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2012年9月14日のブックマーク (2件)

  • アヴェスターにはこう書いている? 豊下楢彦 『集団的自衛権とは何か』(その1)

    そもそも集団的自衛権の問題は、武力行使の領域にかかわる、すぐれて軍事レベルの問題である。だからこそ、日の“頭越し”に北朝鮮が米国にミサイル攻撃をかけるという軍事的「最悪シナリオ」も想定されるのである。しかしそこでは、何のために北朝鮮が米国を攻撃するのか、という政治レベルの根的な問題は一切問われることはない。従って当然のことながら、日の“頭越し”に北朝鮮と米国が和解するという政治的「最悪シナリオ」が進行する場合には、ただ狼狽する以外にはないのである。このように、憲法九条をめぐっては、政治外交戦略ではなく、集団的自衛権の問題だけが、“突出”して議論されている。その結果、「米国に向かうミサイルを日が撃ち落さないのはクレージーだ」(ローレス米国防副次官)という米国の“恫喝”をうけて憲法を改正することが、「自主憲法」の制定であり、米国によって「押し付けられた」憲法からの脱却であるという、アク

  • 東京新聞:核のごみ 地中廃棄「白紙に」 学術会議 原子力委へ提言:社会(TOKYO Web)

    地中深くで最終処分するとしながら、原発で使った核燃料から出る高レベル放射性廃棄物の行き先は一向に決まらない。打開策を検討していた日学術会議(会長・大西隆東大大学院教授)は十一日、地中深くに埋める国の最終処分計画は安全とは言えないとし、処分に関する政策の白紙見直しを求める提言をまとめ、原子力委員会に提出した。 使用済み核燃料を再処理した後に出る高レベル放射性廃棄物は、毎時一五〇〇シーベルト(一五〇万ミリシーベルト)と人がわずか二十秒で死に至る放射線を放つ。国は二〇〇〇年、廃棄物をガラスで固め、地下三百メートル以上の地層に埋める「地層処分」とするよう関連法で決めたが、処分地は白紙のままだ。