最近、一部で、携帯電話各社が折り畳み式の従来型の携帯電話の生産を終了するとの報道がなされ、大きな話題となった。本当に従来型の携帯電話は消えてしまうのだろうか。 今も少なくないフィーチャーフォン愛好家 近年、急速にスマートフォンが台頭し、若い世代を中心に人気を獲得した。その一方で、存在感が弱まっているのが、折り畳み式など従来型の携帯電話(フィーチャーフォン、「ガラケー」とも呼ばれる。以下、フィーチャーフォンと記述)だ。世界的に見てもフィーチャーフォンの利用者は減少傾向にあるのだが、日本ではその様相がやや異なっている。 というのも、日本では、40代以上の世代を中心に、現在でもフィーチャーフォンに対する根強いニーズがある。それゆえ、スマートフォンの普及率が5~6割程度で停滞するなど、珍しい現象が続いているのだ。 その背景にあるのは、日本では古くからフィーチャーフォンの高度化が進んでいたことだ。1
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