まとめでは不評らしい平安編も、曲調から映像まで一新したOPとEDからして絶品で、まとまりある短編伝奇アニメとして完成度が高い。鬼と皇をめぐる内裏の抗争劇を、モノクロに近い色調でじっくりと間をとって描いた。絵コンテを手がけた望月智充のうまさが出ていたと思う。 元々は"「萌えキャラ批判しかしない自称硬派()はまずガサラキを借りてきてお前の妄想を実際に映像化したときの面白くなさを噛み締めるといいよ」反応まとめ"だったよ - Togetter むしろ表層的な萌えキャラやロボットアクションを投入してフックを作っておきながら、多くの視聴者が持っていた「お前の妄想」を凌駕しすぎてしまって、物語が進行するにつれてふりおとしていった作品と考えるべき。そこが『FLAG』の、最初から必要最小限の設定にしぼり、さらに斬新な表現手法で視聴者を選びぬいたのと異なるところ。 いっそ『ガサラキ』も最初から、ロボットアクシ