成田−羽田間、1時間で直結 成長戦略、官民で新鉄道 30年代半ば開業目指す 産経新聞 5月31日(金)7時55分配信 政府は30日、成田空港(千葉県)と羽田空港(東京都)を結ぶ新鉄道「都心直結線」構想の推進を6月にまとめる成長戦略に盛り込む方針を固めた。今秋にも地質調査を始め、早ければ平成30年代半ばの開業を目指す。これまで1時間半以上かかった両空港間を直通で1時間以内で結ぶ。JR東京駅近くに新東京駅を建設し、両空港からのアクセスを良くして観光客やビジネス客の利便性を高め、東海道や東北など新幹線を利用した全国への移動もスムーズにする。 【航空ガラパゴス】「日本の翼」縛る競争条件 航空自由化も燃料税など 都心直結線は地下鉄・都営浅草線の押上(東京都墨田区)−泉岳寺駅(同港区)間の約11キロに新線を通す。地下40メートルより深い部分にトンネルを掘り、土地の買収がいらない大深度地下方式を地下鉄