陸上自衛隊桂駐屯地(京都市西京区)は7日、中部方面後方支援隊所属の男性陸曹長(53)を懲戒免職とした。 同駐屯地によると、陸曹長は中国籍の女と共謀し、2011年11月、結婚の意思がないのに南区役所久世出張所に婚姻届を提出したとされる。6月、府警に公正証書原本不実記載・同行使容疑で逮捕され、現在公判中という。 また、同隊の調査で、陸曹長が在留資格を得る見返りとして女から85万円を受け取っていたほか、扶養手当など計29万円を不正に得ていたことが判明。陸曹長は「謝礼を得るためにやった」と話しているという。