」(西南学院大文学部3年・鄭泰玉〈チョン・テオギ〉さん
佐世保に向かう途中、youmeタウン武雄の看板を見つけて、 寄り道して行こう~・・・と交差点を曲がると、図書館の看板を発見。 奥に見える山がハローキティの頭に見えてならんのですが・・・ 中に入って見ることに。 何ここ!かなり自分好みの図書館なんですけど!! 照明といい、書架といい・・・すごい!! 近くで作業してた職員さんをつかまえて聞いたところ、7年くらい前に建ったらしい。 とにかくびっくりしたのが、座席(勉強机)の充実。 検索機の横には8席~10席くらい、仕切りのある机(蛍光灯付)がずらり。 で、この写真の左上のガラスのところが・・・・ 読書テラス。 もう、大興奮です。 いいなぁ!いいなぁ!!ここ、いいなぁ!! 一階の一番奥には・・・・ テーブルと窓辺のカウンター式の机があるかと思えば 座席もあり。 そこから窓づたいに子どもスペース有。 書架のところにも 子どもサイズの机とイス有。 ちょ
佐賀県武雄市で4月1日、レンタルソフト店「TSUTAYA」を展開する企画会社「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC、東京都)による市図書館の運営がスタートする。 経費節減やサービス向上が目的。利用者にCCC提携店で使えるポイントを付与するシステムを巡っては、図書館の非営利性や個人情報保護の観点から問題視する声も上がったが、新システム導入に伴う手続きを済ませた利用者の9割以上は、ポイントが付く「Tカード」を選んでいる。 新装開館を2日後に控えた30日。利用者らは、天井まで届く大型の本棚が並び、コーヒーチェーン「スターバックス」のカウンターが登場した館内をのぞき込みながら、建物脇の特設コーナーに向かい、貸し出しカードの手続きを済ませていった。 このカードがCCCによる運営サービスの目玉だ。ポイントが付かないカードも選べるが、Tカードで自動貸出機から本を借りると、1日の利用につき3ポイン
武雄市は市立図書館の運営を4月1日から全国でチェーン展開している大手レンタルビデオ店に委託することになり、この会社と武雄市が共同で大幅に改装した図書館の内部が、31日、報道関係者に公開されました。 武雄市は全国チェーンの大手レンタルビデオ店の「TSUTAYA」に4月1日から5年間、市立図書館の運営を委託します。 この会社と武雄市は、これまでの公共図書館とは一線を画した新たな図書館をつくりたいとして去年11月から改装工事を進め、完成した内部が31日報道関係者に公開されました。 新たな図書館は書庫をなくして市民の閲覧スペースを40%拡大し、自由に手に取れる図書が、これまでの2倍以上のおよそ20万冊に増やされています。 また、館内には貸し出し用の図書のほか雑誌の販売やCDやDVDの有料レンタルのコーナーも併設され、カフェで購入した飲み物をどこでも自由に楽しめるなど、これまでの図書館にはみ
4月に民間委託が始まる佐賀県武雄市の武雄市図書館について考える集会が9日、同市文化会館で開かれた。委託に反対する市民ら約50人が参加、Tポイントカードの導入で、貸し出し履歴など個人情報流出への懸念の声が上がり、図書館問題の学習継続を確認した。 武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会と図書館大好き全国市民ネットが共催。日本図書館協会関係者や情報セキュリティー研究者らを交えて討議した。 市側は図書館の貸し出し専用カードも選べるようにし、履歴は図書館の管理業務に限って使用する協定を、委託するTSUTAYA(ツタヤ)の運営会社と結んでいる。専門家は「情報を扱う限りは、もれる危険性がある。問題がないようきちんとやってほしい」と指摘した。 市民の会は「市教委は図書館のあるべき姿を示していない。運営会社に丸投げしている」と批判。今後、図書館問題を整理した本を出版し、「市への公開質問状や住民監査請求を
50歳以上のシニア世代を対象にした図書館の使い方講座が24日、佐賀市立図書館であった。図書館職員によるパソコンを使った検索方法の実演などを交えながら、図書館を便利に使うコツを学んだ。 「図書館を人生のお供にしてもらい、有効活用を」と同図書館が企画し、男女14人が参加した。 図書館の三好輝明さんが概要を説明。シニア世代に勧める本をそろえた「シニアコーナー」のほか、同館にない本を全国の図書館から取り寄せてもらえる「相互貸借」、朗読など本の貸し出し以外のサービスも紹介した。 本の検索では「3文字以上を入れる」「途中まででも大丈夫」といった助言に加え、「相談に来るとき、『何万部突破した良さそうな本』といったヒントでは探しづらい。紙の切れ端に書き留めるなど手がかりを手元に残す習慣を」と話した。 職員の案内で図書館探検をし、検索パネルや自動貸出機を初めて使った佐賀市神野東の女性(70)は「図書館に来る
この記事はツイッターで武雄市図書館問題について話し合う #takeolibrary というハッシュタグに 寄せられている意見や情報なども参考にして書かせていただいております。 意見や情報を寄せておられる皆様に感謝いたします。興味のある方はご覧になってみて下さい。 なお、私のツイッターアカウントは @goldenhige となります。 ■本記事のあらすじ(結構長いので) ●前の記事に書いたように、佐賀新聞社のサイトに寄稿した井上一夫氏のブログ記事が 樋渡市長の理不尽な抗議により一時非表示にされた。 ●一時非表示にした佐賀新聞社の対応は問題もあると思うが、 素早く取材を行い新情報の公開と再掲につなげた点については高く評価したい。 ●井上氏が懸念を示した「蔵書の落下対策」に関する樋渡市長および武雄市役所の主張は、 安全対策の具体的な基準など詳しい情報が示されておらず、いまいち説得力に欠ける。 地
【出版】市立図書館をTSUTAYAが運営 九州・武雄“フェイスブック市長”の冒険筆者 佐久間文子 市立図書館の運営を来年4月からCD・DVDレンタル大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委託する―。佐賀県武雄市の樋渡(ひわたし)啓祐市長が5月に突然発表したことはさまざまな点から関心を集め、議論を呼んでいる。 民間業者が公立図書館の指定管理者になるのはほかにも例がある。たとえば東京都立日比谷図書館は千代田区に移管され、日比谷ルネッサンスグループ(代表・小学館集英社プロダクション)を指定管理者に「区立日比谷図書文化館」として昨年生まれ変わった。 武雄市のケースが話題になったのは、ひとつには代官山蔦屋書店のコンセプトとノウハウを導入する、と大々的に打ち出したからだろう。東京・渋谷区に昨年12月、オープンしたこの書店は、団塊世代が主たるターゲット。広々とした
地域主権を考える―武雄市図書館・歴史資料館問題から / 記事一覧 7月4日に「武雄図書館・歴史資料館を学習する市民の会」(以下「会」)を立ち上げ3か月が過ぎた。今回の問題は「図書館そのもの」と「地方政治行政のありかた」と、二つに分けて整理したいが後者の問題が大きいと思う。7月の立ち上げから、すでに10回のコア会議や市民学習会を行い、その間に、市議会に対する2回の公開質問状と9月議会には請願書なども提出してきた。一方で「会」のウェブサイトを立ち上げ、私たちの行動と収集した資料を公開している。その意図は図書館・歴史資料館問題の継続と、市民のまちづくり学習のコアとして、さらに、県内外の皆さまからも情報・ご教示をいただきたいと考えているからである。URL: http://takeolib.sblo.jp/ 私たちの図書館については、人口5万人(建設当時は3万人)の町で自然景観も含めて、これだけ美
ポイントはなぜ付くのか 前川 敦子 2012年5月,佐賀県武雄市が発表した市立図書館の運営・管理をカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)に委託する構想については,様々な議論が現在も続いている。 CCCはビデオ・DVD・書籍等のレンタル・販売事業「TSUTAYA」やポイントサービス事業(Tポイント)等を展開する。5月の会見時,武雄市長から図書館利用カードのTカードへの切替,貸出に応じたポイント付与や貸出履歴に基づくリコメンドサービス実施などの意向が報じられたため,貸出履歴の第三者への流出などの疑念が論議となった。その後,図書館カードは既存カードとTカードの選択制とし,Tカード利用者に対して,1)図書館内に閉じた「分析システム」に「属性情報(性別・年齢・住んでいる町名)・使用年月日・使用時刻・貸出点数・貸出履歴」を13ヶ月保存し,蔵書構成などの検討資料に使用,2)自動貸出機利
佐賀県と江北、白石、太良の3町が2013年1月以降に図書館システムを統合し、共同利用を開始すると報じられています。共同化によって導入や維持管理に係る費用を削減するとともに、県全体を一つの図書館として利用者が居住地に関係なく図書を借りることができる「ビッグライブラリー構想」を推進するとされています。 図書館システム共同化 全県1館構想へ一歩(佐賀新聞 2012/10/1付け記事) http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2299618.article.html 参考: 長岡技術科学大学、全51校の国立高専が共同利用する図書館システムをプライベートクラウドで構築 http://current.ndl.go.jp/node/19644
例の武雄ツタヤ図書館構想(武雄CCC)の件ですが、発表前からその後にかけてどう推移していったかを武雄市図書館選書委員制度 - Togetterまとめで知り、さらにこの計画の鍵を握ると思われる「古賀鉄也氏」との接点や病院問題も重ね合わせてみました。 まとめ・所感 図書館については2009年1月までさしたる不満がある様子は見られず、「本のセレクトがとてもいい」との評すら。 しかし、2011年9月突如「置いてあるべき本があんまり無い」と180度転換。ただこの時点では民間の活用には触れられておらず、地元本屋より購入するとしていました。「市民病院に徹底的にメスを入れたように」とあるように、新市民病院 移転・新築し開院を迎えて次のターゲット図書館に移行したのかもしれません。 一方で、2011年7月21日図書館xTSUTAYAの文脈で「TSUTAYAなんか、休んでませんよ。」とblog、Twitter共
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